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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

~このサイトのご紹介~ 魔性の淫楽への招待状

2020年03月22日(Sun) 21:12:01

はじめにお読みください。
一話読み切りのお話がほとんどですが。
吸血鬼ストーリーといっても。
「他では目にすることはまずないでしょう」
そう断言できるほど?変わった世界のお話なので・・・。

カテゴリの解説

2019年08月14日(Wed) 19:11:24

ひと言で吸血鬼ものの短編といっても、それこそいろんなお話が混在していますので。
カテゴリをちょっと、整理しました。
お話に共通のおおまかな設定については冒頭↑の「招待状」に書かれてありますが。
ちょっとだけ、付け加えておきます。

親友の愛妻物語~ひとまずの決着~

2018年08月06日(Mon) 08:13:57

おはようございます。柏木です。

明け方から描きつづけた親友物語、「【小話】アウトドア派」に始まり前作までは、一連のお話です。
さいしょは「アウトドア派」の小話だけで終えるつもりだったのですが、
後日談を描きたくなってついずるずると続けてしまいました。 (^^ゞ

今回は吸血鬼ではなく、ふつうに生身の男です。(笑)
吸血シーンも入れようか?と思ったのですが、それなしでもイケそうだったので、あえて入れませんでしたし、
輪姦バージョンも作ろうか?と思ったのですが、あくまでぶれずに行くことにしました。
三人の存在感がかなりリアルに想像できたので、ひとつの矛盾しないお話にしてみたかったのです。

アウトドア派と称する親友に誘われて妻同伴でドライブに行ったら、
親友の正体はアウトドアで女を犯すのが好きなやつで、奥さんを犯されてしまうのですが、
旦那は妖しい歓びに目ざめるわ、奥さんは相手の男と身体の相性がバツグンなのを確かめてしまうわで、
けっきょくヒロインを夫と間男が仲良く共有することで折り合う――という、いつもながらの話ですが、
それぞれ短く分けたのは、描きたい視点が異なったためです。

以下はねたばれになりますので、よければ本編を読んでから御覧下さい。


「だれのため?」では、
夫のためだけに生きたいから、貴男(アウトドアの男)とは結婚できません。
と、アウトドアの男のまえ、奥さんが生真面目に宣言するところを描きました。

夫は、「きょうは、このあたりで・・・」と、
やんわりとこれ以上のプレイの継続の中止を促し、アウトドアの男は素直にそれに従います。

奥さんは怯えたように夫の背中に隠れますが、アウトドアの男は奥さんに、「来週またチャンスを下さい」といって、
あくまで奥さんをモノにしたいという意思表示をします。
夫婦連れだって翌週男の自宅を訪れたのは、彼の意思表示への無言の返答でもあるわけです。
家庭訪問した土曜日はインドアだったから来週は・・・という男に対して、「明日でもOK」と応える奥さん。
粋な応対ですね。
さいしょのドライブの帰りでは夫の隣の後部座席に座っていた妻が、今回は助手席に位置を移している・・・というあたりは、描いている本人が萌えていました。(笑)


「気に入ったところ。」
では、奥さんが男をどのように気に入ったのか?を描きました。
夫に促されてそれ以上の追及をやめたところと、手の甲への接吻です。
時には退くことも、お相手の気を惹くことにつながるのかもしれません。

さいごの一行で、奥さんの心がかなり彼に傾いているところを添えてみました。


「来週の予定。」
では、さいしょの日の帰り道から、帰宅後の夫婦の語らいを描いています。
感情をあらわにした修羅場にせずに、抑えたトーンでお互いの意思を確認し合う。
そんなシーンにしてみました。


「言葉と振る舞い。」
文字通り ですな。^^
言葉ではあくまで貞淑な人妻を装いながら、腰ではしっかり応えちゃってる。(笑)


さいごのまとめが、前作です。
こんどはアウトドアの男目線で描いてみました。
ひとつの行為がひとそれぞれの目線からどう見えるのか?というのは、私にとって永遠のテーマかもしれませんね。

今朝は珍しく、この記事も入れて9つもあっぷしてしまいました。
もしかすると、新記録化もしれません。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

ナッシュさんのイラスト

2018年07月25日(Wed) 05:19:27

最近見たナッシュさん(「ナッシュの娼館」主催)のブログで見かけたデッサンがどうにも気になって、ひさびさに絵を描いてみました。
サイズがでかすぎるのでこちらでのあっぷはひかえますが、よかったらコチラを見てやってください。

https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=69848511

ちなみに、原画はコチラです。^^
http://nash00mousou.blog.fc2.com/blog-entry-645.html

すっかりご無沙汰になっています。(管理人のつぶやき)

2018年05月03日(Thu) 22:22:45

柏木です。
このところ、すっかりご無沙汰になっております。

どうしたものかこの1・2か月というもの、ぱったりと筆が進まなくなりました。
描きかけたものはじつはいくつとなくあるのですが、どうにもさいごまでお話が続きません。
どうやら柏木の身辺から、”魔”が遠のいているこのごろです。

こういう描きものは妄想の起きやすい夜のほうが進みがち・・・と思いきや、
(ココに以前からお越しの方はご承知かもしれませんが)
私の場合は起き抜けがもっとも妄想のほとばしる時間帯です。
そんな妄想が湧いてくることを、「”魔”が降りてくる」としばしば表現させていただいています。

いちど”魔”が降りてきますと、時には突き動かされるようにキーを叩きつづけて、
そのキーを叩くスピードよりもはるかに速く、
私の頭のなかで登場する人物たちが、私の思惑を超えて勝手にものを考え、話し、行為を遂げてゆくのです。
たいがいのお話が、かなり長いものも含めて、おおむね30分から1時間くらいのあいだに、一気に描き進んだものです。
(よって、時にはつじつまの合っていないお話もあるかもしれません・・・汗)

ところがこのところは、”魔”の降りてくることがほとんどなく、
かりに降りてきたとしても、見えたり聞こえたりするものがかすかで、しかもすぐに遠のいてしまって、
下書き――”魔”の動きが活発な時には、下書きをすることさえまれなのですが――を書きとめているうちに
”魔”の気配がだんだんと遠くなってしまって、結末まで至らない・・・そんなことがしばしばなのです。

もともとこのブログは、私のなかで沸き起こる妄想を止めることができずに、
「いっそ、妄想をすべて吐き尽してしまうまで描いてしまおう」という意図のもとに立ち上げたものです。
以来13年間の間に、3000以上のお話が、つむぎ出されてきました。
この流れがこのまま終わるとはとても思えないのですが・・・いまは大きな休止の時期なのかもしれません。
時折こちらにお見えくださる読者の皆さまには、良いお話を提供できず心苦しい限りなのですが、
事情をお察しの上、いましばらくお待ちくださいますよう、お願い申し上げます。

【ビジュアル版】交わりが拡がってゆく。 by霧夜様 Part2

2018年02月22日(Thu) 05:46:59

またまた!
前作「交わりが拡がってゆく。」のイラストを、霧夜さまから頂戴することができました!
木内の妻が夫に誘われるまま、吸血の場に臨もうとする場面までです。

「イメージ化したい人物の順位は娘>婚約者>妻の順」と、霧夜さまの中では最下位であるはずの木内夫人ですが・・・
惚れました!(笑)
とくに、1枚目と3枚目の、眉をひそめてややしかめ面になっている木内夫人。
この人、結婚を控えた長男と、どうやらまだローティーンらしい長女の二児の母なのですが。
若干若づくりなのは、むしろOKなのではないでしょうか。
むしろ、これくらいのなまめかしさは必要ですよね?^^
読者にとっても、彼女の血を吸う吸血鬼にとっても。^^

さいごの場面。
ほんとに、いいトコロで切れていますね? ^^;
びっくり驚愕する木内夫人。
この芝居がかった大げさなポーズが、なんともご愛敬です。
昭和の恐怖まんがみたいで。^^

と、いうわけで――
それらしい画像 とかではなくて、自作の小説が絵詞になって展開される吸血絵巻。
とくとお愉しみあれ。^^

次回以降がつづくかどうかは、霧夜様しだいです。(^^)


180222 01 180212霧夜 予備05


180222 02 180212霧夜 06


180222 03 180212霧夜 07


180222 04 180212霧夜 08


180222 05 180212霧夜 予備09


★オリジナルの本文
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-3570.html

★前のイラスト
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-3575.html

前作のあとがき。

2018年02月07日(Wed) 08:05:59

先日、ひどく体調を崩してしまったのですが、前作はそのときの夜、出張先で携帯で打ったお話です。
若干の加筆はしましたが、意外にお話のつじつまが合っていたので、ほとんどは打ったままを載せました。
布団の中でかなり症状に苦しみながら過ごした夜だったのですが、そのいっぽうでこんなことができてしまうのは不思議です。
お話作りは、苦痛からほかに注意をそらせるには、役に立ったような気がします。

妻のすすめ

2017年11月26日(Sun) 08:09:11

吸血鬼に襲われて生き血を吸われ犯された妻は、愛人との逢瀬をわたしに認めさせ、
すすんで彼の奴隷となった。
妻は女の生き血に飢えている愛人のため、自分の母親を実家から呼び寄せて襲わせた。
娘の生き血をたんのうした男にとって、その母親の生き血はどうしても、気になるところだったから。
見返りに妻は、義母の不在を寂しがる義父とのあいだに、父娘ではあり得ない結びつきをもつようになった。
「父はね、前から私のこと気にしていたの」と、妻はうそぶいた。
「母の献血を認めてくれたから、お礼をしたかったの。いいでしょ?」
きっと舅は、「献血」だけではなく「不倫」までも、認めさせられてしまったのだろう。
すっかり主導権を握られたわたしは、妻のもっともらしい言い分に、ただ頷くことしかできなかった。
妻と情夫との濡れ場を目の当たりにすることを歓びと感じてしまう恥ずかしい性癖を、
しっかりと植えつけられてしまったから。
娘に対し「恥を知りなさい」と咎めだてをした気丈な義母は、いまでは公然と不倫に耽るようになって、
永年連れ添った妻が痴態もあらわに納屋で男衆と乱れ合うのを、その夫は恥を忘れてのぞき見することに熱中していた。

自分の母親に、愛人を。
父親に、妖しい歓びを。
そんな贈り物で“親孝行”を果たした妻は、そしてわたしにも、囁きかけてきた。
「お義母さま、少しでもお若いうちに、生き血を味わってもらいましょうよ」
「御実家からこちらへ、おひとりで来てもらいましょうよ。あとの手引きは私がするから」
「どうしてもお義父さまもついていらっしゃるというのなら、私お相手するわ。そのあいだにお義母さまを、味わっていただくの。どう?」
嫁の乱行を、夫以上にとがめだてするはずの存在を、この際葬ってしまおう――そんな意図をありありと感じながらも、わたしは知らず知らず受話器をとってしまっている。
母のときはもしかすると、妻のときよりも昂ってしまうかもしれない――そんないけない妄想にとりつかれながら・・・

管理人のつぶやき

2017年11月14日(Tue) 06:59:07

今月は、第一作が13日と、ひどく遅咲きです。^^
淫らな妄想がもつれ合って、どうにもうまくお話をつむぐことができませんでした。
うち一、二作目は、「花火」がテーマです。
本当は二作目のほうが先に着想したのですが、11月ではいくらなんでも季節外れだなあと思い、
その前段で「季節はずれの花火」を描いたのです。
そのうち二作目のほうも構想(妄想?)がふくらんで、成稿をみたのがやっと今朝のこと。
まあ、せいこうってほどのもんでもありませんがね・・・ (^^ゞ

妻は地に舞う大輪の花火

2017年11月14日(Tue) 06:26:09

ねっ、花火見に行こ♡
妻はウキウキとした顔をして、わたしのことを肘で小突いた。
えっ?
わざとうろたえた声をして応じると、妻は「うふふッ」と肩をすくめて笑い、逃げるように台所に入っていった。
季節外れの花火に誘われてあの村に出向いたのは、去年のいまごろのことだった。

花火師の棲むその村では、来年あげる花火の品定めをするために、季節外れのこの時期に内輪のものたちだけを招く花火会をやるという。
たまたまなにかの縁で毎年招かれるようになったという友人に強く誘われて、わたしは妻を伴ってその村に行った。

花火よりも先に、振る舞い酒に酔い痴れた友人とわたしはいつの間にか、
村の男衆たちの手でぐるぐる巻きに縛り上げられて、草地に転がされていた。
空を舞う大輪の花火。
その下で友人の妻も、わたしの妻までも。
男衆の手で浴衣をはぎ取られて、やはり草地に転がされた。
一糸まとわぬ二体の裸体が、明滅する光芒に切れ切れに照らし出され、
夫たちの目を眩しく射抜く。
その上に、息荒くのしかかった男たちは、彼女たちの股間に忘れられない衝撃を加えていった。
都会育ちの妻たちはその夜、地を舞う大輪の花火になった――

こと果てたのち。
縛めを解かれたわたしたちは、それぞれの妻を介抱しながらほうほうのていで宿に戻った。
部屋に落ち着いたわたしたちが互いに目を背け合って座り込んでいると、
友人は自分の妻を連れて、わたしたちの部屋に現れた。
「これから出かけるんだけど、いっしょに来ない?」
「どこへ?」
「さっきの連中のたまり場」
「なにをしに?」
「こいつ、もういちどやってもらいたいって言うんだ。で、ぼくは妻を守れなかった罰ゲームで、見せつけられに」
友人の顔にあるのは卑屈で後ろめたい作り笑いなどではなく、
むしろこれからなにか特別なイベントを楽しもうという、サバサバとした晴れやかなものだった。
面白そう――
声をあげたのは妻だった。
さっきまでの憔悴した表情はかき消えて、白い歯を嬉し気に洩らして屈託なく笑っている。
「ね、あたしたちも行こ。あなたも罰ゲームよ」
わたしは妻に急き立てられるように座を起って、村の男衆たちのところへ出向いていた。

地元の姐さんたちを相手に乱交していた彼らは、わたしたちの奇特な訪問を歓迎してくれた。
「あんたの奥さん、貞操堅固だな。手こずったぜ」
目を細めて笑う老爺は、還暦をずっと過ぎた目じりを皺くちゃにして、屈託なく笑った。
周囲にいたもっと若い男どもも、乾いた声で笑った。
老爺はみすぼらしい格好をしていたが、なぜか威圧されるものを感じて、受け答えが知らず知らず敬語に変わってゆくのをわたしは自覚した。
「こ、今夜は・・・どうぞよろしくお願いします」
かすれた声で応じたわたしは、自分でもどういう表情を作っていいかまだわからずに、あいまいに笑って見せた。
「それでいいんだよ。あんたは正解」
だれかがいった。
男どもは口々に、難に遭ったわたしたちのことを侮辱するふうはなく、
「今夜は災難だったな」と、いたわる者。
「あんたの嫁、エエ身体してんなぁ」と、露骨にうらやましがる者。
「今夜は楽しかっただろ?」
「みんなでもっと楽しもうな」
「まったく手間を掛けさせやがって」
とかいいながら、どこか称賛のこもったまなざしを、わたしたちに向けてくる。
「都会の綺麗な女を嫁にできて羨ましい」と顔に書いたように、素直な称賛と羨望の視線を、わたしたち男性に、そして妻たちに、そそぎつづける。
わたしたちの妻を犯した村の男どもは、女好きという同じ人種の共感をこめて、
都会育ちのふた組の夫婦のほうへと歩み寄ってくる。
わたしは戸惑いながらも、老爺の悪びれない笑みに応えた。
「びっくりしたよ。こんなこと初めてだから」
「そうだろうね、ここじゃ日常茶飯事なんだけどな」
「妻が、もういちどしてみたいって・・・それで連れてきたんだ」
「一人で来させなかったってことは、あんたも見せつけられたくなったかい?」
老爺はからかうように言ったが、なぜか腹は立たなかった。
「いや――さすがに一人で出すのは心配だから――」
「あんた、好いだんなだね。教わんなくてもちゃんとわかるのは、奥さんのこと愛してる証拠だよ」
「そうなんですか?」
「しまいまできちんと見届けるのが、夫の務めってことだ」
「よくわからないけど・・・わかるような気もします」
自分でもびっくりするような受け答えだったが、なぜかすらすらと言葉が出てきた。
敬語と他人行儀な言葉つきが入り乱れているのは、まだきっと状況に慣れていないせいだろうと思ったけれど。

「なあお前ら、女房がほかのやつに姦(や)られるの、ズキズキ来んぢゃろ?」
老爺は仲間をふり返ると、田舎言葉でそういった。
えへへへへへっ・・・
だれもが身に覚えがあるらしい。
「わしは爺さんのおっ母さんで筆おろししたしの」
「お前ぇの女房抱いてるときに、お前ぇずっと部屋の隅っこで視ておったろうが」
「じゃけど~、気になるからの~」
彼らはしばしの間笑いをはじけさせながら、みじかいことばで互いの女房の痴態をはやし合った。
邪気の全くない笑い声を、わたしたちはあっけに取られて聞いていた。

「さてと、宴の続きに入ろうかい」
老爺がそういったときにはいつの間にか、村の姐さんたちは姿を消していて、女といえば妻と友人の妻だけになっていた。
対する男は、わたしと友人を抜きにしても、8人――
頭数を無意識に勘定してしまい、そんなことをしてしまっている自分に、思わずゴクリと生唾を呑む。
「だんなの名誉は守らないとな」
頭だった男がそういうと、夫たちは村の男衆たちの手でふたたびぐるぐる巻きに縛られて、
妻たちがなにをされているのか見えるように転がされた。
「あんたたち、抵抗できない状態で、女房を犯されたんだよな?みすみす指くわえて、自分の女房が姦られるのを覗き見してたわけじゃあないってことだ」
「ウン・・・そうだ。もちろんそうだとも」
友人が応えた。
「でもこんどは、典子が犯されるのを見たくて連れてきたんだ」
「素直でよろしい」
あんたはどうなんだ?わたしもそう訊かれた。
妻が息を凝らしてわたしのことを見つめているのを意識しながら、わたしはいった。
「ぼくもだ」
カサカサに乾いた唇から洩れた言葉は、昂ぶりに上ずっていて、それは妻にも伝わったようだった。
妻は身体から力を抜いて、村の男衆たちのほうをふり返り、媚びるような笑みを浮かべた。
それが合図だった。
「うへへへへっ」
一人の男が妻に、別の男が友人の妻に襲いかかると、男どもは飢えをこらえ切れなくなった獣のように、わらの上に横倒しになった二人の都会妻の身体のうえに、折り重なるようにしておおいかぶさっていった。
二人の都会妻は洗練されたワンピースを引き裂かれて、きゃあきゃあと小娘みたいにはしゃぎながら、犯されていった――


「旦那さんがたも、愉しんでいただけたようですな。来年もぜひ、いらっしゃい」
夕べの老爺が目を細めて、わたしたちに親し気な視線を送って来る。
あたりは、夕べの熱気にむせかえった闇は幻だったのかと思うほどの、冴え冴えとした晴れ空――
この村では昔から、夜這い合う風習があって、どの人妻も村じゅうの男という男の身体を識っていた。
それが近年の過疎化で女不足となり、村に少しでも縁故のある夫婦が招かれては、こんな夜を体験するのだという。
あくまでも口コミで、親しいものが親しいものを誘い込む形で、少しずつ“輪”が拡がりつつあるそうだ。
その“輪”のなかに、わたしたち夫婦は友人によって引き込まれ、“輪”は少しだけ、その広がりを増した。

なにも知らない夫婦を“輪”に招き入れるとき、もっとも重視されるのが夫の資質で、こうしたことに耐えうるかどうかが基準になるという。
そういえばかつて、友人が妻を誘惑して堕としてしまったのを知ったわたしは、
内心の昂奮を押し隠しながら、ふたりの交際を黙認していた過去があった。
かつて友人に、見て見ぬふりをして妻を捧げたように。
わたしは田舎の男衆たちの、粗野で荒々しい腕のなかに、妻をゆだねる決意をかためた。
こうして都会妻がまたひとり、村を彩る花火になった。

ところでどうでしょう?
今年も花火大会、あるんですけど・・・
あなたも来ませんか?よかったら、奥さんを連れて。

「こんどは、お友だち連れてきてあげるね」

2017年10月14日(Sat) 07:48:21

放課後の教室で、澪(みお)は吸血鬼に襲われていた。
首すじを咬まれ、しつように吸血されて貧血を起こして、
教室の床にひざを突き、制服のスカートのすそを乱してうつ伏せに倒れ込んだ。
さいしょは忌まわしかった、血を吸われるという行為が。
だんだんと澪の理性を侵食して、快感を植えつける。

いまはもう・・・
血を吸い取られることが、快感になってきた。
素肌を牙に侵されることに、小気味よささえ覚えていた。
血潮が傷口を抜けてゆくときのむず痒い疼きが、むしょうに嬉しくなっていた。

さっきから。
男はしつように、澪の脚を咬んでいる。
紺のハイソックスを履いたふくらはぎを、それはいとおしげに撫でさすりながら。
欲情のおもむくままに、ふくらはぎのあちこちに牙を食い入れて、咬み応えを愉しんでいる。
愉しまれている。
そうとわかっていても、やめさせることはできなかった。やめさせようとも思わなかった。

うつ伏せの格好のままでは、自分の足許をどんなふうに苛まれているのかは見えなかった。
澪の想像のなかで、
彼女のひざ下をぴっちりと引き締めていたハイソックスは、見る影もなく咬み破られていた。
ほとばされた血潮はしなやかなナイロン生地にぬらぬらとしみ込んで、濡れ濡れになっていた。
けれどもそんなことさえが、むしょうに心地よい。小気味よい。

教室の窓に夕闇が迫るころ。
吸血鬼はやっと、澪のことを解放した。
「気が済んだ?」
澪は自分でもびっくりするくらいサバサバとした口調で、吸血鬼にいった。
吸血鬼は黙って頷いた。
「あたしの血、美味しかった?」
吸血鬼はまたも、黙って頷いた。
「黙ってちゃ、わかんない」
澪はしつこく応えをねだった。
吸血鬼は少女の耳もとに唇を寄せて、
「あんた、処女だな?」
とだけ、いった。
澪はプッとふくれ面をつくって、
「あたし子供じゃないもん」
と小声でいった。
「そのうちわしが、大人にしてやる」
「いやらしい」
口を尖らせる少女の首すじに男はもういちど唇を這わせ、喉を鳴らした。
「いや・・・死んじゃう・・・」
「また来てくれるね?」
「たぶん・・・」
澪は教室の隅に目線を迷わせながら、つづけた。
「こんどは、お友だち連れてきてあげるね」

この教室は、魔の教室――
そう呼ばれていると知ったのは、澪の血をたっぷりと吸い取ったこの憎らしい吸血鬼の口からだった。
そして、この教室に澪のことを呼び出したのは、いちばん親しいクラスメイトだった。
裏切られた――というさいしょの思いはすでに消えて、
他の子も、巻き込んじゃおう――という危険な思いつきだけが、彼女の胸の奥を駆けめぐっている。
だれが良いかな。美那子ちゃんかな、香織ちゃんかな。
そういえば、ここにあたしを誘った加奈は、あたしと同じ黒髪のセミロング。
そういう子が好きなのかな。
だったら明日誘うのは――優奈で決まり。

澪はちょっぴりだけ伸びた犬歯を唇の端に押し隠して、吸血鬼にバイバイをした。
「お友だち、連れてきてあげる」
澪はもういちど、男に囁いた。
男はくすぐったそうに笑みを浮かべ、少女の囁きに応えた。
きっと夕べ、加奈のやつあたしを紹介するって約束をして、こいつの笑みをもらったに違いない。
ちょっとだけ心が疼いたけれど。
親から受け継いだたいせつな血で彼の渇きを潤すことがもう、快感になってしまっていたから、
むしろ明日の想像をするだけで、身体じゅうがくすぐったくなってくるのを感じるだけだった。
加奈はこの教室に来なかったけど。
あたしは優奈のことを、ちゃんとここに連れてきてあげよう。
そしてあの子がかわいい顔に翳りをたたえて、うら若い血潮をたっぷりと吸い取られてしまうのを、小憎らしく笑いながら見守ってあげよう。

9月のまとめ

2017年10月02日(Mon) 05:46:36

先月あっぷをした記事の数は8作と、今年のなかでは比較的少なめでした。
すとれすが多いと記事数が増える傾向にありますが、
記事数が少ないからすとれすとは無縁なリアルを過ごしているわけでは決してなくて・・・
今月はどうなるかな?

それはさておき。
8つのお話のうち、5つにコメントをいただきました。
(ありがとうございます)
ノーコメント記事が圧倒的に多数であるココとしましては、出色の出来です☆
いちいち統計は撮っていないけれど、割合としては過去最高なんじゃないかな?

こりずに読みに来てくださる方。
コメントまでくださる方。

ほんとうに、ありがとうございます。

あっぷしたお話(すこしだけかいせつ)

2017年08月28日(Mon) 07:28:57

珍しく、3連作となりました。
もっとも、三つのお話を描いたのは、それぞれ別のタイミングです。
どれもが割と長文なので、ちょっとだけかいせつを入れておきます。

「迫られて 仲良くなって」
子どものころ吸血鬼に誘拐された記憶とその後日談。
息子を受け取りに来てストッキングの脚に舌なめずりをされてしまう光景と、
帰り道にお母さんが口走った、「女のひとは、迫られると仲良くできちゃうの」というくだりとが、
さいしょに頭に入って、そこから描きはじめました。
すべての女の人がこうだというわけではありません。
むしろ、彼女独特の習性である疑いもかなりあります。
でも息子くんは、母親に似たタイプの女性を愛してしまったようですね。^^

「教程」
夕べ遅くに描きかけて、「秋」まで書いて「なんか平板だなあ」と思っていったん放棄したお話です。
(^^ゞ
半ズボンンハイソックスといういでたちに、以前からフェチを抱えていて・・・
やや同性愛的な作品に仕上がりました。
後半、「お宅の息子さんを女として愛したい」というくだりは、別話にしようかと思いましたが、
まだ頭の中で練れていなくって、断念しました。
いろんな意味で、不完全燃焼なお話?かもしれませんが、細部はかなりこだわったつもりです。
(ウソ字がなければいいけれど 笑)

「幼い兄弟の吸血鬼」
四日ほど前にあらかた描けたつもりになったのですが、
背後事情からあっぷをしそびれました。
お母さんが初めて兄弟に襲われるシーンの後半と、
婚約者を襲わせるシーンのほとんどを描き足して、あっぷ☆
あらいざらい吸わせてしまったお兄さんに、潔さを感じます。

今朝は(作者のつぶやき)

2017年08月01日(Tue) 08:06:44

いつになく濃いお話ばかり、頭に浮かんでしまいました。
たまにはこういう朝も、ありますね。
明日は更新はないと思うので、(たぶん)
時間をかけて愉しんでください。^^

一作目は、奥さんを襲った後の感想を夫に語る吸血鬼の呟き、
二作目は、田舎の風習を身をもって教えてあげた、古屋敷に棲む親切な?老人の話、
三作目は、気の強い女史と、彼女を礼装もろとも辱めようとする吸血鬼との交流。

そんな感じです。^^

ハイソックス2題。

2017年07月24日(Mon) 07:56:11

前作と前々作の「ぼく」は、たぶん同一人物です。
前々作では妹の履いているひし形もよう(アーガイル柄というそうです)のハイソックスを。
前作では彼女の履いている濃紺のハイソックスを。(きっと学校指定の通学用です)
どちらも同じ吸血鬼に、咬み破られてしまいます。
彼女たちもさいしょは抵抗したり、抵抗を感じながら許したりしているのですが、
やがて牙に含まれた毒に理性を汚染されて、徐々に心を許していってしまいます。

とくに、彼女のほうはしたたかです。
お嫁に行けない身体にされてしまってもいいように、ちゃんと彼氏を退路として確保します。
そして、彼のなかに芽ばえた寝取られ属性にさえ目をつけて、
大変な選択を迫ってしまいます。
きっとこうなると・・・彼は彼女の純潔を、吸血鬼にプレゼントしてしまうのでしょうね。まだ先のことかもしれないけれど。

カジュアルなひし形もようのハイソックスも。
知的な濃紺のハイソックスも。
吸血鬼の餌食にされて、よだれをたっぷりしみ込まされて、だらしなくずり降ろされて、みるかげもなく咬み剥がれてしまう――
どういうわけか、そういう情景を描きたくて、たまらないときがあるのです。

リンクのお知らせ ~ナッシュの娼館 さま~

2017年07月01日(Sat) 09:57:08

ひさびさにリンクです。^^

ほんとうはもっと早い段階でリンクをすべきだったのですが、リンクのやり方を忘れちゃいましてね。
(^^ゞ
それで久々に設定をいじくったら、どうにかうまくリンクすることができました。

ナッシュの娼館
ご自身の紹介文があまりにも適切なので、そのまま転載させていただきます。

  悪堕ち、男の娘を主としたSSやイラスト練習したりしょうもないこと書いたり 一応R18だぞ!気を付けろ!

悪堕ちというのは、かなり鬼畜な展開のストーリーになることがよくありますが、
ナッシュの娼館様はそのへんの寸止め具合をよく心得ておられるようです。
大概のお話が、はっぴぃ・えんどで終わっています。

おススメは、
「出るとウワサの温泉」
http://nash00mousou.blog.fc2.com/blog-entry-144.html
妖しい湯のたぎる温泉のお話です。
意外なところに生命や意思が息づいて、知らず知らず侵蝕されている・・・というありかたは、グッとくるものがありました。


「花の展覧会、吸血植物」
http://nash00mousou.blog.fc2.com/blog-entry-113.html
血の吸いかたで、与える快楽が変化する・・・というくだりは、なるほどと頷かされました。


「春画美術館」
http://nash00mousou.blog.fc2.com/blog-entry-150.html
ミステリアスな美術館。
そういえば、私もかつてこんな感じのお話を描いたっけなあ・・・と思いつつ、それがいつごろのことなのか、ちょっと思い出せないでいます。

ネタバレ抜きで評を描くのって、難しいですね。 ^^;
よければ、実際のところを御覧になってくださいね。
更新が恐ろしく速いんで、これはと思った作品にはブックマークをお忘れなく。

自称・人身御供 ~母親を譲り渡した父親のため、わが身を投げ出す孝行娘~

2017年07月01日(Sat) 09:43:12

コップの中のオレンジジュースをチューっと気持ちよさそうに吸いあげながら、
湯浅みどりはセーラー服の肩をくすぐったそうにすぼめる。
「あいつがあたしの血を吸うときって、こんなふうに美味しいのかな」
向かい合わせの椅子に座ったアツシは、椅子からのけぞりそうになった。
オレンジジュースを飲みながら、自分の血を吸われているときのことを想像したことなんか、いままでなかったから。
「それでさ、どこまで話したっけ?」
みどりはあくまでも、話題を変えないつもりらしい。
アツシは仕方なく、自分の彼女の相談に身を入れているふりをするために、真面目な顔を作って座り直した。
「熟女の血も好きなんでしょう?だからさ、お宅みたいに、ママのことも襲わせてあげたいわけなのよ」
自分の親を吸血鬼に襲わせる相談だというのに、みどりの声色はどことなく、のんびりしている。
「そのためにはさ、かわいそうな立場になるパパのことも、満足させてあげなきゃいけないわけで・・・」
だんだんみどりの言わんとしていることが見えてきて、アツシはゴクリと生唾を飲みこむ。
「それで娘のあたしが、パパのために人身御供になってあげようというわけ」
ああやっぱり・・・アツシは天を仰いだ。
自分の彼女が実の父親の相手をして、近親相姦に耽ろうとしている。
こんな現実、許せるのか?
アツシの自問自答は、すぐに終わる。
どのみち、勝負はすでについているのだ――あの忌々しい吸血鬼に、みどりを襲わせたあの時点で。

公園の出入り口へと駈け去ろうとするみどりのことを後ろから追いかけて、
セーラー服の肩先を掴まえたのは、吸血鬼のほうが先だった。
その吸血鬼が、みどりの首すじを初めて咬むとき、両肩を抑えつけて手助けしたあのときの手ごたえが、まだ掌の感触として残っている。
あのときみどりは、処女のうら若い血潮といっしょに、
良心や理性というものを、さいごのひとかけらまで、吸い取られてしまったのだろう。

「でも感謝してるわよ、アツシには。だってあいつったら、あたしの血が凄く気に入ってくれて、いっぱいいっぱい吸ってくれたんだもの」
そう。
そのあと公園の植え込みの陰に引きずり込まれたみどりは、アツシの目の前で犯されていった。
あわてて後ろを向いて目隠しをしようとしたアツシのことを、「待って!」と叫んだみどりは、いった。
「せっかく片棒担いだんだったら、さいごまで見届けなさいよ。男でしょっ。
 自分であたしの処女を摘まないんなら、ひとが摘むところをちゃんと視なさいよっ」
けっきょく、みどりの言ったことは正しかった。
アツシはいまでも、そう確信している。

熟女の吸血シーンを見届けるのは、アツシの仕事。
みどりの父親が、永年連れ添った妻が初めて犯されるのを視るのを拒んだからだ。
「また美味しい想いができるよね、アツシくん」
冷やかすように声をかけてきたみどりに、アツシは応えなかった。

みどりの母親は、あっという間に“料理”されてしまった。
娘のときよりも、あっけなかった。
初めての吸血鬼の来訪を着物姿で接した彼女は、
おろおろする夫と冷ややかに見送る娘を背に、すぐに別室に連れていかれると、
その場で組み伏せられ、首すじを吸われた。
ひっ・・・
ひと声あげたのが、彼女の抵抗のすべてだった。
たくし上げられる着物の裾からじょじょにせりあがって来る脚線美が、アツシの網膜に灼(や)きついて離れない。
顔を背けて目を瞑って受け容れたひと突きに、あきらめたようなため息をひと息つくと。
女は女の務めを自覚して、あとはためらいもなく、夫婦の営みと変わらない行為に耽り始めていった。
女が”沈没“したのを見届けるのもそこそこに、アツシは二階の勉強部屋を目指してゆく。

はあっ、はあっ、はあっ・・・
母親が婦徳を汚されている階下の真上の部屋で。
その娘が実の父親相手に、娼婦になりかけていた。
真っ白なハイソックスの両脚が思い切り開かれたそのあいだに、みどりの父親の浅黒い臀部が、せっぱ詰まった勢いで肉薄してゆく。
近親相姦という異常なセックスへの昂ぶりが、みどりの日常をまたひとつ壊した。
理性の崩れ果てた少女は切実な顔つきで目を瞑り、
媚びるような鼻息をすぅすぅとひくつかせ、
セックスに狎れた腰つきを、迫ってくる逞しい腰にぴったりと密着させてゆく。
明らかに、アツシの視線を自覚してたうえでの行為だった。

視られているって知りながら、これ見よがしに乱れてゆく彼女の横顔に。
アツシは不覚にも、脱ぐのを忘れたズボンのなかで、激しい射精をくり返してしまっていた。


あくまで、親孝行だったんだからね。
あくまで、人身御供だったんだからね。
おや、なに鼻血出してんの?
いっしょに入った喫茶店の、すぐ隣の席から。
みどりはオレンジジュースを吸いあげるのをやめて、こちらの顔を覗き込んでくる。
とても意地悪で、愉しくって仕方がないという満開の笑みを滲ませながら。

”お見合い”に隠された真の意義について

2017年06月06日(Tue) 05:44:44

娘のお見合いとは、娘を犯す相手を見つける作業だ――
白髪頭のなかでいっそうかたくなになった脳裏の陰に、カツヤはそんな妖しい想いを秘めていた。
きょうは、娘のお見合いの日――
相手の男性は、母さんが縁類を頼って見つけてきたという。
彼氏も作らずにかたくなに独りでいる娘の理香に、彼らは親らしい心配をしてはいた。
妻も夫も、吸血鬼の惑溺から逃れることができずにいながらも・・・

仲人を交えて――あとは若いお2人で――そんな一連の手続きのあと、カツヤは独り庭園の彼方をぼんやりと眺めていた。
「だいじょうぶですよ、お義父さん」
背後からかけられた声に振り向くと、そこには真理のお見合い相手がいた。
色白で目鼻立ちのととのった、しかしどこか胸の奥に秘めたいびつなものを感じさせる青年――
その彼が、うわごとのように力のない声色で、口を開く。
「娘を犯す相手を探す儀式って、思っているんでしょう?」
青年は、カツヤの感じていた妄想を、ずばりと言い当てていた。

ぼくもそんなふうに、感じていたんです。
でもお嬢さんとのお見合いは、そうとばかりとはいえない。
お嬢さんはもう、男を識っている。
そうと知りながら、お義父さんも、お義母さんも、疵ひとつない娘という触れ込みで、
僕の花嫁候補としてお嬢さんを着飾らせて連れてこられた。
しかるべき家に嫁にやってしまえば、自分たちの責任を果たせるのだと――
いえ、いやな言い方になってしまってすみません。
それでもお嬢さんを犯す権利を手に入れることに、変わりはないわけですから――
でも本当にあなたが探していらっしゃるのは・・・
自分の娘を犯す男性ではなくて、
嫁いだ娘を寝取られる男性 なのではないですか?
妻を寝取られる日常を甘受することのできる、寛容な夫。
ちょうど、あなたみたいな――

青年は、なにもかも見通している。
どこに出しても恥ずかしくない良家の娘として育て上げながら。
その一方では、淫らな吸血鬼にうら若い血液を吸い取られる歓びを識ってしまった娘。
もう、普通の結婚で満足できるからだではないことを、親である彼らがもっともよく承知していた。

できますよ。
青年は冷ややかに笑みながら、いった。
ぼくなら、吸血鬼に純潔を捧げたお嬢さんを、妻にすることができます。
そして、妻になった真理さんが吸血鬼に誘い出されて、不倫に走るのを許すことも・・・
だって、この縁談を承知したのはぼくだから。
両親は、なにも知りません。まだなにも、わかっていません。
でもきっと、ぼくの挙式までのあいだに、お嬢さんの血を吸っている吸血鬼は母のことにも目をつけて、襲って血を吸おうとするのでしょう。
ぼくはきっとそのときには、母の名誉を守ることよりも、そのひとの欲求を満足させるほうを、優先させてしまうでしょう。
凄腕の彼のことだから――
母と永年連れ添った父さえもたぶらかされて、
母を情婦にしたいというかれの申し出を、快諾してしまうことでしょう。

そんな日常に、ぼくは強烈に、憧れているんですよ。
そう、あなたはみつけてくれたのです。
娘を犯す相手を。
そして、ご自分と同じく、妻を寝取られることを歓びと感じることができる相手を――

男ふたりは、ニッと笑った。
お互いの笑みのなかに、自分との同質性を認め合う笑いだった。

娘をよろしく。
こちらこそ、末永く・・・

なんも知らない青年の両親は、仲人の老人が人妻の血を狙っているとはつゆ知らず、
これからもどうぞよろしく・・・などと、言ってはならないことを申し出てしまっている。

古いお話♪

2017年06月04日(Sun) 07:45:00

管理人のつぶやきです。^^

なん年もまえに描いたお話にコメントを頂けるのって、嬉しいですね♪
ブログの欠点は、過去の記事がどんどん埋もれていくことだと思うのですが、
どんなに古い記事であったも、後悔されている以上検索機能やリンクを使えばたどり着けるはず。
過去記事が下に下がっていくという物理的な理由だけではなく、
描き手・読み手の双方が、古い記事を注目してもらえない記事にしてしまうのでは?って感じています。

先日コメをいただいたお話は、7年前・9年前に描いたもの。
描いてから何年も経つはずなのに、なぜか描いた当時のことを憶えています。
コメをいただいたお話が、たまたまそういうお話だったのか、
かなりのお話について思い出せるのか、
謎です。 (笑)

今月は。

2017年05月26日(Fri) 07:59:11

あっぷしたお話の数が、意外にふくらみました。
中旬ころに、よくつづくなあ。日数と同じくらい描いているなあと気がついて、
それからはやや、日数よりも多く描こうという気分も交えてしまいましたが、
すとれすが原動力のこのブログの記事数が多いということは、いいことなのか悪いことなのか?と思ったりします。

もっとも、今週末はネット落ちすることになりそうなので、しばらくあっぷのほうはお休みになるかもです。
記事数が30の大台に乗ったら、ほんとうにひさしぶりのことになるんですけどねえ。

このところ。(作者の独り言)

2017年05月08日(Mon) 07:14:43

人妻ものが、多いですな。
柏木ワールドは平和な世界?なので、間男と夫とのあいだで諍いは起こりません。
三者三様の顔つきで、仲良く共存しています。

妻の浮気を寛容に受け容れる夫と、そんな夫を挑発する妻。
そんな風景をむしょうに描きたいときって・・・いったいどんな心理状態なんだか・・・自分でもよくわからないですね。
あっぷを始めて、かれこれ12年近くにもなるんですけどね。(笑)

【映画】呪いの館 血を吸う眼

2017年05月05日(Fri) 14:42:00

たまたま観る機会があったので、映画の感想を描いてみます。
レビューなんてたいしたものではございません。
映画は嫌いではないけれど、知識はほとんどありません。
よって、観たまんまのかんそうになると思います。
あ かんそうなので、ネタバレ注意はお約束ですね。(笑)

知る人ぞ知る映画なので、映画の来歴については私が描くよりも、もっと詳しい別サイトさんを御覧になっていただいたほうが良いと思いますが、1971年にできた映画です。
「血を吸うシリーズ」というのが三作あって、これはその第二作め。
ほんとうは一作目から観るべきなのでしょうが、たまたまのご縁で第二作を先に観ることになりました。

ヒロインにはイカす恋人と、可愛い妹がいます。
姉はおっとりしていて引っ込み思案。妹は活発で、挑発的な「現代美人」です。
姉は20代前半でも、働いているようにはみえません。
妹は姉より3歳年下なので、学生であってもおかしくない世代ですが、これまたなにをしている人かわかりません。
両親はどうやら、他界しているみたいです。
裕福な家に育ったお嬢さん姉妹が、なに不自由なく暮らしている というところでしょうか。

ヒロインには恐怖の過去があって、幼い頃に吸血鬼と恐怖の邂逅をしたようです。
ただし、記憶は薄ぼんやりとしていて、よく思い出せない。
どうやら親たちが忘れさせようとしたらしいです。
真実は、珍しく飼い主を振り切った愛犬を追いかけて海辺の洋館に迷い込み、
そこでピアノの前に腰かけたまま死んでいる美女と、その女性の血を吸った吸血鬼を視てしまった というわけです。
その吸血鬼が16年の時を経て、またヒロインの前に姿を現し・・・というのがストーリーの骨格です。

【怖い姉妹】
ヒロインと準ヒロイン(しばしば姉と妹)がいて、二人とも狙われて、
準ヒロインは血を吸われて死亡。
でもヒロインは危ういところを助かる――という筋書きは、結構多いです。
古くはブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」がそうです。
「血を吸う眼」とくしくも同時期に放送された「仮面ライダーV3」にも、吸血鬼ではありませんが、同工異曲の設定のものがあります。
(第42話 「カタツムリ人間の人体実験!」)
どちらの場合も、くしくも、というべきか、ヒロインはおっとりしていて、準ヒロインは勝気な性格。
「吸血鬼ドラキュラ」では準ヒロインが食われてしまい、「カタツムリ人間」では姉のほうがやられてしまいます。
観る側としては、「どちらがやられてしまうのだろう」と、ドキドキしながら観ることになります。
そうそう。未見ですが、
「ドラキュラ 血の味」というとても気になる映画(これも古いです)があるのですが、やはりヒロインは姉妹のようです。
やっぱり、ドキドキしながら観ることになりそうです。

先に行きましょう。
裕福な姉妹、と描きました。
でも、「血を吸う眼」の設定はかなりしっかりとしていて、
姉は怯えやすく両親の愛を一身に受けた立場。
妹はそんな姉にとても嫉妬している。そんな関係がある場面で浮き彫りになります。
妹は(もしかすると積極的に)吸血鬼に身をゆだね、姉を狙う(ないしは、襲われるように仕向ける)ようになるのです。
吸血鬼そのものももちろん怖いのですが、むしろこうした妹の歪んだ感情が、じつは一番怖いかも。
ブラム・ストーカーもそうですが、ヒロインに負の感情を抱えた準ヒロインは、血を吸われて滅びるのがルールのようです。

血を吸い尽された妹は、病院に向かう車の中で絶命。
さいごには自分の所行を後悔したらしく、姉には「私が死んだら身体をすぐに焼いて」と言い残します。
ヒロインの恋人は常識的な医者なので、「だびに付す前に解剖を」ということを始める。
霊安室で蘇生した妹は、たまたまツーショットになった看護婦に襲いかかり、脱走します。

【犠牲者の群像】
吸血鬼が血を吸ったのは、ヒロインの妹だけではありません。
最初に襲ったのが、自分自身の恋人。(後述)
それから、実の父親。
それから、ヒロイン姉妹に身近な年配男性。(吸血鬼の下僕となってヒロインの恋人を殺そうとするが、落雷のため感電死)
それから、その年配男性を手中にするために使わされた運送業の男。(終盤で死体となって発見。たぶん失血死)
それから、妹がおかしくなる前に恋人の勤務する病院に運び込まれた、正体不明の若い美女。(病室をさ迷い出て転落死)
みんな、死んじゃってるんですね。。。
特に父親は、長期にわたって息子に血を吸われ続けて死んだようです。
一回吸われただけで死ぬわけではなさそうですが、父親以外は精神的に支配されてしまっています。
父親だけが例外なのは、意思が強かったからか、吸血鬼の血統の一員だったからか。
どちらにしても、周囲と共存することが難しそうな吸血鬼です。

ちょっと見ただけではかなり意味不明なのが、病院に担ぎ込まれた美女。
病室からさ迷い出るシーンで明らかになりますが、超ミニ丈のネグリジェ姿という、今観てもセクシーなカッコ。
いかにもミステリアスな存在としてえがかれますが、病院から逃げようとして誤って転落死してしまうという、あっけない最期を遂げます。
存在感があり過ぎるのに最期があっけなさ過ぎて、「なにこの人?」という感じなのですが、
ちょっと気になったのがセリフの中だけで登場する遺族の言いぐさです。
「これ以上恥をさらしたくない」として、解剖を拒否して遺体を引き取り、すぐに火葬にしたというのです。
「恥をさらしたくない」というのは、吸血鬼の餌食になったことだと察しがつきますが、
処置が早すぎないか??
きっとこの遺族は、娘が吸血鬼に襲われたことも、一刻も早く焼かないと吸血鬼として覚醒することも知っていたのかもしれません。
だとすると・・・姿を現さないだけに・・・謎の一族ですね・・・

【ラストシーン】
この吸血鬼は代々呪われた血を持つ家系の出で、代々必ずしも吸血鬼になるというものではなかったようです。
げんに、父親は吸血鬼にならなかった。
本人は突然発症して、恋人を襲い血を吸って、吸血鬼として覚醒したようです。(それが、ピアノの女性)
この父親は最後のシーンで登場するのですが、とても不可思議な存在です。
ヒロインと恋人が洋館の中で発見したときにはすでに、イスに腰かけたまま死んでいる状態。
グラッと崩れ落ちるとき、掌が脱落してそのまま机の表面にへばりつくシーンは、かなーり怖いです。

そこに吸血鬼登場!
お約束どおり、ヒロインに襲いかかろうとして、恋人と格闘になります。
痩せ身で顔色が真っ蒼なくせに腕っぷしは凄くって、恋人のほうが形勢不利。
ヒロインはなん度もつかまえられて、血を吸われそうになります。
さいごはなぜか生き返ったお父さんが吸血鬼と化した息子の足を引っ張り、二階の吹き抜けからあえなく転落。
都合よく置かれていた杭に串刺しになって、悲惨な最期を遂げます。
生き返ったお父さんが吸血鬼として覚醒したのだとしたら、映画が終わったあとにヒロインは結局襲われちゃうところですが、
どうやらそのまま息絶えたみたいです。
哀れ。

【ふろく いささかフェチな感想】
この映画では、ヒロインは咬まれずに終わります。
ヒロインが追いかけまわされて、なん度も咬まれそうになった挙句、無傷で助かる。
めでたいには違いないのですが、こういう「寸止め」な処置は、けっこう欲求不満がたまりますね。(笑)
昭和40年代にはやった女の子向けの「恐怖まんが」でも、この手合いが多いです。

ブラム・ストーカーは、「咬まれても吸血鬼が滅びたので人間に戻った」という処理をします。
当然のことながら、ヒロインが咬まれるシーンが映画での見どころになります。
(観客というのは、残酷なものですね)
ほとんどの映画や小説が、咬まれたときにヒロインが恐怖や苦痛、屈辱以外の感情を持ちます。
いわゆる、うっとり、恍惚・・・というやつです。
ブラム・ストーカーのヒロインは、若妻です。
その若妻が、吸血鬼相手にほんの一瞬にせよロマンチックな感情を抱いてしまう。
その禁忌性が、ひとつの魅力だったりもします。

こんなふうに、「さんざん気を持たせたあげく寸止め」よりも、咬まれてしまったほうがお話としては深みが増すこともあるようです。
でも「血を吸う眼」の場合には、ヒロインがおっかなびっくりのおぼこ娘で、恋人も品行方正なインテリさんですから、
却ってそういう妖しい体験をしてしまうと、観終わった後味があまりよろしくないかもしれませんね。


したがって、それらしい吸血シーンは、妹のものだけとなります。
夜中に湖畔にさ迷い出て、吸血鬼に抱かれ、首すじを伝い落ちる血のすじが胸元に吸い込まれてゆく――というシーン。
これはこれでドキドキするのですが、欲を言えば牙でググッとやるところを観たかったなあ。
(^0^)


さいごに、冒頭に出てくるトラウマシーン。
ヒロインがまだ幼い頃に吸血鬼と邂逅するシーンなのですが、これもなかなかです。
真っ赤なミニスカートに、タイツを穿いているんです。
当時のタイツと言うと、もっさりとしたものが主流だったはずですが、
彼女の穿いているタイツはオトナっぽい薄地のもののようです。
いかにも両家の子女・・・という雰囲気を感じます。
終盤、大人になったヒロインと16年ぶりに邂逅を遂げた吸血鬼が、「お前は私の花嫁になるはずだった」と告げます。
自分の牙の犠牲になることを「花嫁になる」という表現でくるんでいるようです。
16年前は、吸血鬼のお父さんが彼女を逃がしてくれたのですが、
もしも運悪くこの場で花嫁になってしまったとしたら・・・
タイツを穿いた少女の脚に舌なめずりをくり返して・・・なわけは、ないですよね。^^;

お下品な話はさておいて、
この映画を観ての恐怖感は、それほど強くはありません。
ただ、いかにも昭和な空気が画面全体に漂っていること、
昔の乙女の話し口調、ものごしはこんなだったのだなと、
映画全体を包む雰囲気にこそ、魅了されるべきなのかもしれません。

イラストはイメージですが、ちっとも似ておりません。
すでに描いたように、ヒロインは咬まれておりません。
ここは吸血鬼に同情して、ちょっとだけいい思いをさせてやることにしました。^^

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問題があるようなら、削除しますので、いまのうちに御覧下さい。

ブログ拍手♪ 「気丈な姑」シリーズに、連続拍手をいただきました。

2017年04月12日(Wed) 07:32:53

おお、すごい!
昨日あっぷした「気丈な姑」シリーズに、連続拍手が。
最多は「気丈な嫁 4(いまのところ最終話)」の5つです。
万年閑古鳥な「妖艶な吸血」では、驚異的な数字です。

個人的には、「2」が好きなんですけどね。
吸い取った血で持ち主の服を汚したいというお相手の吸血鬼の好みに合わせて、
机上で潔癖なお姑さんがキチンとした服装ででかけてゆく みたいなくだりが。^^
ほんとうは、「もっと若いうちにお逢いしたかった」という奥さんのひと言にご主人がトドメをさされるところがメインだったんですけどね。
でも、テーマ性らしいものが一番あるのは、やはり「4」かな。

拍手の主の慧眼に、拍手♪

ブログ拍手♪ 10年以上前の記事にいただきました☆

2017年02月26日(Sun) 06:26:02

一か月くらい入っていなかった、ブログ拍手。
久々に入ったなーと思って見に行ってみたら、2006年12月の記事でした。

「吸血の音洩れる夜」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-651.html

いまでいうなら「家族で献血。」カテゴリに属するお話かも。
表現が今のものよりも凝っているような気がします。
体温や足音でいろんなコトを表現していたりとか。
そういえばこんなの昔描いたような・・・くらいの記憶は、戻ってきました。
ま 3000以上描いていますからね。 A--;
でも、お話を読んで思い浮かぶ光景は、描いたころとほとんど違いないような気がしています。
あくまでフィクションのはずなんですけどね。 (^^)

ちょっぴり解説。 (今朝もずいぶん、進みました。 汗)

2017年02月12日(Sun) 07:48:59

このあいだあっぷをしたかいせつが評判がよろしかったので、性懲りもなくまた書いてみます。

「むかし話」
古い民話調で公認寝取らせ話を、描いてみようと思い、キーを叩きました。
今回のキーワードは、
「勝手に通え」
ですね。ココが真っ先に思い浮かんで、制作に踏み切りました。
だいたいいつもこんなふうに、何気ない言葉のきれっぱしが創作のきっかけになることが多いんです。


「卒業間近の、仲良し三人組」
ちょっぴりぬるい、学園吸血物語です。(1月26日構想)
冒頭に、実際にキーを叩いた日付までコピペしてしまったのに今頃気づき、さっと消したのはナイショです。
(^^ゞ
楽しそうに血を吸われに行く女の子たちと、
さっきまでえらそうにまくしたてていたのに、別人のように怯えながら吸血鬼の餌食になってしまう女教師の対比を描きたかったみたいです(のかな?)
あと、4月から制服がとりどりに変わるというところも。
彼女たちが高校に進学した後は、吸血鬼としては「三度おいしい」はず。
ほんとうは。
別々の学校に進学していく三人のちょっぴり寂しい心境まで書き込めれば、そこそこいいお話になったはずなのですが・・・


「真冬のデート」
さっきまで寝床のなかにいて、ふと思い浮かんだ情景をそのまま文章にしました。
こういう流れで創作すると、出来はともかくあっぷしたあとの後味はとてもよろしゅうございます。^^
道行く人の目を気にして、履き替えたストッキングは破かないでと頼む彼女の願いを聞き入れて、
二足目は舐めるだけの寸止めにする男に、わずかな思いやりを読み取ってくれれば幸いです。
相手は親ほど齢の離れた吸血鬼なのですが、
さいごの「抱っこ」があるから、彼女も心を許すのでしょうね。


「寸止め。」
一転して、寝取られ話です。
「寸止め」という言葉。
前作でヒロインの女学生が履き替えた二足目のストッキングを吸血鬼が破らなかったシーンで使おうと思ったのですが、
どういうわけか使いそびれまして、創作のヒントになるようなそうした痕跡が消えたのでした。(笑)
スカートのなかで終わらせるのと、深く芯に突き入れてまでし遂げてしまうのとでは、やっぱり雲泥の差がありますね。
男にとっても、女にとっても。
亭主の粋な計らいに感謝のできる情婦と妻だからこそあり得る、亭主の粋な計らいでもあるようです。
も少しコミカルなタッチにすれば、なおよかったか?
どのみちこの程度のお話だったか? 苦笑


「母娘」
しょーもない前作を描いた直後とは思われないほど、一転して構想が変わりました。
ちょっとしみじみなトーンになりましたが、
娘の突きつけた「父さんのこと忘れないでくれるなら」というセリフは、後段になって本人に返ってくるんですね。
「じきに慣れるわよ」で娘が納得してしまうシーンも、自分で描いていてちょっとドキリといたしました。
^^;


「父親の独り言。 ~小悪魔 後日譚~」
3日ほど前に描いていたら出かける間際になっていて、途中でばたばたとPCを閉じたのでした。
あらかた書き終えてはいたんですが。
それを今朝、多少ニュアンスを変えてあっぷしました。

お話の冒頭にも描きましたが、先日あっぷをした「小悪魔」の後日譚です。
ヒロインの吸血少女はまず息子の血を吸って、
それから女の生き血に飢えた自分の父親に、彼の母親を取り持ちます。
こういうときに、息子と妻を吸われた男性はどういうふうになるのだろう?というのが気になってしまうのですが、
いつも通りの展開・・・ということで。

昔流行っていたストッキング地の長靴下がこのお話にも登場しますが、
家族の血を吸った男との和解のしるしに咬ませてやるシーンは、こちらのお話にも出ています。
「両刀使い。」(2016.2.4あっぷ)
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-3261.html

前作のほうが、ホモセクシュアルな展開になっています。
この手の靴下はほぼ絶滅してしまっていますが、
海外のサイトを見ると、その種の嗜好の持ち主を購入のターゲットにしているみたいです。やれやれ・・・
本来は、そういうことではなかったはずなのですが。。。


「互いに互いを~地方赴任者のお愉しみパーティー~」
ひと月前の下書き時点でのタイトルは、「互いに互いを」までだったのですが、
書き上げたときにタイトルの後段を思いつきました。まんまですが。 (笑)
吸血鬼の棲む街に赴任した人たちは、全員家族ぐるみで血を吸われてしまうのですが、
そうなるに至る過程で、こんなふうに皆さん、楽しく足を引っ張り合っているんですね。
サラリーマンの縮図です。(違)

今朝あっぷをした5作のうち、「真冬のデート」「寸止め」「母娘」は今朝のオリジナル、その他は過日に描いたものの翻案 ということでした。
では。

卒業間近の、仲良し三人組

2017年02月09日(Thu) 07:37:02

「ハイソックスに、血がついてるわよ。」
「おはよう」といいながら教室に入って来たまり子に、マミちゃんが冷やかすように声を投げた。
「ウフフ。だって、ウチ出たところで吸われてきたんだもん」
まり子はいたずらっぽく笑い、友だちを誘惑にかかる。
「校舎の裏にね、いま来てるの。あなたたちも、吸われてみない?」
「おもしろそうだね」
仲良しのマミちゃんとカナちゃんが、さっそく同調する。
幸い、三人の席は教室の後ろのほう。
「こら!待ちなさい!」
担任の京子先生の叱声を背に、三人はばたばたと教室を抜け出していった。

「もうじき卒業だからね、記念に小父さんに吸ってもらいたいんだって」
まり子はしゃあしゃあと、そんな嘘をついた。
相手の吸血鬼は三人。こちらの女の子たちも、三人。
まり子の相手以外の二人は、どっちの子を取ろうか?と、お互い探り合いの視線を交し合い、
等分に女の子たちの発育のよい身体つきに視線をからみつかせて、もの欲しげな目つきで値踏みを始めている。
いざ吸血鬼を目のまえにすると、女の子たちはすっかり、怖気づいてしまっていたけれど。
三人対三人・・・もう逃げられないと観念したらしい。
気丈なマミちゃんのほうが先に、「どっから吸うの?」と訊いてきた。
「まり子のハイソックスに血がついているのを見ただろう?」
異性のよさそうなマミちゃんを気に入ったらしい六兵衛は、さっきまでまり子の血を吸っていた甚太を見やった。
まり子の血を吸った甚太は、吸い取ったばかりのまり子の血を、まだ口許に散らしている。
「じゃあ、あたしこの小父さんにする」
マミちゃんは思い切りよくそう宣言すると、六兵衛に近寄って強引に腕を組んだ。。
「みんなね、三月に卒業したら、別れ別れなの。着る制服も、べつべつなんだよ。
 マミちゃんは、セーラー服。カナちゃんはブレザー。
ほら、よく見かけるでしょ。ワンポイントのついた濃いグレーのハイソックスの学校だよ。
自動的にカナちゃんの血をゲットできることになった治平は、こけた頬を引きつらせるようにして、ククク・・・と笑う。

「こら!こんなところでなにしてるのっ!?」
京子先生がやっと追いついて三人のことを見つけたときには、女の子は三人が三人とも夢中になってしまっていた。
だれもが、白のブラウスをはだけてブラジャーの吊り紐までさらけ出し、胸を揉まれながら血を吸いあげられている。
少女たちは皆、目線を宙に迷わせ、口許からよだれを垂らしながら、気前のよい献血に励んでいたのだった。
「誰なんですか?あなたたちはっ!うちの生徒に、なにをしているの?」
いちばん気前のよかったマミちゃんの首すじから顔をあげた六兵衛が、京子先生を見返した。
京子先生の気丈な叱声は、すぐに熄(や)んだ。

「お願い・・・お願い・・・放して・・・放してください・・・っ」
京子先生は弱々しく抗議しながらも、群がら詰まって来る三人の吸血鬼を、どうすることもできないでいる。
ひとりは京子先生の首すじを、ひとりは手首を、三人めはふくらはぎに、もの欲しげな唇を擦りつけて、
女教師の生き血を夢中になって、吸いあげていた。
教え娘たちとおなじように、はだけたブラウスからはブラジャーの肩ひもが覗いていて。
ロングスカートをまさぐり上げられてあらわになった太ももは、薄茶のストッキングになまめかしく染められている。
早くもひとりが、京子先生の太ももを、好色な唇で冒しはじめていた。
まだ童顔の生徒三人の目の前で、京子先生のストッキングはブチブチと悲鳴に似た音をたてて、むざんに咬み破られてゆく。
「あたし、4月から黒のストッキング履くんだけど――きょうの先生みたいにされちゃうのかなあ」
マミちゃんはのんびりとそういって、まり子のほうを振り返る。
「そうだねー。いい眺めだねー。そこはかとなく、いやらしいし」
マミちゃんの履いていた白いハイソックスは、ストッキングのようにスケスケで、
六兵衛さんのいやらしい舌にいたぶられたあげく、縦にツツッと鮮やかな裂け目を走らせてしまっていた。
「や~ら~し~い~~~♪」
まり子は冷やかすように、照れるマミちゃんの横顔を、言葉でいたぶってゆく。
「やだっ!もうっ!」
マミちゃんは照れ隠しに、まり子のことを力任せにどやしつけた。

ちょっぴり解説。

2017年02月09日(Thu) 06:34:49

コメをいただいたのでいい気になって、あっぷした新作についてちょっとだけ。

「小悪魔」
当ブログに女吸血鬼が出現するときは、なんの前触れもなく唐突に出てくるんです。
この2年くらいは、下書きをしてからあっぷする場合が大半なのですが、
(以前はほぼ全編、入力画面にベタ打ち)
先月の女吸血鬼さんも、今朝の彼女も、下書きするのを許してくれませんでした。

同級生は吸血鬼。そして、自分のパパに僕の母さんの血を吸わせるために、僕に迫って来た――
そんなストーリーです。
同級生の男の子がMな歓びを識ってしまったのを確認するように、オトナでもなかなかできないあるロコツな儀式を行います。
そんな情景も、さらっと描いてみました。

冒頭の、「長い長い黒髪で・・・」は、とある実在の文学作品の一節に想を得て描いてみました。


「顔見知りの少女。」
じつはこのお話、1月26日にできあがっていたのです。手元のメモを見ると。
たぶん、描いているうちに仕事に出る間際になってしまって、それであっぷを見送ったのだと思います。
ほかにもいくつとなく、途中まで描いて放りっぱなしになったものが・・・ (/_・;)
いちど手を離してしまうと、なかなかあとがつづかないものなんですよ。

自分が履いているハイソックスに執着して足許にかがみ込んでくる年上の男を、「バッカみたい」と蔑むように見おろして。
それでも好き放題によだれまみれにさせておいて。
さいごにピシャリ!と平手打ち。
気の強い彼女ですが、案外優しい面もあるのかも。
潔癖なはずなのにガマンして、結局男の好きにさせてしまっているし、
貧血でふらふらになるほど、血を吸い取らせてやってもいるんです。

いやはや。

2017年01月24日(Tue) 07:46:08

いくつ描いたっけ?
ほとんど、今朝思い浮かんだお話ばかりです。
一話だけ、昨日の朝描いてちょっと直したのがありますが。
こういう朝も、ありますね。
ああ、きょうも、すとれすの多そうな一日になりそうです。。。


お話のかいせつを、すこしだけ。(あっぷした順です)
「ケーキ屋の娘」
学校帰りの制服の上からエプロンをした少女が、お母さんのお店をかいがいしく手伝ううちに、店には異様な老婆が現れて・・・
先日女吸血鬼を描いてほしいというリクエストがあったのが頭に残ったのか、お話のすじ書き同様まったくだしぬけに出現しました。
(汗)

「タウン情報 町営スポーツ施設・・・」
夕べネットサーフィン(死語)していたら、バレーボール用のオーバーニーソックスのページが目に留まりまして。
それがかすかに、記憶に残っていたみたいです。

「タウン情報 ひっそりと広まる女装熱」
冒頭のお父さんのひと言は、以前から思い浮かんでいて、ぜひ作品化しようと思っていたのです。
女装者が認知され、ふつうに暮らせたり恋愛できたりする世の中は、柏木のなかではひとつの理想です。


「サッちゃんと母親と」
まんまなタイトルですね。
気になる女の子が体育館で吸血されたのを、ゾクゾクしながら視てしまった少年のお話です。
自分も血を吸われ、お母さんまで吸われてしまうのは、ここではお約束のようですな。

「純白のドレスの追憶」
昨日朝のメモに、ただ一行。
「ヨーロッパ宮廷の白いドレス」。
これ以外ひと言も描けずに放置しました。(笑)
でも、こういうのが描きたかったのです。
ウィーンかロンドンあたりの上流貴族の社交界をイメージしました。
ケーキ屋さんに現れた女吸血鬼はみすぼらしい老婆でしたが、
こちらは妖艶な貴族令嬢として血を吸われ、そのままの若さを保っているようです。

ほかにきのうの朝のめもにいわく、
「娘が同級生を自分と父親のために家に招待する」
作品化できそうにありませんので、メモだけ載せておきますね。
(^▽^;)

ちょっぴり解説。

2017年01月10日(Tue) 06:43:13

「母さんは、賢夫人と呼ばれている。」
堅実な専業主婦が、吸血鬼に血を吸われる日常になじんでいって、
相手の吸血鬼の欲望を満たしながらも、自分の身体にも過度な負担がかからないように、
「過不足なく」、己の血液を摂取させる。
そんなしっかり者の奥さんを描きたくなってキーを叩きました。
「あとのお掃除が大変」のくだりは描きながら思いついたのですが、いかにもしっかり者ぽくなって気に入ったところです。

妻が初めて犯された後、夫が彼女のことを許し、交際を認めてやるシーンは、いつも不自然にならないか気にしているのですが、今回は比較的うまくいったと自画自賛しています。
血を吸う音にさえ好意をこめるほど執心されてしまっては、夫としても手の施しようがなかったのかもしれませんが。


「村に帰る。」
自分の血を欲しがっている吸血鬼の村に帰って、相手から手放しの歓迎を受けた少女が、
照れ隠しに「貧血起こしたら、学校行かなくてもいいんだよね?」と相手に訊く場面がさいしょにイメージに浮かんで、作品化しました。
さいしょのとき、「夏なのに」と渋る娘にハイソックスを履かせたのは、たぶんお母さんです。
都会育ちらしい彼女はすっかり村になじんで、都会にいるころから夫の郷里でのバカンスを、しっかり愉しんでいたふしが感じられます。

ヒロインの少女は、都会の学校では浮いた存在で、もしかするといじめに遭っていたのかもしれません。
建前だけご立派な日常よりも、たとえ相手が吸血鬼でも思いやりをもった相手のほうが居心地がよい――彼女はきっと、そんな風に感じたのでしょう。


「法事の手伝い」
このプロットは、なん度描いても飽きません。 (笑)
ブラックフォーマルが好きだからかも知れませぬ。^^
さいしょは、いっしょに村に越してきた近所の主婦といっしょに吸われ、並べて犯されるシーンを描きたくて始めたのですが、
お話としてまとまりそうだと思ったのは、さいごの義父のくだりです。
生れた子供はだれの子でも分け隔てなく育てる、とは言いながら。
彼女はやっぱり、その家の子にこだわったようです。
義父の子でも夫の子でも、この家の子であることに変わりはない――
そう割り切った彼女は、薄々は父親との関係を察しているらしい夫の、それとなくの協力もあって、
義父との愛人関係に積極的に応じていくようになります。

しきたりを越えたところでも密会してしまうことで、彼女は一種の開放感も味わったはず。
そんなところも、描いてみたいところでした。

武家の妻女の密通譚

2017年01月07日(Sat) 07:26:45

千丈(ちじょう)藩の若い家老である屋良瀬平太夫の妻女田鶴女(たづめ)が、使用人の甚助と太兵衛によって犯された。
田鶴女は恥辱のあまり自害を試みたが、夫の平太夫はそれを止めた。
田鶴女は手練れの年配男である両名にたらし込まれてしまい、以後は平太夫の目を盗んで両名を密会に及ぶようになった。
しかしこれは夫平太夫の内意であり、妻女は夫の内意を汲んで心ならずも武家の妻女の貞操を身分卑しき両名の自由にさせたのである。
平太夫は幼時より、両名のものと衆道(しゅどう、男色)の契りを結んでおり、
同じ藩の息女であった田鶴女との祝言の後は、新妻の肉体を両名に譲り渡す密約を交わしていた。
甚助と太兵衛の両名は、平太夫がお城に出仕した後を見はからい、田鶴女を納屋に誘い出すと、ためらう田鶴女から懐剣を奪い狼藉に及んだ。
武家の子女として厳しい訓育を受けた田鶴女であったが、その厳しい束縛を受任し続けてきた反動からか、
その初々しい肢体にあらゆる手練手管をしみ込まされるや、婦女として覚え込んではならない快楽にめざめてしまい、
ついに武家の妻女としての自制心を喪うに至った。
数か月を経ずして田鶴女は、夫の在宅中にも納屋への誘いに従うようになった。
夫が書見をしているすぐ向かいにある納屋で、両名による寵愛を代わる代わる、ないしは同時に受け容れ、婚家である屋良瀬家の家名を辱めた。
平太夫の母は存命であったが、嫁が使用人たちとくり返し冒す不義密通を咎めようとはしなかった。
自身も両名のものに凌辱を受け、これを日常的に受け容れてしまっていたため、嫁の不行儀を責めることができなかったのである。
嫁と姑はしばしば、平太夫の在宅にもかかわらず、自邸の納屋でいっしょに犯された。
甚助と太兵衛は「枕を並べて討ち死にでございますなあ」とからかいつつも、二人の婦女を愛してはばからず、
平太夫もまた、視て視ぬふりをして、身分ちがいの情交を妨げようとはしなかった。
すでに嗣子平之進を得ていたためである。

その後、御一新により武家は零落、屋良瀬家もその例外ではなかった。
しかし、暇を出された甚助と太兵衛はその後もかつての主家に出入りして、一家の糊口を養うに資を貢いだのである。
主家の零落とは反して、詳細を発揮した彼らは十分、裕福になっていたためである。
やがて平太夫は早世、平之進が家を嗣いだ。
とはいえ、すでに屋良瀬家には嗣ぐべき資産もなく、田鶴女は太兵衛に再嫁した。
甚助は妻帯していたが、太兵衛は長く寡夫だったためである。
太兵衛の「太」の一字は、先代の平太夫(早世した平太夫の父)から授かったものだったが、
彼は代々の主君の妻女の貞節を汚し、なおかつ若夫人であった田鶴女さえもその夫の死後にありがたく拝領したという仕儀となった。
太兵衛は田鶴女の夫となったものの、彼女を独占しようとはせず、甚助が田鶴女の肉体を目あてに家に通ってくるのを許した。
もともと両名は若いころより、互いの女房のもとに通い合い、通じ合っていた間柄であった。
御一新後も互いに事業を興した両名は仲の良い朋輩で、裕福になった後もこのように睦まじく暮らしたのである。

平太夫の忘れ形見である平之進は、太兵衛に養われて成長した。
母の田鶴女は太兵衛の家に入ったが、平之進はその後も屋良瀬の姓を捨てず、父のあとを継いだのである。
田鶴女の若いころからの素行からして、平之進の出生についても一応疑われるべきである。
しかし、田鶴女は息子について、「父上に生き写しです」と強弁をくり返していたし、強いて彼女の主張を覆そうと試みるものはなかった。
おそらく彼女の言い分は正しいのである。
平之進は祖母や母の不義密通の濡れ場を見て育ち、その影響は自らが旧主の息女幸姫(さちひめ)を娶った折露顕する。
彼は「親には孝養を尽くすもの、これは当家のしきたりである」と新妻に言い含め、甚助・太兵衛の両名に、初夜の新床を汚すことを許したからである。
花嫁は老いさらばえて節くれだった指でその玉の肌を冒され、
恥辱に歯を食いしばりながらも身分ちがいの一物を代わる代わる受け容れてゆき、忍耐強い婦女であることを自らの行いによって立証する。
卑賎の生れである両名は、ついには殿様の姫君とまで乳繰り合う栄誉に浴し、長く屋良瀬の家と行き来を続けたと伝えられている。


あとがき
しかつめらしい文言を使用してお話を描くと、不思議なエロさが漂いますね。 ^^;