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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

献血まえの、女学校

2012年03月17日(Sat) 14:34:42

あっ、おニューのタイツ履いてきた!朝から気合い入っているじゃんっ!
登校する道すがら、同級生のゆかりに、セーラー服の背中をどしん!とどやされて。
初美は照れ隠しに、「もぅ~」と言って見せた。
「だって、穴ぼことかあいていたら、かっこわるいじゃん!」
白い歯を見せてウキウキと、それでも歩みを進める足許は、
おニューのタイツのせいでいつも以上にきりっとしたオーラを放っている。
けれどもゆかりは、なおも追及の手を緩めない。
「穴だったら、もう開いているクセに~」
ふたり連れ立ってのかえり道、太ももに血をにじませながら、べそを掻いてセーラー服の肩を並べたのは、もう何か月もまえのこと。
いまではもう、笑い話になっている。
生真面目な初美は、むきになって抗議した。
「そっちの穴じゃないって!タイツの穴だって!」
「えっ?な~に?なんの話」
割って入ってきたのは、ふたりと仲良しの晴子だった。
セーラー服の胸まで垂らした黒髪を、きりっとした三つ編みのおさげに結わえている。
「ゴメン、ゆかり。あたしもきょうの放課後当番なんだけど・・・ストッキングの穿き替え忘れてきちゃった」
「あっ、いいよいいよ!あたし二足持っているから」
「二足持ってきたって・・・二度咬まれるつもりできたの?^^」
初美を責めたてていたゆかりが、こんどは赤くなる番だった。
「んー、だってセーラー服の襟こないだ汚しちゃったし、脚にしとかないと学校に着てくるやつがなくなるんだもの」
こんどはゆかりが、口ごもる番。
そんな晴子に、こんどは初美が口をはさんだ。
「晴子・・・きょうは化粧濃いね」
「え・・・っ?^^;」
こんどは晴子がたじろいで、相方のふたりの娘は、くすっと笑った。
「だって~、今朝は肌荒れがひどかったから・・・」
三人はおそろいのセーラー服の襟をそびやかして、ちょっと黙ったあと、
「まあ、いっか♪」
だれ云うともなくそういって、黒く装った脚をそろえて、校門の奥へと消えてゆく。

きょうの放課後。
吸血鬼たちはこの女学校を訪れて。
女学生たちは、出席番号順に呼び出されて。
「吸血当番」なるお勤めを、強いられることになる。

さっきの何気ない会話のなかから、そこまで聞き取ることのできたものは。
きっと、わざと聞き流していくのだろう。
ちょうど彼女たちの仲間が、ノーストッキングで下校して来たり、
渡した胸元のリボンがないのを気にしぃしぃ、校門から出てきたり、
そんな風景もまた、道行くだれもが、知らん顔をして通り過ぎてゆく。

夫婦交際を取り上げた、ふつうの漫画

2012年03月17日(Sat) 12:21:49

黄昏流星群って漫画、ご存知ですよね?
某有名漫画家が連載している、アレのことです。
あのお話のなかに、夫婦交際をテーマにしたのがあるって、ご存知でしたか?
わたしはたまたま、昨日知りました。

人の奥さんを抱きたいというより、自分の妻がほかの男に抱かれることに昂奮するんだ。
サディズムとマゾヒズムの両方だね。

記憶のなかなので、セリフは正確に思い出せないけど、だいたいこんなことが描いてあるのです。

初体験では相手の奥さんを抱くことができなかった とか。
奥さんを愛するがための行為なのだと、時間をかけて自分の妻を説得したり とか。
経験後はむしろ、夫婦の関係が濃いものになった とか。

うん。ずいぶんと研究していらっしゃいます。^^
それにしても、夫婦交際という、以前であれば変態性欲としかみなされなかった営みが、
こうして、ふつうのビジネスマンがふつうによむようなメジャーな漫画に、
夫婦の営みの一変形として淡々と描かれていることは、瞠目に値するように思います。
女と男のあらゆる関係を描いたお話ですから、当然といえば当然なのかもしれませんけれど。
ちなみにいま調べてみたら、第12巻でした。

http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=409185642X

もしも入手される方は、文庫化とかもされているようなので、あらかじめご確認のうえで入手されることをおすすめします。

目の毒。

2012年03月17日(Sat) 12:14:43

ゆかりさん、ちょっと・・・目の毒だよ・・・
そのハイソックス、そろそろ脱いでもいいんじゃない?

ボクの言いにくそうな嘆願を、ゆかりサンは決して受け入れてくれない。

えっ?べつにいいじゃないの。血が撥ねてるだけじゃない。

そう。
きょうのゆかりサンは、学校の空き教室で・・・
馴染みになった吸血鬼のオジさまに、血を吸い取られたあとなのだった。

首すじにつけられた痕をナデナデしながら、ゆかりサンは思わせぶりに呟いてくれる。

カズミさん。脚まで噛むなんて、あのオジさまはやっぱり、ヘンですよねぇ?

足許に血を撥ねかせたまま、ゆかりサンは家までつくと。
白い歯をむき出して、ニッと笑って言ったものだ。

だいじょうぶ。夕方になったら、脱ぐわ。
べつのひとの相手をする約束なの。
でもだいじょうぶ♪わたしまだ処女だから。
・・・オジさまたちって、やっぱり処女の生き血がいちばん気に入りみたいなの。

処女を守ることすらすでに、ゆかりサンのなかでは、婚約者であるボクのためではなくて。
ひたすら、オジさまたちの好みに合わせるためだった。

帰宅。

2012年03月15日(Thu) 07:33:29

わたしの血を、さいごの一滴まで吸い尽くそうとしたとき。
男は言った。

あんたがつぎに帰宅するとき、飢えないですむように・・・
奥方を調教しておくからな。
その代わり・・・
そのときに奥方はきっと、もはや喪服をまとっていないだろうけれど。

志津子はそんなに浮ついた女ではない。
わたしはそういい続けながら、視界を昏くしていった。

一週間後。
迎え入れてくれた妻は、こざっぱりとした白のブラウスに、紫のタイトスカート。
栗色に染めた肩までの髪は、お嬢さんみたいに緩やかにウェーブしていた。
人目につかないうちに、早く・・・
性急にわたしのことを引っ張り込んだ腕は、そのまま背中にまわり、
わたしたちはひさしぶりの抱擁を交わしていた・・・

喉が渇いているんでしょう?
自分から倒れ込んだベッドのうえ。
妻はさりげなく、栗色の髪を掻きのけて。
豊かな肉づきのうなじを、あらわにした。
そこには赤黒く爛れた噛み痕がふたつ、綺麗に並んでいた。
きっと、いつもこちら側の髪を、掻きのける癖がついたのだろう。
わたしはあえて反対側の首すじを、噛んでいた。

う・ふ・ふ。
嫉妬した?
背中をくまなく撫でまわす腕が、まるで頑是ない子供をあやすようだった。
唇からもたらされてくる、うどんみりとした血液のぬくもりが。
わたしをただひたすらに、夢中にさせていた。
脚も、噛む?
さらけ出された紫のスカートの下、喪服を脱いだ妻は、まだ黒のストッキングを穿いている。
薄墨色に染まった、なまめかしい脛に唇を這わせると。
その唇を、薄手のナイロンのなよなよとした感触が、妖しく浸していった。
もう・・・1ダースくらい、あのひとに破られちゃった♪
あっけらかんとした妻の唇に、わたしは激しく発情をくり返していた。

たまに出かけるわね。
あのひとと逢うときには、真っ赤なスカート穿いていくの。
あなた、妬きもちやかないでね。
留守の時のめんどうは―――佳代に言い含めてありますから―――
こともなげに口にした娘の名を、わたしが虚ろに反芻すると。
あの子はまだ未経験だから・・・あなた優しく教えてあげてね。
イタズラっぽく笑んだ頬が、妖しい輝きをよぎらせていた。

知ってる?お隣の奥さんは、まだ喪服を着ているのよ。
もう、ご主人をちゃんと、迎えているころだけど―――
でもね、あたしといっしょなの。
ただ、お相手のかたが、喪服がお好きなんですって♪

どこまでもイタズラっぽく、言葉でわたしを翻弄する妻を。
わたしは何度目か床に押し倒して。
首すじには、牙を。
ショーツを剥いだ股ぐらには、もうひとつの牙を。
熱く熱く埋め込んでいった。
いままで目にしたこともないガーターストッキングを装った妻は。
これなら、穿いたままできるでしょう?
もの慣れた物腰で、むき出しの毛脛に、淡いナイロンストッキングのふくらはぎを、絡みつけてくる。

異装届。

2012年03月13日(Tue) 08:12:43

                 異  装  届

                                 二年B組 三好 ケンジ

下記理由により、右の者当分の間女子制服を着用して通学することを届けます。

                    記

理由  婚約者宝井華絵の代理人として献血行為を行うため。

                                       以  上
                        
                          保護者  三好 清江  印


ほら、華絵ちゃんのセーラー服だよ。きょうからこれを着て、学校に行きなさい。
母さんが差し出したセーラー服は、ぴっちりとアイロンがけされていて、きちんと折り畳まれていた。
アイロンがけをして折り畳んだのは、華絵さん本人なのだろうか?それとも評判の美人のお母さんなのだろうか?
ちょっと着古されているところが、かえって華絵さんの知的な風貌を彷彿とさせる。
華絵さんのあの華奢な身体つきに、自分の身体で輪郭を添わせる・・・
思わずドキドキしてきたボクは、セーラー服の襟首に三本走る白のラインに目が行くと、あわてて目をそらしていた。
羞ずかしいのかい?でも、お隣のオトヤくんも、あなたと仲良しのタカオカくんも、みんな経験していることだからね。
母さんは僕が目にしたものが目に入らなかったのか、見当違いのことを口にする。

ふぁさ・・・
目の前でそよぐ濃紺のプリーツスカートが、重たいひだを広げた。
僕はそのなかに恐る恐る片足を突っ込んで、すぐにもう片方の足も、スカートの輪の中に踏み入れた。
初めてかぶったセーラー服の生地の匂いが、まだ鼻先をムズムズとさせている。
ヘンな感じ―――
偽りなく、そんな気分だった。
腰のまわりでひらひらするスカートも、白のラインにあちこち縁どられたセーラーブラウスも。
僕はだんだん、女の子になってゆく。
湧き上がってくる妖しい想いにうっとりとしかけて、はじめてどきりとした。
いいのかな。こんなことにはまっちゃって。
とどめの一撃が、黒のストッキングに脚を彩る行為だった。
慣れない手つきで、破らないようにとおそるおそるつま先を合わせたナイロンは、
ひどくふにゃふにゃとしていて、とらえどころがかなったけれど。
傍らから母さんが、手取り足取り教えてくれたように。
つま先の縫い目を爪に食い込ませるようにして、足首をくるみ、脛のうえへとひっぱりあげると、
みるみる墨色に染まってゆく自分の脚が、まるで自分の脚ではなくなっていくようだった。

セーラー服の襟首にかすかに残された、赤黒いシミ―――
華絵ちゃんももう、血を吸われちゃっているんだね?
そうよ。あなたが血をさしあげるのは、華絵ちゃんの血を吸っているお方なのよ。
その人は僕にとって、敵なの?友だちなの?
もちろん、敵よ。そして大事なお友だち。
わかった・・・?
なにもかも知り尽くしているのよ・・・
母さんはそんな顔つきをして、少女のようにイタズラっぽく笑っている。


あとがき
1月31日ころに描いた、蔵出しです。
このごろやけに、蔵出しが多いな。
蔵があるんだから、まあいいか。 笑

ブログ拍手♪(デット・ヒート)

2012年03月13日(Tue) 07:18:27

2月29日に、3000回目の拍手をいただきました。
パチパチパチ・・・
記念すべき3000拍手を勝ち得たのは―――

「俺様」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1955.html
でした。

11月頃から、特定の作品に拍手が集中するようになりました。
それは、管理人が見ていてもおもしろいくらいのデット・ヒート。
いずれもひとケタとレベルは低いながら?抜きつ抜かれつの洋装・・・じゃなかった様相を呈しているのです。

このところ動きのあるお話を、拍手の数の順に抜き書きしてみると、こんな感じです。
(拍手の期間が不ぞろいなのは、去年の11月以前のデータをカットしたためです。)

★8拍手★
「彼女。」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2539.html
(11月10日3拍手~3月4日)
しみじみ系

「俺様。」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1955.html
(11月11日2拍手~3月13日)
ちょい悪系

「えっちな泥棒」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2447.html
(11月11日2拍手~3月13日)
コミカル・脱力系


★7拍手★
「桜色のストッキングを穿く女」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2527.html
(11月11日2拍手~3月7日)
セクシー系

「どうもこのところ」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1370.html
(11月11日4拍手~3月8日)
紹介


★6拍手★
「一夜明けて」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-3.html
(6拍手めは、時期不明)
ひっそり系


「デニムの半ズボンに、スポーツ用ストッキング」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2505.html
(11月11日2拍手~2月29日)
少年系


「いよいよ年の暮れ」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1956.html
(1月29日4拍手~3月10日)
紹介

「純愛」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2525.html
(1月18日2拍手~3月12日)
しみじみ系

「振袖姿の未来の花嫁を、御挨拶に伴う時。」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1957.html
(1月19日4拍手~3月12日)
寝取られ系

★5拍手★
「幼い友情」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1376.html
(1月16日3拍手~2月18日)
少年系

「抵抗プレイ」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2445.html
(11月11日2拍手~2月23日)
コミカル・脱力系

「汗っかきな少女」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2555.html
(11月11日3拍手~3月6日)
吸血フェチ系

「パンストを脱がされて・・・」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1371.html
(11月11日3拍手~11月13日)
寝取られ系(ややコミカル)

「薄闇のなかの情事~服汚しちまったな。すまないね~」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1372.html
(1月21日3拍手~3月11日)
ひっそり系


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

・・・とまぁ、こんな感じです。
去年の11月以降に拍手が集中してきたという共通点はあるものの、作品の傾向はばらばらです。
しいて言えば、執筆時期が近いものどうしがあるかな・・・と思ったりはするのですが、
2008年の3月ころから比較的最近のものまであるので、むしろばらけているといったほうがいいでしょう。
たぶん複数の方が入れて下さっているのだろうと思います。

途中経過では、「彼女。」がほぼトップを独走していましたが、同数の作品が出たり一時的に別作品に抜かされたりしています。
どういうわけか、紹介文にすぎない「どうもこのところ」が健闘?しているあたりは、ほんとに不思議。(笑)
こういう舞台裏は管理人が独りで愉しむべきものなのかもしれませんが、ちょっと興が乗ったので、調べてみました。
夕べ面白がって調べていたのですが、なにしろ今朝になって「俺様。」「えっちな泥棒」が、それまで単独首位だった「彼女。」に並ぶなど、混戦の状況になっています。

ところでじつは、この8拍手は全作品のなかの首位というわけではありません。
じつはなんと、
冒頭の「このサイトのご紹介~魔性の淫楽への招待状~」が59拍手、
そのつぎの「カテゴリの解説」が24拍手と、ダントツです。
独立したお話としては、
「村に関する報告文~人妻の姦通について~」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1283.html
が、10拍手。
このお話は、去年の8月にいただいた拍手が最新の拍手です。
拍手のデータが一部飛んじゃっているので、もしかすると別に、拍手の多いお話があるかもしれません。
お気づきの方がいらしたら、教えてくださいね。^^

ところで、
「デット・ヒート」DEAD HEATという言葉の意味って、ごぞんじでした?
わたしもさきほどウィキをひいて初めて知ったのですが、
「無意味な争い」
って意味も、あるそうなんですよ。(^^;)
やれやれ。(-_-;)

ちなみに、

2012年03月12日(Mon) 08:03:56

昨日はお話のあっぷを控えました。
休みの日はいままでも、比較的あっぷは少なかったのですが。

ちなみに今朝のあっぷしたもののなかで、「寛容な・・・」は、今月5日ころに描いたものの蔵出しです。

ちかごろ、拍手をたくさんいただいております。
感謝。

あれから一年。

2012年03月12日(Mon) 08:02:33

不埒なお話ばかり書き散らしている弊ブログですが、やはり書いておきましょう。
あの大変な日々のことは、人様の大変な経験も、自分のたいしたことのない経験も、
思い出すたびいまでも、涙が出てきますから。

だれかが、「長いようであっという間だった」と言っていましたが、まったくそのとおりでしたね。
これからもきっと、その感懐は変わることはないかも知れません。

月並みではありますものの。
一日も早い復興を。
たいせつなものを失ってしまった方々に、魂の救済を。
去っていかれた方々のために、心からの祈りを。

寛容な年輩婦人と、飢えた二人組

2012年03月12日(Mon) 07:57:21

せっかくいらしたのに。
老婦人は自宅に居合わせたのが自分ひとりということに、ひどく申し訳なさそうな顔をした。
三十代の奥さんとその娘の生き血を吸うのを目当てに、訪れたわたしたち。
嫁と孫の代わりに、わたしでよければ身代わりになりますが、と言いさした老婦人は。
隣家に住まう娘とその息子とを、呼び寄せてくれた。

なにもかも知っている娘は、母親譲りの瓜実顔。
伏し目がちにあいさつの目くばせを送ってくるところも、母親と生き写しだった。
一人ずつ、お相手しなければね。
息子を促すと、自分のほうから客間のたたみの上に、白っぽいスーツ姿を仰向けにしていった。

彼の相手を、隣家の奥さんが。
わたしの相手は、息子のほうだった。
半ズボンの下、真っ白なハイソックスを横切る黄色と黒のラインが、鮮やかに目に灼きついた。
見ると、すでにかたわらで、相棒殿は若奥さんを相手に痴態に耽りはじめている。
しょうがないなぁ、母さんも。
近くの中学に通っているという息子は、ほろ苦く笑いながら、それでもためらいなく母親の傍らに寝そべって、わたしを促した。
飢えた唇を吸いつけた、ふくらはぎの上。
厚手のナイロンのしなやかな舌触りに、唾液がはしたないほど漏れてきた。

仕上げは、この住まいの女あるじだった。
黒のワンピース姿の老婦人を、二人がかりで抑えつけて。
わたしは首すじ、相棒氏は黒のストッキングの脚だった。
たしか、わたしの妻のときも―――
相棒氏はミニのスーツの裾をたくし上げて、妻の太ももにストッキングの裂け目を拡げていったのだ。

老婦人がふたりがかりの凌辱を受け入れている傍らで。
その娘は首すじの傷をハンカチで拭い、唾液と精液に濡れたパンストを脱ぎ捨てて、それをなぜか息子に与えて、
用意の穿き替えを、けだるそうに脚に通していって。
息子は息子で、受け取った母親のパンストに、軽く口づけをすると。
だらしなくずり落ちた自分のハイソックスを、やはりけだるそうに、引き伸ばしてゆく。

妻子を迎えにきた隣家のご主人が、ワイシャツをバラ色に濡らしながら。
息子とふたり、へらへら笑いこけて、奥さんが犯されてゆくのを愉しんでいる。

帰宅してきた母娘は、玄関の敷居をまたぐまえに、わたしたちの熱い抱擁を受け止める羽目になって。
若奥さんは、わたしが。
お嬢さんは、相棒氏が。
相手が貧血を起こすほどに、血を吸い取っていた。

先週、わたしの家で行われたばかりの儀式―――
相棒氏のことを慕うようになった妻は、わたしの留守中娘まで逢せるようになっていた。
今夜はどこの吸血鬼が・・・わたしの留守宅に訪いを入れているのだろうか?
そして相棒氏に連れられたわたしは・・・どこのお宅で喉の渇きを癒すのだろうか?
案外それは、貴男のお宅かもしれませんね・・・

義母の喪服を脱がさせるため。

2012年03月12日(Mon) 07:53:16


義母(はは)を襲ってくれませんか?
もう、還暦間近なのですが。魅力的なひとですよ。

そう語りかける男は、俺につけられた痕をすでに首すじに持っていて。
ためらいながら口にする、近親者への誘惑の依頼を告げる言葉の語尾が、
マゾヒスティックな震えを帯びていた。

連れてくるかね?
エエ・・・

俯いたその横顔には、かすかな自己嫌悪と罪悪感―――
その体内に宿されたわずかな血潮が、そんな翳りをよぎらせるのだろう。



彼が連れてきたその女は、たしかに魅力的なご婦人だった。
献血だと騙して連れてきたらしく、
まるで医師の診察を受けるときのように、女はそそくさとブラウスのボタンをはずしていった。
漆黒のブラウス。おなじ色のスカート。薄墨色のストッキング。
それは彼女が未亡人だと告げていた。

―――義母の喪服を、脱がせてやって下さい。

そんな娘婿の依頼はきっと、

肌身を曝す

というだけではなくて。

華やぎを取り戻させる

そんなニュアンスも含まれていたにちがいない。

女を連れてきた娘婿を部屋の外に追い払うと、
俺は洋装の喪服姿の後ろにまわり込んで細い両肩を抱き、
おもむろに―――首すじを噛んでいた。


こういうことだったのですね。
女の目じりに、かすかな涙が滲んでいる。
わなわなと震える肩。声色に。
俺はもういちど、さらに抗議を告げようとする唇に、
ふたたび潤いを帯び始めた唇を、重ねていった。

いい身体、している―――
はだけたブラウスの襟首に手を突っ込んで、まさぐる胸は。
まだ若やいだ弾力を残していた。
女はもうそれ以上、逆らおうとせずに。
鮮やかな伝線を走らせた薄墨色のストッキングの脚を。
貪欲な唇の卑猥な凌辱にゆだねていった。

気前の良い奥さんだね。

品のよくない受け応えに。
女はただひと言、

―――どうぞ・・・

伏し目がちに視線をそらし、そう呟いただけだった。



母はまだ、喪服を脱がないのですね。
褥から身を起しかけたその女は、母親譲りのうりざね顔。
潤いを帯びた唇は、稚ない生気をたたえていた。

この女が、母親の情事をねだったのだと。
女の娘婿、女の夫は弁明したが。
ほんとうは、妻への注意をそらすための奸謀だったにちがいない。
真相を知った女は嬉々として、潔い貞操を泥まみれにさせていった。
ふた色の意味で。
娘夫婦をす援けることと。
己自身が、歓びを得るために。

けれども女は、喪服を脱ぐことはなかった。
ふた色の意味で。
夫にまだ、操を立てるという体面を取り繕うことと。
新しい恋人が、喪服の艶を望んだことと。

名医。

2012年03月12日(Mon) 07:39:27

その名医は死病にとりつかれたわたしの生命を助け、
金銭の報酬を取らない代わり、一夜わたしの妻と逢瀬を遂げた。
喪われるはずの声明を助けた彼は、
もうひとつの生命をもたらしていた。

3000拍手!

2012年03月04日(Sun) 08:48:01

先日、3000件めの拍手をいただきました。
コメントが、管理人の書いた返しも入れて目下のところ1514件ですから、
実質は四倍くらいにもなりましょうか。

記念すべき3000件めの拍手をいただけたのは、
「俺様」。
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1955.html
さいきん拍手をいただくことが多くて、今回で6つめの拍手です。
うちとしてはかなり、多いほうです。
けっこうワルでひねくれていて、寂しい吸血鬼像がよかったのでしょうか。

ちなみに今朝(早朝ですな)拍手をいただいたお話はこちら。
「妹を 嫁に娶って・・・」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1953.html#
近親ものと寝取られの合いの子みたいなお話ですが。
こちらも今朝で、4拍手。
みなさま、濃いのがお好きなようで・・・。^^

噛まれる女の表情。

2012年03月04日(Sun) 08:43:07

動画を参考にお話を描くことは、めったにないのですが。
この動画にはちょっと、そそられました。^^
bitefrombehind2
http://www.youtube.com/watch?v=rA0F_TIbLE8
嫌そうに顔しかめながら噛まれる表情が、なんともいえません。^^
この女性。
背後から忍び寄ってくる吸血鬼のために髪の毛を掻きのけて首すじをあらわにしたりとか、
吸血行為に対して協力的な感じがするのですが。

噛まれる女。

なにかの映画のワンシーンなんでしょうね。
ご存知の方がいらしたら、教えてください。

コレクションのおすそ分け

2012年03月01日(Thu) 07:57:16

おすそ分けだよ。^^
こっちがきみの奥さんの。
こちらはきみのお母さんの。

テーブルのうえいちめんに、ところ狭しと広げられた、色とりどりのショーツたち。
やつはヌケヌケと、自慢する。

どちらもセンスが、よろしいね。^^
ベッドのうえで脱がせるのがまた、たまらないのだよ。

いっぱい集まったから、きみにもおすそ分けしておこう。
あとは自分で愉しむなり・・・本人に返すなり・・・お好きなように。^^

・・・・・・。
わたしはこれらを、どうしたものか?