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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

過去話。

2009年07月31日(Fri) 19:33:52

7月ももうじき、終わってしまいますね~。
突然変異みたいにお話の増えた6月ほどではないですが、今月も昨年6月以来の記事数となりました。

昨晩、古いお話にありがたい拍手が!
「慕わしき・・・姉なるひと」
三年近くまえに描いたものです。
少々乙女チックな、たいとるですが。^^;
久々に読み返してみると、いまのやつより一層濃く思い入れたっぷりな感じがします。
おぼろげにしか憶えていなかった結末に、自分で息をのんでいました。(大笑)
そういえばあの年は、ストレス満喫な年だったっけな・・・

http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-619.html

迷惑・・・だけど。

2009年07月28日(Tue) 07:49:49

迷惑・・・だけど。
おじさまなら、いいです。
彼女はそういって、目をつぶる。
すんなりと伸びた、白い首筋に。
吸血鬼のおじさんは、がぶりとうまそうに食いついた。

メイワク・・・だけど。
おじさんなら、いいよ♪
目をつぶってあげるから・・・って、いいながら。
ボクはとうとうさいごまで、視線を放すことができなかった。
初めてなのに、あんなに乱れるなんて。
着崩れした彼女の制服姿に、ひどくズキズキ感じちゃっていた、いけないボク。

やっぱり若い子は、いいねぇ。
久しぶりにありついた若い獲物に目を細めて。
おじさんは、口許を軽く撫でながら。そんなふうにうそぶいている。
たまに・・・遊びに来てもいいだろう?きみの留守中とかに。
あ、どうしても我慢できなくなったら・・・いるときでもいいかね?^^
たまになら、いいですよ。・・・迷惑、だけど。

犯す予告 ~墓場の同居人~

2009年07月28日(Tue) 07:36:48

わざと半開きになった、雨戸の向こう。
漆黒のスーツに身を装った妻は。
ほかの男の、腕のなか。
息荒く迫ってくる、血に飢えた唇に。
白い細首を、惜しげもなく吸いつけさせていた。

いつもは帰宅すら、許されないで。
わが家にかよいつめるようになったあの男から、家族の消息をうかがうばかり。
随喜の声を交えて切れ切れに耳にするそれは、ひどくまがまがしいものばかりだった。

おすそわけと称して、お情けに。
唇に塗りつけられるだけだった妻の生き血を。
やつはこんなふうにも、堂々と。
温もりかよう素肌にじかに、唇這わせて。
しなやかな皮膚を、鋭い牙でかりりと食い破って。
あんなにうまそうに、じゅるじゅると音までたてて。
悶える妻を抱きすくめながら、吸い取ってゆく。

こうして、こんなふうに。
遠目にも家族の姿を目にすることができるようになって。
やがて、彼といっしょに久しぶりの帰宅を愉しむことができるようになったのは。
わたしがある約束を、してしまったから。

視られていると知りながら。
妻はわたしのほうを、見まいとしながら。
それでも時おり、つい視線を走らせてくる。
もうこれ以上、咎めないで・・・そう哀願するように。

征服されきった女は、漆黒のスーツのすそから、脚を放恣に開ききって。
黒のストッキングの太ももを、見せびらかすばかりにあらわにする。
じんわりと滲むナイロン生地の光沢が、いつになく毒々しく映えていた。
うふふふふっ。
妻の足許を、手でなぞりながら。
すうっ・・・と、スーツのすそを、たくし上げていって。
妻が身に着けていたのが、娼婦のようなガーターストッキングであることを見せつけると。
いただくぞ。
念を押すようにわたしをかえりみて、ニヤッと笑う。

ずぶ。ずぶ。ずぶ。ずぶ・・・
二十年ちかく連れ添った妻は、拍子抜けするほどあっけなく、堕ちていった。

気を失った妻の頭を、撫でながら。
振り乱した髪を、整えてやっていると。
彼は嬉しげに、お礼を囁いて。そのうえこんな予告まで、耳の奥に流し込んできた。
あんたは生前、わたしの妻も娘も犯したけれど。
わたしが犯すのは、奥さんだけにしておくよ。
娘の純潔は、もう買い手がついているのでね。
さっき、ふたりがかりで襲った娘は。
母親に言い含められて、制服を着たまま勉強部屋に控えていて。
ひどいです・・・って、訴えながら。
生き血を吸い取られていた。
真っ暗になった勉強部屋で、目を見開いたまま、大の字になってのびている娘は。
彼のささやきを、察しているのだろうか?


あとがき
前々作の「妻と娘の墓詣り」で、娘が純潔を散らすシーンがあります。
吸血鬼になった彼氏のお父さんだったのですが。
だれがだれを犯すのか・・・みんなで決めているみたいです。

わが家に侵入。

2009年07月28日(Tue) 07:19:58

棲み処にしている墓場から。
真夜中ふらふらと、さまよい出て。
相棒と目指したのは、かつてわが家だった処。
やつはわたしよりも先に、家に入って。
わたしが出たあともしばらくは、家に居すわりつづけている。

わざと半開きになっている雨戸から、侵入をして。
女ふたりは、昼間の服を着たままそれぞれの寝室にひかえていて。
彼は、ブラウスを着た妻に。
わたしは、制服姿の娘に。
迫っていった・・・

ひどいよー。サイテー、だよー。
破けた黒のストッキングを履いたまま。
娘はむやみと、脚をばたつかせて。
口を尖らせて、ふくれている。
パパったら、めっ。
わたしの頬を、ぴたぴたと平手で叩きながら。
首筋にあやした血のりも。
セーラー服の襟首の白ラインに撥ねた、バラ色のシミも。そのままに。
娘はむぞうさに、髪の毛をかきのけている。
じゃあ、こんどはこっち。
まだ噛まれていないほうの首すじを、わたしのほうに投げかけてきた。

ママもおんなじように、されちゃってるんだね。。。
よその小父さまに。
頬にべっとりと、血のりを光らせたまま。
わざと虚ろな声をつくった娘は。
案の定挑発に乗ったわたしのことを。
ばっかみたい・・・
けらけらと、笑いこけている。
ばたつかせる脚に、白のハイソックスが眩しかった。
もう一足。おみやげにどうぞ・・・

わざとのように、放恣に伸びきった足許から。
するり・・・するり・・・
白のハイソックスを、抜き取ってゆく。
今夜のやつは、どこのだれに持たせようか?
わたしたちがせしめてくる、娘のハイソックス。妻のストッキング。
おなじ棲み処に暮らす獣どもは、目の色変えてもてあそぶのだろうか。

妻と娘の墓詣り

2009年07月28日(Tue) 06:05:16

では、ここからは私たちだけで・・・
妻は他人行儀なくらい丁重に、わたしに向かって頭をさげる。
一時間ほど経ったら、迎えにきてくださいね。
つとめて平静を装った言葉の、語尾だけがすこし震えを帯びていた。
パパ、やきもち妬かないでねー。
娘は無神経なくらい、あけすけに。
バイバイとこっちに、手を振った。
母娘ふたり、おそろいの黒のストッキングを踏み入れた墓域は。
生ある者と死者とを分つ、異域との境界線―――

ほんとうは一時間、此処のベンチでタバコをくゆらして待ちわびる身のはずが。
やはりいつものように、距離を置いて。
ふたりのあとを、尾(つ)けていた。
きゃぁ・・・
かすかな悲鳴が、耳にはいった。
あたりのなま温かい空気を、うろたえたように駆け抜けると。
立ちどまった曲がり角のかなた、黒のスーツ姿と夏もののセーラー服姿とが、
尻もちをついて、泥まみれになりかけていた。

スーツのすそからのぞいた清楚な黒のストッキングの脚には、血に飢えた者の唇を這わされて。
脛の白さを透きとおらせたその上から、ぬるりぬるりと嬲られていて。
もうひとりは、うなじのつけ根を。
べつのひとりが、二の腕を。
さらにひとりが、わき腹を。
むたいな食欲もあらわに、食いついてゆく。
キャッキャッと途切れ途切れにあがる、はしゃいだような悲鳴の合い間。
ブラウスの裂ける音が、切れ切れに洩れてくる。

娘のほうも、おなじこと。
わたしと同年輩の男どもに、息荒く迫られて。
ほどけたリボンを、胸元にひらひらさせて。
襟首から差し入れられた腕に、おっぱいをもみくちゃにされて。
濃紺のプリーツスカートを、腰までたくし上げられて。
黒のストッキングの太ももを、いやらしいべろでなぞられていった。
脱げたストラップシューズが傍らに転がっていて、
つま先までも、口に含まれていた。

わたしもいちどは、墓域に淪(しず)んだ身。
血を抜かれたものは、ひからびた血管を肉親の血で潤すことで、はじめて復活を得ることができる。
そうした幸運者のひとりに選ばれたものの務めとして。
夜な夜な、家族や知人の女性を、墓場に送り出すようになって。
妻も娘も、そんなわたしを咎めようともせずに。
今夜も花束を手に、異形の同類たちの待つ闇に、身を溶かしてゆく。

一時間の約束を、もう一時間引き延ばして。
わたしは妻と娘の待つ処へと足を運ぶ。
蒼白い頬。ふり乱した髪。撥ね散らかされた血潮。
大またに開かれた、黒ストッキングの脚。
致死量ぎりぎりまで、血を吸い取られて。
妻も娘も、肩を弾ませて息をしている。
娘の履いていたストッキングは、ハイソックスのようにふくらはぎまでずり降ろされて。
あらわな太ももには、初めての痕を赤黒く滲ませていた。

かかとの折れたハイヒールをぶら下げて歩く妻。
失血のあまり立てなくなって、わたしに負ぶわれた娘。
甘えるように負ぶさった娘の髪を撫でながら。
妻はひっそりと、呟いている。
処女の生き血は、みなさん好物なのねって。
娘はわたしに、囁いてくる。
彼氏が許してくれたんだー。
処女をあげてもいいって。
気がつかなかった?向こうの草むらから、覗いていたんだよ。
相手は彼氏の、お父さん。
義理の娘の血でも、生き返ることができるんだってさ・・・
義父となるひとを救ったことに、娘はちょっぴり誇らしげだった。


あとがき
たいとるは昨日のやつと似ていますが。
このご家族はちょっと前に描いた、この系列のお話に登場したのと同一のようです。
「頼むから」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1726.html

「頼むから 2」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1733.html

「墓場の同居人」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1776.html

「母娘を餌食に
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1779.html

「ののしる娘。 ~頼むから。~」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1780.html

妹の墓詣り

2009年07月27日(Mon) 07:01:54

1.一夜

夜が更けても空気はなま温かで、むし暑かった。
墓地の空気はいつも以上に、どんよりと澱んでいて。
今夜も寝苦しくなりそうだった。
このひっそりとした空間は、血を抜かれ切ったものたちがひそかに集う、憩いの場。
草いきれがひどく青くさかった。
遠くからガサガサと、草地を踏み分けるような足音が近づいてきた。
闇の向こうから浮かび上がったのは、見慣れたセーラー服姿。
妹の奈美は、もう中学の三年になっていた。
お兄ちゃん、喉渇いてる?
奈美の血でよかったら、吸わせてあげる。
長いまつ毛の上目遣いに、なぜかいつになく、ドキドキしていた。

白のハイソックス、履いてきてあげたよ。
お兄ちゃん、気になっていたんでしょ?
俺が無言でうなずくと、妹はとがめるようにひと言「エッチ・・・」と呟いて、
傍らのベンチに腰をおろすと、ハイソックスのふくらはぎを見せびらかすように脚を組んで見せた。
いまどきの短かめな制服のスカートから、むき出しの太ももがあらわに覗いている。
俺は妹の足許にそうっとかがみ込んで、太ももの奥に手をすべり込ませた。
やだ・・・
声をあげるのを片手で制して、つるつるとしたひざ小僧を撫でまわす。
歯噛みをしてこらえた口許から、かすかな吐息が洩れてきた。
制服、汚してもいいんだよ。これ、お兄ちゃんの接待用のやつだから・・・
まだ稚なさの残るひそひそ声が、淫らなまでの昂りを帯びている。

お愉しみ中、すまないね。
聞き覚えのある声が、闇の奥を通り抜けてきたとき。
俺は妹の肩を抱きながら、口許を真っ赤に染めていた。
セーラー服越しに、せわしく上下する細い肩。
切羽詰まったような息遣いが、セイセイと伝わってくる。
支える腕にずっしりと寄りかかってくるのは、血の重み。
みだりに喪われてはならない、肉親のぬくもりだった。
目の前に伸べられたふくらはぎには、ずり落ちかけたハイソックスが、バラ色のシミを滲ませていた。
妹さんの血、おれたちにも分けてくれないか?
俺はひっそりと、うなずいていた。
あらわな欲求は、はぜるほどの渇きからくるもの。
だれもが切ないほどに感じつづけるその渇きは、人肌の温もりを帯びたうるおいでしか、癒すことのできないもの。

こういうことになると知りながら、妹は俺に血を与えに来てくれたのだろう。
俺のことを押しのけるようにして迫ってくる異形の影どもに、
妹は口許を真一文字に引き締めて、応じていった。
ひとりは、首すじ。べつのやつは、わき腹。
ほかのふたりは、左右の脚。
さっきまで俺がしていたように、むき出しの太ももをわが物顔に嬲りまわす。
節くれだった指の間、透きとおる白い肌が痛々しく輝いていた。
ずぶっ、ぶちゅう・・・
皮膚を破り血を啜る、露骨な音が。
俺の脳裏に淫らな波長をもたらした。
ごく、ごく、ごく、ごく・・・
あお向けに倒れ臥した制服姿からあがる、複数の吸血の音。
飲み味わわれるうら若い血潮の気配が、俺の本能をゾクゾクと震えあがらせる。

家まで連れて帰る。
むっとしたように、俺が呟くと。
そうしてあげなさるが良い。
いちばん老いさらばえた異形の長老が、しみじみとした小声で応じた。
久しぶりに体内を潤したうら若い女の血が、そうさせたのだろう。
ほかの者たちの感謝のまなざしから、逃れるようにして。
じゃ。
ぶっきら棒な会釈を置いて、俺は妹の手を取った。
妹は無言で、俺から目をそむけながら頷くと。
くしゃくしゃに乱れたプリーツスカートのすそについた草切れを、
ばさばさと無造作に、払い落している。
彼女が犯されずに済んだのは、俺の妹だったからということではなくて、
たんに処女の生き血が貴重だからに違いない。


2.二夜

夏服にストッキングなんて、ふつうは履いてこないんだよ。
妹は今夜も、咎め口調だった。
俺が吸血鬼になったのを、からかうように。
また今夜も、襲われちゃうんだね・・・
異形の同類たちに分け前をねだられるのを見越した彼女は、くすっと笑いを洩らしている。
短かめのスカートをもみくちゃにするようにかきのけて、手をすべらせた太ももは。
薄っすらとした黒のナイロンに、なまめかしく染められていた。
ヒルのように吸いつけた唇の下。
なよなよとした薄手のストッキングは、頼りなげにねじれてゆく。
引きつるようにこわばったふくらはぎが、いとおしくて。
何度も何度もなぞるように、たんねんに舐めまわしてしまっていた。
「えっち。」
頭上から降る冷やかな声色を。
俺はわざとのように、受け流しつづけている。
しんなりとしたナイロンの舌触りを、思う存分愉しみながら。

何よ・・・今夜もみんなで、わたしを襲うの・・・?
少女の精いっぱいの言葉の抵抗は、いつものように虚しく流れて。
純白のセーラー服姿は、いくたりもの獣どもの影に、巻き込まれていった。
おおいかぶさる背中に、細い腕をまわしながら。
黒のストッキングの脚を、草地のうえじたばたとさせながら。
そのじたばたを、失血のためにじょじょに弱めていきながら。
きゅうっ・・・きゅうっ・・・じゅるうっ。
うら若い生き血を呑み込まれてゆく音に、なぜか昂りを覚えていた。

お兄さん、だいじょうぶ?もうじき夜が明けるぜ?
新聞配達のお兄さんがからかうように、声かけてきた。
俺は無言で、頷きながら。
妹の手を引いた掌を、ギュッと握りしめている。
ストラップの切れた靴を、片手にぶら下げて。
紙のように薄い黒のストッキング一枚の足を、じかに地べたにつけながら。
素足同然の足どりで、家路をたどる。
いくすじも伝線を走らせて、ぼろぼろにすりむけた薄手のストッキングは。
破れた蜘蛛の巣みたいに、少女の足許にからみついていて。
蒼白く滲んだ白い脛を、いっそう妖しく透きとおらせていた。

おかえり。父さん留守だからね。
お袋はまだ朝早いのに、どこかにお出かけするみたいなワンピース姿。
やつれ切った妹を、まるで幼な児をあやすようにして寝かしつけると。
どこに行くあてもない、俺の勉強部屋だった部屋にやってきて。
もういちど、「父さん留守だからね」って、呟いた。
俺が血を抜かれてしまう前には。
ワンピースのすそはこんなに短くなかったし、
肌色のストッキングもこんなに毒々しくぎらついてはいなかった。
すべるように這わせた、唇の下。
しなやかなナイロン生地は、妹のやつよりもすべすべとしていた。


3.初夜

妹の血を、飲み尽すようにして。
幾日もかけて、首筋を吸いつづけていって。
そんなある日。
はだけたブラウスの胸元に、ふと欲情して。
気がついたら、丈のみじかいスカートのすそを、腰までたくし上げちゃっていた。
痛い・・・
お互い初めての衝撃に、耐えるようにして。
キュッと閉じた瞼から、澄み切った涙をつつっと伝い落して。
妹は俺の女になっていた。

人ひとり分の血を、捧げ抜かれて。
俺の体にはふたたび、人の血が充ちていた。
父さんと母さんからもらって、喪ったはずの血が。
ふたたび俺の五体を、暖めていた。
蒼白くやせ細った頬で、精いっぱい笑みながら。
俺の腕にめぐるようになった、自分の血を、いとおしむようにして。
二の腕をなぞるように、撫でつけてくる。
今夜もお墓詣り、しないとね。
みんな、喉渇いているだろうから・・・
高校を卒業しても、夜外出するときは。
俺の女は、セーラー服を着つづけている。

冒頭の記事を

2009年07月26日(Sun) 15:56:28

一年ずつ、くり上げましたよ。(^^;)
この二つの紹介記事を描いたのは2006年ころなんですが。
その頃は、まさかここまで長続きするなんて、思っていませんでした。
ほんとうは、内容もいっぱい直さなくちゃいけないんです。
カテゴリなんかも、だいぶ増えたので・・・
もうすこし、時間をください。
というか、このごろほとんど、連作ものを描いていないような気が・・・(苦笑)

三人めの看護婦

2009年07月26日(Sun) 10:04:56

輸血用の血を喰らっていたのは、女の患者。
ハッとして飛びのいたときには、もう遅かった。
女患者はスッと近寄って来て。
たちまち猿臂を巻かれ、おとがいを仰のけられていた。
ぐさりと刺さる牙の感覚が、全身を痺れさせて・・・
そこで記憶が、途切れていた。

つぎに目が覚めたのは、ベッドのうえ。
聴診器を手にした院長先生は、優しくいたわるようにほほ笑んで。
命拾いしたね。
きみのまえに、婦長と和多田看護婦が襲われていた。
三人めのきみだけが、助かった。
きっと、満ち足りたんだろう。

女患者はそのまま退院していって。
退院したはずなのに、ふたたび病院に舞い戻っていた。
お目当てはただひとり吸い残した、わたしの血。
病院の廊下の隅っこに、追い詰められて。
女はフフフ・・・と、ほほ笑むと。
そろそろとかがみ込んで、わたしの脚をつかまえた。
白のストッキングのうえ、なぞるように這わされる唇は。
ぞっとするほど、心地よかった。

のこりも全部、もらうわね・・・
女の言い草に、わたしはもっともらしく頷いてみせる。
背後には死んだはずの婦長と和多田看護婦。
息遣いを迫らせられた首筋は、もうゾクゾクと昂りをかくせない。
ずぶり。ずぶり。ずぶり・・・
白衣ごしに思い思い刺し込まれた、三対の牙に。
わたしは思わず、随喜の声を洩らしている。

ぜんぶ、吸っちゃお。
喉渇いたものね。
血が欲しいの。あたし。だって、寒いんだもの・・・
三人三様、勝手なことを言いながら。
わたしの身体をめぐる血液を、さいごの一滴まで啜り取っていった。

今夜、病院の廊下を徘徊するのは、わたし。
ほかの三人は、笑み交わし合って。
ナースステーションの仲間のひとりひとりに、狙いをさだめる。
道岡さんは、患者さん。恵美ちゃんは、和多田さん。和代さんは、わたし。
いちばん若い舞ちゃんは、もちろん婦長。
お互い啜り取られたときの愉しみを、囁き合いながら。
こんどは仲間におなじ体験をさせてやろうと、牙の鋭さを競い合う。


あとがき
以前描いた「四人の妖花たち」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-category-24.html
のノリで、描いてみました。

うちの女房は、小柄で痩せ身。

2009年07月26日(Sun) 09:52:56

若い女の血を、あてがうために。
女房を連れて訪ねていった、吸血鬼のうち。
待ち構えていたのは、三人兄弟の吸血鬼。
ひとりは、首すじ。ひとりは、肩に。
さいごのひとりは、ストッキングの脚に。
思い思いに、食いついてゆく。
ごく、ごく・・・。キュウ、キュウ・・・。ぐびり。
提供する側は、ひとり。
血を吸うやつは、三人。そろいもそろって、食べ盛り。
女房の血は、足りるのか?
うちの女房は、小柄で痩せ身。

あとがき
心配するのは、そこかい?(^^;)

悪妻。

2009年07月24日(Fri) 07:31:16

どうしてあなたと、別れないのかって?
それはあのひとが、あなたの奥さんを犯しつづけたいっていうからよ。
それにあなたは、あのひとに破かれたブラウスの代りを買ってくれるから、好き。
目のまえで見せつけると、昂奮してくれるから、好き。
そのときの切なさそうな目が、もっと好き。

アッ!ちょっと待ってっ!

2009年07月22日(Wed) 06:26:11

礼服姿の義母に、ついむらむらっ・・・ときて。
組み敷いてむさぼっていたら、突然義父が帰宅してきた。
「アッ!ちょっと待ってっ!」
思わず口走ったら。
「おっと・・・ゴメン」
背後で障子のしまる音。
そのあとそう・・・っと細めに開いたのを、気配で感じ取ると。
もう・・・夢中になって、犯しつづけていた。

あの娘は、母親似だものな。
それは気になるだろうな・・・って。
仲の良い父娘に冷やかされながら、羞じらう義母の手を取って。
今夜も夫婦の寝室を、お借りする。
四つのまなこに、見つめられながら。
あえぎ声を抑えつけるようにして腰を沈めるときに、呟いていた。
―――いただきまぁ~す♪

押しかけ婿

2009年07月22日(Wed) 06:11:17

唐突に仲良くなったその男は。
ある日突然、押しかけ婿にやって来た。
上の娘を、欲しいという。
もちろん上の娘だけの約束だったはずなのに。
目をつけていた上の子だけじゃなくって、下の娘も、妻までも。
一夜のうちに、嫁に取っていた。
ああもちろん。夫婦同然の関係になるって意味で。
息子の彼女まで、嫁にしたいと言い出したって。
もちろん息子は、むくれていたけれど。
いつの間にか、わたし以上に仲良くなって。
ちゃんと予定どおり、結婚してくれるっていうからさ・・・
照れくさそうに、口ごもっている。
娘ふたりと、おなじように。
息子の彼女もさいしょの夜、スカートの裏地を紅く濡らしていた。
まじめなお嬢さんだった。


あとがき
自分の奥さんの「お婿さん」というのは、
世界で最も近しい男性らしいです。^^;

感想メール

2009年07月21日(Tue) 07:51:52

田舎出の友だちに誘われて、そいつの郷里に遊びに行ったときのこと。
夏祭りなんだ。奥さんやお母さんも、連れてこいよ。^^って。
やつは意味ありげに、ウィンクしてみせてきた。
生まれて初めて、夜這いなるものに参加することができたのは。
やつの口利きの、おかげだった。
他所ものにこんなことさせるなんて、珍しいんだぜ?
恩着せがましく、いわれたけれど。
いまではお合いこだったのだと、知っている。

やつのお袋を、抱いたあと。
言われたとおり、携帯に報告メールを送ったのは、もう明け方だった。
―――お母さん、タフなんだね。^^
感想を一行で送れっていうから、そうしたら。
やつのほうからも、折り返し感想がやってきた。
―――奥さん、三十分。お袋さん、一時間。妹さん、十五分。
―――なんだいそれ。
―――気絶するまでの時間。^^
・・・・・・。
・・・・・・。

―――田舎のひとは、強いのね。
妻からメールが届いたのは、それから三時間も経ったころだった。

ママの好きな体位♪

2009年07月21日(Tue) 07:20:28

(息子)
パパ、ママの好きな体位は、バックだからね。
後ろから抱きついて、おっぱいをこんなふうに揉んでやると、イイらしいんだ。
(父親)
ぼうず、なかなかちゃんと、ママの面倒をみているんだね。
でもママがいちばん感じるのは・・・パパに覗かれているときなんだぜ?^^

怪人さん、よいお目覚めで^^

2009年07月21日(Tue) 06:56:00

けさも怪人が、闇の世界からお出ましになった。
朝の支度中の女房と、登校まえの娘をつかまえて。
ごくりごくり・・・と、血を啖らっていった。
いつもながらの、お盛んな食欲だった。
白目をむいてぶっ倒れた女房は、ごていねいにもスカートのなかまでまさぐられて。
あへあへとはしたなく、おめいていた。
ついひと月まえまでは、わたししか識らない身体だったはずなのに。

怪人保護条例がひそかに施行されているこの街では。
怪人たちに危害を加えるのは、ご法度である。
妻や娘を怪人に襲われて、血を吸われたり犯されたりしてしまう・・・とわかっていても。
一家の夫や父親たちは、自分たちの女家族に明らかに不埒な意図をもった彼らを、
すすんで自宅に招待しなければならなかった。
夫や父親たちの手ほどきで。
娘たちは処女の生き血を捧げる歓びに目ざめ、
人妻たちは、夫公認の不倫に酔い痴れる。

世界征服は、このひとたちには無理そうだけど。
我が家はすっかり征服されちゃいましたね。
妻はそんな風に、うそぶいた。
世界征服のために、養分たっぷり吸い取られちゃった。
新調したばかりのスーツごし、吸血管でぶすぶす突かれて、穴だらけにされていた。
スーツの新調、この季節に何度目かしら?って。
ちょっと嬉しそうな上目遣いをしてみせた。

透明なチューブで血を吸い取られるのは、キモチ悪いけど。
抜かれ切っちゃうと、スッとするんだ・・・
娘は、ひっそりと呟いて。
長い髪の毛を、けだるそうに掻き除ける。
ショジョの血が、お気に入りだっていうから。。。犯されるのガマンしてるんだけど。
ママの血だって、吸うもんね。
あたしも早く、犯してもらいたいな♪
彼氏の許可だって、もらっているんだもの。
さっ、早く学校行かなきゃ。遅刻しちゃうから。
セーラー服の胸元に大胆に横切るしたたりを見せつけるようにして、
なにごともなかったかのように、登校していった。

家族交流?

2009年07月17日(Fri) 07:59:08

結婚間近の彼女を、吸血鬼の父子の待つ邸に独り行かせた。
若い女ひとりを、男ふたりが嬲る光景を。
あとから出向いたわたしは、目ざめるほどにたんのうさせられた。

逆の立場も、ありだよな?
父親の吸血鬼のいうがまま、
下の息子を家に招んだ。
わが家で客人を待つのは、母と妹。
男ひとりを、女ふたりが相手する光景を。
見て見ぬふりを強いられたわたしは、目がくらむほど愉しまされた。

そのうちに。
下の息子は、母を。
上の息子は、妹を。
日常的に、訪れるようになった。
父親のほうは。
自分が若い嫁をもらったかのように。
新妻となった彼女を、お姫さま抱っこして。
剥ぎ取ったブラウスからこぼれるおっぱいを。
今夜もわたしに、見せびらかしてくる。

独り占めか 見せつけか

2009年07月17日(Fri) 07:54:38

まだ三十まえの妻を獲得したのは、村の長老。
毎晩のように、わたしの家に通ってくる。
妻を独り占めしたいときは。
わたしは夜勤を申し出て、深夜の事務所で独り昂っている。
熱々なところを、見せつけたいときは。
早く仕事を終えて来いとせかされる。
どうせなら。
夫婦はいっしょのほうが、良いとおもう。

出勤まえ

2009年07月13日(Mon) 07:36:31

行ってきま~す
朝なのにちょっと気の抜けた声を投げて、登校していく娘のことを、夫婦で見送って。
さて・・・おれも出かけるかな。
やっぱりけだるい声を投げると、妻はかいがいしくスーツの上着を取り上げる。
さりげなくスッと身を寄せてきて。
意味ありげに、囁いた。
あの子もそろそろ・・・ですわね。
早い子は、中学にあがってすぐに、体験している。
隣の家に住む、娘の幼馴染みの少女も。
入学式の帰り道、父親の触手に巻かれて、黄色い声をあげていた。

そう。
どこにでもいる父親を、演じながら。
正体は、生まれもつかぬ怪人となった身。
ワイシャツのそで口から覗く手が、一瞬グロテスクな緑色の光に包まれた。
だめ、だめ。家のなかだけですよ。
妻は肩まで伸ばした髪をかきのけて、首すじのあたりをくつろげる。
齢不相応に、お嬢さんのようなウェーブのかかった髪が、つややかに揺れた。
袖から覗いた手首が不自然に伸びていって、妻のうなじにからみつく。
半透明な緑色をした触手は、ヘビのように甲羅ばっていて、
そのくせ妙にぬるぬるとした粘液に包まれている。
触手の透きとおった部分が、妻の血の色をあやしはじめて、
目のまえの女体はうっとりと寄り添いながら、しずかにその身をくねらせてゆく。

きょうもだれかを、襲ってくるのね―――?
妻の瞳のなかにある色は、嫉妬なのか哀しみなのか。
それとも、心からの愉悦なのか。
あぁ、人の血はいくらあっても、多すぎることはないのだからね。
わたしは甲羅ばった頬と触手を、素早くスーツの奥にしまい込んで。
通勤かばんを手に取った。
帰りは、遅くなるよ。夜は部長のお宅に招ばれているからね。
部長には中学と高校の娘がいるはずだ。
後輩の結婚式で顔を合わせた奥さんも、部長にはもったいないほど脂ののりきった美人だった。

「いい女だな」と、「いい女だった」

2009年07月12日(Sun) 11:35:00

都会から当地に越してきてから。
妻を村の人たちに、寝取らせるようになりました。
さいしょは上司の紹介で、村の長老に引き合わされて。
長老の誘惑をいただいた妻を、堕としていただいて。
それまでなんとなく浮いていた村にとけ込むことができたのは、それからあっという間のことでした。

職場に時おり、村の男性が見えられます。
たいがいは、年配のかたです。
「あんたの奥さん、いい女だな」
ぼそっと呟くと、酒の入った壺を置いていきます。
わたしが知らん顔をして受け取ると、承諾のしるし。
夜勤の書類に判こを捺すと、彼は満足げに去っていきます。

つぎの日の明け方。
眠れない紅い目をしていると、夕べの男があらわれて。
「あんたの奥さん、やっぱりいい女だった」
そう呟いて、酒壺をもうひとつ、置いていくのです。
「いい女だな」と、「いい女だった」。
そのあいだになにが起きたのか、想像するのは自由です―――

職場にはわたしのところ以外にも。
都会から来た同僚のところに、村の人たちはおなじようにやってきます。
口下手なある男は、ある同僚の奥さんに執心で。
いつも黙って一方的に酒壺を置いていくのですが。
村に馴染んだ同僚が「お手柔らかにね♪」と、照れ笑いするようになると、
初めて自分も照れたように相好を崩して、頭を掻き掻き立ち去っていくようになりました。
以来、彼も職場の馴染みの人に加わりました。

妻はなかなか、もてるようです。
職場でも一、二を争うかもしれません。
おかげで我が家には、飲み切れないほどの酒壺が貯蔵されています。
あまり飲まずに置いておくのも失礼だと、なるべく飲むようにはしているのですが・・・
つい飲み過ぎて、がんがんする頭を抱えている傍らからも、妻の呻き声が洩れてきます。
お酒がたくさんあるのは、自慢に思わないとね。
長老に紹介してくれた上司の言葉に、わたしはいつもくすぐったそうに頷くのです。


あとがき
村人に完全に洗脳されたご主人のコメントです。^^

ストッキングのつま先に

2009年07月11日(Sat) 18:59:30

あっ、うう・・・っ・・・オオウゥ・・・ッ
さいごのひと声は、獣じみてさえいた。
細めに開けた障子の向こう。
喪服姿の母は、相手の男に抱きすくめられながら。
じょじょに、ゆっくりと、姿勢を崩していった。
男の唇は、母の首筋にしっかりと吸いつけられていて。
口許からはひとすじ、紅いしたたりが。
帯のように、ブラウスの襟首に流れ込んでいた。
尻もちをつきながらも、母は気丈にも、男をへだてようとして。
突っ張った両手で、逞しい肩を抑えつづけていた。
長めの黒のスカートから覗いた脚は、薄い黒のストッキングに包まれていて。
足指を落ち着きなく、折り曲げたり伸ばしたりしていた。
つま先を包む薄手のナイロンにところどころ走る、かすかな引きつれが。
なぜか酷く鮮やかに、網膜に灼きついていた。

母の生き血は、男の口に合ったらしい。
父の写真のまえ、コクコクと喉を鳴らしながら、
うまそうに呑み込まれてゆく音が、
子供心にも、昂りが伝わってきた。

それからどれほど、刻が過ぎただろうか。
コクコク・・・コクコク・・・
ひそやかな音をたてて目のまえでむさぼられているのは、最愛の妻の生き血。
写真たてのなかにあるわたしの顔は、取り乱す妻の痴態を、ひどく冷やかに眺めていた。
あお向けの姿勢のまま、開いた脚は。
母のときとおなじくらい薄い、黒のストッキングに染められていて。
ヒクヒクと昂る足指も、母のときとおなじように、せわしく折られ伸ばされていた。
つま先を横切る、ストッキングの引きつれさえも、おなじようになまめかしくて。
妻は羞じらいながら、男の唇を礼装の貼りついた太ももに許してゆく。
ぴりっ。
鋭く広がった裂け目とともに。
あらわになった白い肌は、すでに情夫の侵蝕にゆだねられていった。

わたしの血を吸い取ったにくい男が、わたしの代役を演じはじめているというのに。
この昂りは、なぜだろう?
傍らに、幻影のように浮かびあがる、半透明の影。
影の主は、なつかしい輪郭を描いていて。
男のほうは、苦笑を浮かべながら。
うまくでかしたね。と、囁きかけてきて。
女のほうも、薄っすらと笑みながら。
沙紀さん、案外いやらしいのね・・・
息子の嫁の痴態に、あからさまに眉しかめていた。
嫁と姑とは、世界をへだててもこういう応酬をするのだろうか。

足許を舐めながら

2009年07月11日(Sat) 10:47:43

うふっ。いつものやつと、違うよね?^^
えーっ、どうしてそんなことわかるわけっ!?
足許から見あげた彼女は、ひどくうろたえたようになっていて。
黒のストッキングの脚を、すぼめてみせる。
重たそうな制服の、スカートの下。
ピンク色をしたふくらはぎを染めるストッキングは、
いつも履いている通学用のやつよりも、微妙な艶を放っている。

ママの履いてるやつ、黙って借りてきたんだー。
彼女はイタズラッぽく、ウィンクをして。
紺のプリーツスカートを、ちょっとだけめくり上げてみせる。
ちらりと覗いた太ももは。
大人びたレエスのゴムに、引き締められていた。
うふふふふっ。色っぽいねぇ。^^
いつものやつも、いいけどね。
えっち~。
咎める声も、なんのその。
もっと舐めさせろよ。すべすべして、キモチいいじゃん。
俺は、ぬけぬけと言い放って。
これ見よがしに、べろをなすりつけてゆく。

なぞるように撫でさする足許を。
彼女はことさら、縮みあがらせて。
舐めただけでわかるなんて。絶対エッチだよ~。
はしゃぎながら、声弾ませて。
こちらにかがみ込んでくるとやおら耳許に口を当ててきて。
ヘ・ン・タ・イ♪
痛い言葉を、囁いてきた。

にゅるにゅる。ぬるり。
唇で、なぶられて。舌這わされて。
そのたび反応する、うら若いふくらはぎ。
俺はすっかり、欲情し切っていて。
とうとうふた駅も、乗り過ごしてしまっていた。
田舎の電車は、向かい合わせのボックスシート。
客もまばらな車内では。
これ見よがしなイタズラに、たしなめる声さえ上ずっていた。


あとがき
利き酒ならぬ利きストッキング なお話でした。^^

棲み込まれる。

2009年07月09日(Thu) 07:50:43

遠い村からやってきて。
都会の我が家に住み込んだその少年は。
妻と、それから娘までも。
わたしの留守中、ひっそりと犯していった。
いまでは娘婿みたいな顔をして。
すっかりなじんだ我が家に、棲みつくようになっている。

雨ばしゃばしゃ。

2009年07月09日(Thu) 07:46:36

すごい雨に、なってきたね。
ぬかるんできた道を、避けるようにして。
雨宿りに選んだのは、古びたバス停。
そこしか、建物らしい建物のない、田舎道だった。

とうぶん、やみそうにないね。
所在無げにぶらぶらさせた足許を、じいっと見つめたおじさんは。
じゃあ・・・ハイソックスが汚れないうち、愉しませてもらおうか。
そうっと近づいてきて、ふくらはぎに噛みついた。
きゃあっ・・・!
女の子みたいに悲鳴をあげたボクは、そのまま黙りこんでしまって。
ふたりきりのバス停のなか、血を捧げる愉しみに目ざめていった。

ひざ下まできちんと伸ばしたハイソックスに、
ぬらあっとしたなま温かいシミが広がるころ。
こんどはママの服を、黙って借りてきて。
小父さんのために着てあげようか?
短パンの脚を、ぶらぶらさせながら。
もう片方の脚を噛もうとする小父さんを、
面白そうに焦らしていた。

おビール、冷えてますよ。

2009年07月09日(Thu) 07:10:22

おビール、冷えてますわよ~。
おっ!そうこなくっちゃ。
汗をかいたビールびんを、満足そうに片手にすると。
女房のやつ、窓の外にも声かけている。
血が、温まってますわよ~。
侵入者のまえ、ひざまずいたかっこうで。
あたしはこっち♪
相手の股間を咥える女房が、黒マントに覆い隠されてゆく。

空になったビンが、ちゃぶ台のうえに転がるころ。
女房のやつも空きビンみたいになって、
じゅうたんのうえに、転がされている。
むき出しになった股間に光る、ぬらぬらとした粘液に。
俺はわれを忘れて、勃ちあがっていた。

お先に、失礼。
あとはご夫婦で、仲良くな。
もっともらしいことをうそぶいたあいつは、娘の勉強部屋へと消えていった。
しつようにからみついてくる女体を、さいしょはもてあましながら、
やがて、耽るようにのめり込んでゆく。
昂る妄想のかなた。
湯あがりのあとも制服に着かえた娘のやつは。
母の情人のまえ、あのイタズラっぽい目つきで、ニッと笑いながら。
お気に入りの黒のストッキングの脚を、見せびらかしているのだろうか。

家族ハーレム 2

2009年07月07日(Tue) 07:23:07

あーっ!
チ○ポの先が、ウズウズするっ。
だれでもいいから、女とヤリたいっ!
クラスの子でも、先生でも。
学校がダメなら、お袋か妹だっていい。
と・に・か・く!女とヤリたいっ!
・・・・・・オレが手を貸そうか?
悪いヤツが、囁きかけてきた・・・。(^^l)

悶々とこもる勉強部屋。
ドアの向こうから、スリッパの足音といっしょに近づいてくるのは
お盆の上のティーカップがカチャカチャと擦れ合う音。
ヤツ用の紅茶と。俺のぶんと。
きちんとテーブルに置かれるまでのほんの数秒間が、ひどく長かった。
あっ。何するのよっ。
見なれたうす茶色のスカートを、やつがたくしあげようとして。
お袋がスカートのすそを抑えにかかって。
せめぎ合う手と手の下、お袋の履いている肌色のストッキングがピリッと破けたとき。
俺の頭のなかで、スイッチがオンになっていた。
その日から。
お袋は毎日、俺に紅茶を淹れてくれるようになった。

妹とデキたのは、その一週間後。
お袋と耽っているのを見てたじろいだ制服姿に、
あなたもそろそろ、いいでしょ?
母親のイタズラっぽい流し目に、ふらふらと引き込まれるようにして。
いつもきかん気な妹らしくなく、まるで催眠術にかかったように。
たたみの上に、あお向けになって。
たくし上げた制服のスカートの下。
むき出しになった太ももが、緊張にこわばっていた。
俺のために網タイツまで穿いてくれるようになったお袋に。
親父はただ、苦笑いするだけだった。

十数年後。
真夜中まで灯りの点いている勉強部屋に、
俺はのそのそと入っていって。
息子の鼻先に、鍵を一本、放り出す。
まるで餌でも与えるように。
長い言葉は、必要なかった。

夫婦の寝室の鍵。母さん待ってるぞ。
父さんこれから、夜勤だから―――
さゆり姉さんを欲しかったら。
母さんに頼んで、鍵を開けてもらうんだな。

拍手♪

2009年07月06日(Mon) 20:47:58

さきほど祥子さまのところを見に行ったら、一年ちかく前の記事に目が行きました。
いわく、「拍手1000回ありがとうございました」
うちですか?
じつはね。
先日ちょうど、666回めの拍手を、いただいたのですよ。(^^;)
その前後、ブログに一時アクセスできなくなったというのは内緒。(笑)





あっぷしてみて、びっくり。
この記事今月に入って13件目なんですって。(^^;)
話ができ過ぎている・・・

襲われる喪服姿たち

2009年07月06日(Mon) 07:48:52

ヒィーッ!
きゃあ~っ。
あれえ・・・っ
追い詰められた、喪服姿たちは。
ひとり、またひとりと組み伏せられていって。
血に飢えた唇を、白いうなじに這わされてゆく。

きゃ・・・
ひと声洩らすと、だれもがしずかになってゆく。
足許に横たわっているのは、妻。
その傍らであえいでいるのは、結婚したばかりの妹。
部屋のいちばん奥には、まだまだ若い母。
家族だった女たちの受難を、まのあたりに。
総身から血を抜かれてしまったわたしには、
墓場からつけてきた泥を、まだあちこちにまとわりつけていた。

血を吸い尽くされて、よみがえることの許されたものは。
お礼に自分の家に、新たな家族をいざなって。
もとの家族を、餌食にさせる。
そんな連鎖が、ひっそりと。
狭い村を、侵蝕していった。

ちゅうちゅう・・・キュウキュウ・・・
ごくり。
間近で飲まれている妻の、熟れた血潮。
その傍らで吸い取られてゆく妹の、若妻の血。
奥の間の、わたしの写真のまん前で愉しまれている母の、気高い血。
色とりどりの熱情に染められた血たちが。
はしたなくゆるんだ唇たちに、もてあそばれている。

ぐふふふふうっ。若い嫁ごの血は、ええのう。
たぶらかされた妹婿のまえ。
吸血鬼の老婆が、吸い取った血をしたたらせた唇を。
黒のストッキングに透きとおるふくらはぎに、吸いつける。

おまえの女房、いい体してるな。
幼馴染の悪友は、黒のブラウスをひん剥いた妻のおっぱいを見せつけながら。
力まかせに、誘惑の疼きを揉み込んでゆく。
パパ、ごめんね。堕ちちゃうね。
妻の囁きに、ひっそりと頷くわたし。

さすがはきみのお母さん。まだまだお若いね。
気丈な母も、典雅な濃淡で足許を染める黒のストッキングを剥ぎ堕とされて。
わたしを弔うための装いを、情夫の愉しみのため惜しげもなく供してゆく。
しずかに啜られる血に、昂りのうめきがからみついた。

切なげな吐息の支配する闇の向こう。
わたしのために用意されたごほうびが、ひそかな吐息を恐怖に昂らせている。
怖くは、ないね?
のしかかって近寄せたのは、制服姿の娘。
月の光に浮かび上がる白い頬が、まるで別人のように女くさかった。

好きなようにしていいよ。
パパのために履いた黒のストッキング。
うなじからほとび散った血を、あごにまで光らせながら。
放心したような娘の囁きに、わたしはくすぐったく頷いた。
唇の下、しんなりとなってゆく薄手のナイロンは。
思いのほかなよなよと、なまめかしかった。

婚約者の血

2009年07月06日(Mon) 07:31:49

あれーっ。
婚約者の鴇子が、白一色のスーツを着崩れさせて。
身をよじりながら、血を吸い取られてゆく。
なんども腕を、突っ張って。
わが身をへだてようとしたけれど。
うなじに吸いつく飢えた唇を、引き離すことができないで。
とうとう力尽きて、床の血だまりにスカートのすそを浸してしまう。

すまないね。いつも。
傍らでいちぶしじゅうを窺っている老人は。
じぶんの孫が年頃の娘を手ごめにしてゆくようすに、満足そうに目を細めている。
あの子には、うら若い娘の血が、必要なのだ。
いますこし、目をつぶっていてもらいたい。
わたしが無表情にうなずくと。
鴇子もそれを、察したらしい。
じぶんで作った血だまりのうえ、白のスカートを履いたまま。
お尻をわざと、据えていって。
ずり落ちかけた肌色のストッキングの太ももに、むしゃぶりついてくる少年に。
お姉さんが、教えてあげる。
手を取って、スカートの奥に、導き入れていった。

吸血鬼の息子の性教育を、代々務めとして受け入れている家系。
未来の花嫁が純潔を汚されてゆく光景に。
被虐を愉しむことのできる血が、わたしの全身にドクドクとめまぐるしい循環をつづけていた。

お兄ちゃんのハイソックス

2009年07月06日(Mon) 07:22:53

うちのお兄ちゃんは、運動部のキャプテンで。
短パンの下のハイソックスを、いつも泥だらけにして帰ってくる。
それなのに。いつの間にか。
週にいちど、真夜中に。
真新しいハイソックスを履いて、出かけるようになっていた。
色気づいたのね・・・って、ママはいうけれど。
ほんとうはそうじゃないのを、あたし知っているんだ。
月の光がこうこうと輝く下。
お兄ちゃんは鍛えた血を、吸血鬼のおじさんに飲んでもらっている。
あたしも・・・おすそ分けにあずかって。
制服のブラウスに、バラ色の点々を滲ませている。
ふたり、血に濡れたハイソックスを、脚から引き抜かれていって。
うっとりとなって、家路をたどる。
こんど、ハイソックスを取り替えてみようか?
あたしがお兄ちゃんの履いているライン入りのやつを履いて。
お兄ちゃんはあたしの、すけすけのやつを履くんだよ。
静かに輝く月の光の下。
お兄ちゃんは照れくさそうに、クスッと笑っただけだった。

夫婦ながら ~むしり取られて~

2009年07月06日(Mon) 07:07:25

痛ーっ!(><)
やつに食いつかれたうなじのつけ根が、まだジンジンと痛かった。
それ以上に、力づくで吸い取られた血の量の多さに、目のくらむ想いだった。
空になったボトルが、転がるように。
むぞうさに床に、身を横たえて。
視線のかなたには、必死にもみ合う妻。
もちろん勝負は、みえている。
すでにうなじを噛まれていて、
新調したばかりのワンピースに、紅いしたたりが広がっている。
姿勢を崩して、腕をだらりと力を抜いて。
ぎゅうぎゅうとむしり取られていって。
しまいには、犯されちまう。
そこまでキメないと、納得しないのだ。
いつもは気のいい、内気なやつなのに。
月にいちど、満月の夜だけは、獣に変わる。

翌朝―――
やつは照れくさそうに、おはようを言い、
妻はブチブチと愚痴りながら、ワンピースをクリーニングに出している。