淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・
その村人の方は、遠慮深かった―――
2014年09月25日(Thu) 07:42:34
この村に赴任した夫について来て。
村の法事の手伝いに、誘われて。
その場で押し倒されて、血を吸われて。
なん度か血を吸われるうちに、慣れてしまいました・・・
この村に棲んでいる吸血鬼って、ふつうの村人として暮らしているんです。
お互いに行き来して。奥さんを交換し合って、血を吸い合ったりしているんです。
ですから、外部から来た人は珍しいらしくって・・・
わたしもほんとうは、初めて血を吸われた時に、犯されているはずでした。
村でのルールでは、そうなっているんです。
でも、相手のひとは礼儀正しい人で、
外から来て事情を知らない人にいきなりそこまでは・・・って、遠慮してくれて。
だからなん度も、応じたんだと思います。
血を吸い取られるなどという、おぞましいはずのお相手に。
「あなた、まだなんですって?」
夫の上役の奥様に、そういわれました。
法事の手伝いで、いっしょに居合わせたときのことでした。
「わたくしなんか、その場で犯されちゃったんですよ」
上品な奥様なのに、そんな露骨なことを、あっさりと仰るんです。
「むしろ、さいしょのときに許すべきだったかも知れないわね」
そんなふうにやんわりと、たしなめられたりしました。
「落ち着いちゃうと、かえって踏ん切りがつかなくなるから」
って。
「さいしょはもう怖くって、無我夢中で。だから受け入れることができたんでしょうね」
奥様は、そう仰います。
なん度か血を吸われているうちに、そういう異常なはずの体験に慣れてしまった私にとって。
なん度も犯されているうちに、そういう異常な関係に慣れてしまった奥様の話は、とてもしっくりするものでした。
ですからあなた―――
きょう、私はあなたを、裏切ります。
抱きついてくる彼は、いまではおずおずとだけれど、スカートのなかにまで手を入れてくるんです。
ストッキングも、なん度か破られました。
こんどストッキングを破られたら・・・もっと奥まで、手を入れさせてあげようと思っています。
ええ、私のほうから・・・
母娘丼と、嫁しゅうとめの味比べ。
2014年09月24日(Wed) 06:33:43
熟女好きの先輩が、ぼくの母親に目をつけた。
「きみの母さん、きれいだね。紹介してよ」
って、頼まれたけど。
なにもわかっていなかったぼくは、
「あんな五十のおばさん、どこがいいんスか?」
って、相手にならなかった。
ご執心だったのか。先輩がたくましかったのか。
二か月後。
とうとう独力で、モノにしてしまった。
父さんが海外赴任して、三年目のことだった。
いつもは厳しい母さんが。
その男のまえに出るときだけは、小娘みたいにおずおずする。
しょーもない命令されてるのに、律義に守ってしまう。
こないだなんか、スケスケのシャツにノーブラで。
乳首が薄っすら、透けて見えた。
先輩に、お袋さんのいま着ている服は?ってメールで訊かれて返事を出したら、こうだった。あとで、「お前に見せつけたかったんだ」っていわれて。
なぜかひどく、ドキドキした・・・
思い切って、切り出してみた。
母娘丼って、興味あります?
姉は母親似の美人で、母親似の勝ち気な性格。
母さんのときには、してあげられなかったから。
姉さんのときには、ちょっぴりだけ、きっかけを作ってあげた。
ふたりの留守中、なん度も家に上がり込んで。
ぼくは先輩を、姉さんの部屋に入れてやった。
きみん家(ち)は、隅から隅まで知り尽くしていたつもりなんだけどね。
さすがに先輩は嬉しそうに、ぼくに照れ笑いしてみせた。
そうだね。
先輩は母さんのあそこの隅々まで、知り尽くしている男(ひと)なんだもの。
姉さんの部屋に入り込んだ先輩は。
定番どおり、姉さんの下着に悪戯をして。
ヤバくなったやつは、無断で拝借していって。
持ち帰っておなねたにされているのを想像したぼくは、不思議なほど昂奮していた。
いちどなんか、姉さんのスーツのスカートの裏に、シミまで付けていったりして。
薄々気づいていたはずの姉さんは、とうとうなにも言ってこなかった。
母さんに似て勝ち気で美人な姉さんは。
父さんに似て、言い出せない人だった。
夢の母娘丼が実現したのは・・・それから一週間と経たないある日のことだった。
「知ってたんでしょ?」
なにもかも知ってしまった姉さんは、口をひん曲げてぼくをにらんだけれど。
いつもの威力は、そこにはなかった。
女にされたばかりの姉さんは、しきりにひざ小僧をすぼめていた。
初めて経験した痛みに、太ももの奥が疼いて疼いて、しょうがなかったらしかった。
母さんの浮気は、口外無用。
姉さんの処女喪失は、部外厳秘。
わかってますって。
ぼくはひと言、こういった。
「男は黙って・・・だよ」
あと、
「おめでとう」
って。
最初にひと言に、「まるで禅問答みたい」って笑いかけた姉さんが、ぴたりと黙って。
小娘みたいにかわいらしく、恥ずかしがっていた。
父さんが帰国してきた。
そのあいだの一年間は、あっという間のことだった。
「まだ婿にもなってないのに、留守を守ってくれてありがとう」
にこやかに声をかけられた先輩は、すぐ隣にぴったりと姉さんを引き寄せていて。
母さんと並んだ父さんのまえ、今まで見たこともないような殊勝な顔つきを作っていた。
まえの晩。
「重大会議」そういって部屋に連れ込んだぼくに、姉さんは言った。
ふたりきりの部屋のなか。
この部屋で先輩とふたり過ごしたあんなときやこんなことのことを思い出して。
ちょっぴりだけ、ドキドキした。
父さんは、なにもかも察していたはずなのに。
「仰っていただいても、いいんですよ。すべてご破算になっちゃうけど・・・」
母さんは口ごもりながら、父さんにそう言ったと姉さんから聞かされたけど。
おずおずと気づかわしげに夫を窺う母さんに、気づかないふりをして。
なにもかも察していたはずの父さんは、「留守を守ってくれてありがとう」
そう言っただけだった。
言い出せない人だった。
非難と譴責の場になりかねないその席で。
父さんは母さんに、お茶を出すように命じて・・・いつの間にか、もてなしてしまっていた。
我が家の未来の娘婿として。
ほんのちょっとだけ、相手のプライドに配慮をするだけで。
温厚な老紳士は、妻の浮気相手を家族の一員として、やすやすと受け容れていた。
「留守を守ってくれてありがとう」か。
帰る道々、送っていったぼくに、先輩がうそぶいた。
さすがにきょうの成功は、素直に嬉しかったらしい。
「家内を犯してくれてありがとう」だよね?
ぼくがそういって、茶化したら。
「うまいこと言うじゃん」って、にんまりしていたけれど・・・
父さんのいる夜に、母さんが外泊をしたのは、その次の週のこと。
姉さんが外泊をした、つぎの夜のことだった。
妻と娘とを、とっかえひっかえで抱かれた男(ひと)は、なにを思ったことだろう?
母と姉とを、とっかえひっかえで抱かれたぼくは、夜通し昂奮で、寝られなかった。
「婚約おめでとう」
義兄さんはそういってぼくを祝福すると。
姉さんが座をはずしたのを見計らって、「で?」といった。
相手は姉さんの友達だったから。
姉さんはわざと台所で、聞こえないふりをしている。
「息子としては、父親のいいところは見習わなくっちゃね」
淡々とこたえたつもりの語尾は、恥ずかしい昂奮に震えていた・・・
母娘丼って、興味あります?
って、訊いたぼくは。
嫁姑の味比べって、面白そうですよね?
って、好色そうににやけるぼくの先輩のことを、そそのかしていた。
母娘丼は、男の夢だという。
嫁姑の味比べも、男の夢だよって、言ってもらえた。
でもね、先輩。
花嫁をウェディングドレスのまま姦(や)られちゃうのって、ぼく夢だったんですよ―――
絵日記。
2014年09月18日(Thu) 08:00:08
家に招いてあげた吸血鬼の小父さんは、母さんのことを有無を言わさず抑えつけて。
あっという間に首すじを、咬んでいた。
ぼくの仲間に堕ちてしまった母さんは、いまでは血をあげるお手本を、ぼくに見せてくれている。
夏休みのあいだ、母さんを襲わせてあげることのできなかった少年は。
いまごろやっと、吸血鬼の小父さんを招待してあげて。
夏休みの宿題を、今ごろになって仕上げたのだった。
【夏休みの宿題】
自分の女家族を1人、吸血鬼に襲わせること。
そのときの様子を、絵日記にして提出すること。
生き血を吸われた人妻が、着衣を汚されることの意味
2014年09月18日(Thu) 07:56:50
ああ、それなのに・・・
妻の美しさを褒められて有頂天になったわたしは、
首すじにつけられた傷の疼きに耐えかねて、
妻の自慢のワンピースを汚すことに同意してしまっていた。
みずから脚を差し伸べて、肌色のパンストを咬み破らせていった妻―――。
いまでも苗字を変えずに同居してくれている彼女は、きょうもウキウキと、夫を裏切る逢う瀬に出向いていった。
初めてきみを、咬んだのは・・・ 別題:優しい街
2014年09月16日(Tue) 07:13:12
初めてきみを、咬んだのは。
デニムのミニスカートからむき出しになった太ももが、あまりに眩しかったから。
素肌の咬みごたえときゃあきゃあ叫ぶきみの悲鳴とを、いまでも愉しく思い出す。
初めてきみを、咬んだのは。
スーツの襟首から覗く首すじが、あまりになまめかしかったから。
生き血を吸われることよりも、高価なスーツが汚れるのを気にかけたひと。
こだわり抜いて咬ませてもらった紺のストッキングも、ブランドものだった。
初めてきみを、咬んだのは。
招ばれた法事で、喪服の立ち姿がだれよりもひきたっていたから。
気がついたときには、もうきみを。本堂の片隅でねじ伏せてしまっていて。
黒のストッキングの足首に・・・ジュクジュクよだれを、しみ込ませてしまっていた。
ああ、でもきみたちがだれだったのかを。
思い出すことはもう、難しい。
それほどに・・・悪行を重ねてしまったから。
それほどに・・・身体の部位しか思い出が残らなかったから。
初めてきみを、咬んだのは。
学校帰りの紺のハイソックスに包まれたふくらはぎが、大人の生気に満ちていたから。
おうちに帰り着くまえに、あのハイソックスを咬み破ると・・・きみの彼氏に宣言していた。
吸血鬼さんだって、生きていたいんだよね。
自分の生命まで奪られるわけではないと納得したきみは、俺の身の上にまで同情してくれていた。
初めてきみを、咬んだのは。
彼女が咬まれることを恐れたきみが、おずおずといいにくそうに言い出したから。
男の血なんて、興味ないよね?ハイソックスならボクも履いているけれど・・・
差し伸べられた、ライン入りのハイソックスのふくらはぎ。
スポーツに鍛えた血潮は、思いのほかのど越しが心地よかった。
わるいね、きみ―――
俺のひと言に、マゾッ気のあるきみは、こくりと素直に、頷いていた。
初めて貴女を、咬んだのは。
咬まれた娘を迎え入れた、玄関先。
あなたがついていらっしゃりながら・・・そういって恨みがましく彼氏を睨み、
彼氏は玄関の隅っこで、小さくなって立ちすくむ
優しい彼氏を弁護したくて、俺はきみのことを、咬んでいった―――
深緑のべーズリー柄のスカートの下、肌色のパンストを、思い切りよく引き裂きながら。
毎日お食事、どうしているの・・・?
ブラウスを惜しげもなく赤いシミに彩ってしまったきみは、いつか主婦らしい気遣いをしてくれていた。
もういい加減、貧血でしょう?
気遣う俺は、穿き替えてくれた三足めのパンストをきみの脚から抜き取ってぶら提げながら。
気遣われているんだか、ねだられているんだか。
きみは蒼い顔をしながら、かぶりを振っていた。
娘にお手本、見せなくちゃ。あなた悪いひとじゃないんだもの。
襲った俺が、かえって庇われていた。
ブラウス、クリーニングに出さなきゃね。
またも主婦らしいことを口にしたきみに、俺がお使いに行ってやるからと、せいぜい憎まれ口をたたいていた。
初めて貴男を、咬んだのは。
貧血でぶっ倒れたまま、夫の早すぎる帰宅を迎えた妻を、もの静かに抱き起して。
あんたも生きるのに、大変なのだろうけれど。
やはり最愛のひとを、いきなりこんなふうにされたくはないものだね。
一回だけ、撲らせてくれ。
無抵抗に垂れた頭を、貴男はただ、撫でてくれただけだった。
妻も娘も、明日は朝早いのだよ。これ以上貧血にさせるわけにはいかないからね。
仲直りのしるしにと、貴男は箪笥の抽斗を自分で探って、紳士用のハイソックスに履き替えてくれた。
どうやらお好きなようだから――――
あのときわざわざ、パンストみたいに薄地のやつを択んでくれたのは・・・せめて少しでも、俺の趣味に合わせようとしたからに違いなかった。
奥さんの穿いているパンストが、しつように破かれているのを目にして、賢明にも察しをつけていた、寛大な人。
屈辱による苦痛の裏に、じつは快感が秘められていることを―――そのあと貴男は、初めて知った。
初めてきみを、咬んだのは。
お兄ちゃんや、お義姉さんになるひとのかたきだと、一方的に詰め寄られたときのこと。
じゃあきみもいちど、咬まれて御覧。
性懲りもなくぬけぬけという俺を、きみは挑戦的に睨みつけてきた。
じゃあいいわよ。あたし咬まれたって、夢中になんかならないから。
差し伸べられた白のハイソックスのふくらはぎは、思い切り咬むにはまだ、か細かった。
夢中になんか・・・ならないんだから・・・っ・・・
思わず姿勢を崩して、声をかすれさせたきみのことを。俺はしがみつくようにして抱き留めていて。
あんたの勝ちだ。きみは強い子なんだねえ。
じつは両親や兄たちを気遣って、自分の血も献血にまわそうとしたきみを―――俺はずっと抱き留めていた。
この街で、生きてゆく。
俺を分け隔てしない人たちが暮らす、この街で・・・
あとがき
わざわざ別題を附したのは単にどちらがいいか決められなかったからです。
(^^ゞ
定住率。
2014年09月15日(Mon) 03:00:26
定住率高いと思いますよ。うちの会社の人間。
なにもない村なんですがね。いろいろ不便だし。
皆さん都会から転任されて来られるのですが。
ええ、わけありの人、多いです。
いろんな事情で都会で暮らせなくなった人たちが、うちの会社に入って。
ここに転任してくるんです。
創立者の出身地だという話ですが、そういうことなんですかね。
うちあたりがこんな辺鄙な土地に事務所構えたって、仕事なんかないですよ。
ええ実際、仕事らしい仕事なんて、ほとんどないんです。
しいて言えば、「地域と親しくなること」ですかね・・・ここならではのやり方で。
はっきり言っちゃうと、ここに来た人って皆さん、奥さんのこと犯されてるんですよね。土地の人に。エエほかにも、娘さんとかお母さんとか。
え?そんなのありなの?ですって?
まあ・・・信じる信じないは、あなたの勝手ですよ。
特殊といえば特殊なのかも知れません。そう、私たちのほうが。
たしかに、適性を見て配置されているって感じしますよね。皆さんマゾだし。 笑
ここに来るまえに、たいがいの人が性格診断とかかなりしつこくクリアさせられてから来ているし。
たぶん・・・適不適ははっきりとあるんでしょう。
はい、わたしはむろん、適正者ということで。 苦笑
定住率の話ですが。
ここの隣町に、やはり都会の会社が事務所構えてましてね。
そこでの定住率は、ほぼゼロに等しいそうです。
うちですか。80&くらいかな。もっとかな。
いちど嫌だと言って出ていって、また舞い戻ってきて。しっかり棲み着いちゃってるひとも、なかにはいるんですよね。あれも定住率の側にカウントされるのかな。
体裁が悪いから?うーん、ちょっと違うかな。いや、だいぶ違う。
だって皆さん、内緒になんかしてないですよ。土地の人との関係。
隣の席の係長なんか、よく家族ぐるみで出かけてるっていうし。
そこの家、年頃の息子さんいるんだけど。
あちらの父子といっしょに近くの温泉宿に泊まりに行って。
あちらのおふたりが、かわるがわる奥さんというか、お母さんというか、夜這いをかけてくるんだそうです。
で、こちらの父子は、覗き専門なんですって。
そんな話題。うちの職場ではあっけらかんと語られるんですよ。
うちですか。
エエ、娘が年頃になるまではいようねって、家内と話してます。
赴任してもうかれこれ五年経ちましたが・・・
家内にとって三十代さいごの夜に、初めて土地の男性に抱かれちゃったんです。
以来もう、病みつきですね。家内もわたしも。
力ずく・・・だったのですかね。そこのところ、じつは記憶があいまいなんですよ。
三人とも、酔っ払っていましたので・・・
いまではね。わたしのほうから頼み込んで、家内のことを誘惑してもらった・・・そんな共通認識でいるんです。
それがいちばん、円満ですものね。
ええ、あちらの男性とはウマが合って、ふだんでもよく飲みに行くんです。
ことのついでにということで、うちに寄って、朝まで入り浸っておられたりするんです。
たまにわたしに無断で、また貸しされてしまうこともあるんですよ。
地元の法事の手伝いというのが、いちばんのくせものですね。
いつもね、洋装の喪服に、スケスケの黒のストッキング穿いて出かけるんです。家内。
うちの会社の人間、よくそういう口実で、お手伝いにかり出されるんですが。
お寺にはそうした都会の奥さん目当ての土地の男性が、なん人も来ていましてね。
黒のストッキングの脚を、品定めするんだそうですよ。
本堂で押し倒して・・・ええ、乱交状態になることもあります。
家内は恥ずかしがって、くわしく話してはくれないのですが・・・
どうして知っているのかって?
お相手の男性も自慢話をしかけてきますし、わたしもたまに、覗きに行っていますからね。家内に内緒で。
だって、どうしても気になるじゃないですか。
事務所の長の人も、奥さんのこと抱かれちゃってます。
家内の彼氏から訊いたのですが、還暦までは、楽にイケるそうです。
そうそう。家内の母やわたしの母も、ひき込んでしまいました。
父も義父も、意外にそうしたことに理解を示してくれて。
「母さんの還暦まえに声をかけてくれて、ありがとう」とか、
「すこしでも若いうちにお母さんを抱かせてあげられてよかった」とか、
「お宅はもっと若いうちからこんなこと愉しんでいるんだね」って、冷やかされたりとか。
いろいろあるんです。
家内の両親は去年から村に越してきましたし、うちの両親も近々、転居してくることになっています。
自分の妻を土地の者に抱かせたものは、他所の家の奥さんを抱く権利をもらえます。
でもうちの社員は礼儀正しいというか、遠慮深いというか、その権利を行使したという話は、ほとんどききません。
いちど、上司の奥さんにひそかにあこがれていた若手社員が、権利を行使したとかしなかったとか聞いています。
上司さんも寛大で、奥さんの社内不倫を認めてあげて。
そのあと夫婦交換みたいな感じで、自分の部下であるその男性の若い奥さんと交際を始めたんだそうです。
「部下の若妻モノにできちゃって、却って得したね」って、そのひと言っていました。
隣で当の若手社員氏が、くすぐったそうに笑っていましたっけ。
土地の風習が、都会育ちのサラリーマンの家庭にまで感染した、貴重な例かもしれません。
もっともね。うちの場合も・・・
父親たちは人妻を抱く権利を得ると、まっさきに家内にアプローチかけてきました。 笑
家内の父の場合実の娘になるんですが・・・そういう願望昔からあったみたいで。
定住したいって言いだしたの、ふたりとも家内が目あてなのかも知れないです。
「あなたのお嬢さんを犯す権利をいただいたので、結婚十周年を機に、わたしの家内を抱く権利を差し上げます」
「お母さんの交際相手認定、ご苦労様でした。労をねぎらいたく、また親孝行の一環として、瑤子(家内の名前)を献上します」
なんてね。それぞれの親に、手紙渡しました。
わたしですか?
いえ、ほかの女性をなんて、思ってみたこともありません。
定住を決めたのは案外、ほかの男の腕のなかであられもなくうめき声あげちゃう家内を覗いたいがためかもしれませんから・・・
夫婦でふつうにセックスするよりも、感じてしまうんですよ・・・
あなたのお宅も、夕べからですか。
奥さんの貞操喪失、おめでとうございます。
ちょっぴりショック ですって?
ご夫婦のときよりも、奥さん乱れちゃったんですよね? 笑
だいじょうぶです。
そのうちに、慣れます。
慣れてしまったら・・・抜けられなくなりますからね・・・
あとがき
久々に?画像抜きのお話です。 笑
過疎地での定住対策のニュース見てたのが、記憶にあったのかも知れませんね。
(^^ゞ
残暑お見舞い
2014年09月08日(Mon) 07:09:48
ふり向けば。
そこには高くて澄んだ、秋の空・・・・・・
珍しく純情系、ということで。^^
【コラボ作品】―――被害に遭った女子生徒の父親の告白――― 娘・香奈はこうして”生き餌”とされた。
2014年09月03日(Wed) 23:32:15
こんばんは。柏木劇場へ、ようこそ――― ^^
・・・って、なんだか場末の安っぽい見世物小屋みたいですね。^^;
それはさておき。
先日、文字通り”衝撃の邂逅”を遂げた「霧夜の狩人」さまの作画が、某所でますます冴えわたっております。
このたび幸いにもご厚意を得て、
「邂逅―――吸血5夜目 晴美――― 」
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-3080.htmlをあっぷしえたのは、いまだに記憶に鮮烈なところでありますが、同兄の別作品にも、文章を入れさせていただきました。
(*^^)v
某所でのあっぷは、8月24日。コチラでのアップが一週間以上も遅延したのは、ひとえに管理人の怠慢によるものです。
こうご容赦。
でもですねぇ。アチラのほうがはるかに、視聴率高いんですよね・・・
コチラで「霧夜の狩人」さまのファンが生まれるかどうか、はなはだ心もとないのですが。あえて遅ればせながらの一石を投じてみます。
では、はじまり、はじまり・・・
【ご注意】
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