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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

先生の妻。

2022年10月22日(Sat) 10:56:22

カズユキくんのお母さんとの一件で味を占めたボクが次に狙ったのは――
担任の奥原先生の奥さんだった。
奥原先生はボクの所属する「読書クラブ」の顧問の先生で、
男子生徒5人で作ったそのクラブは、しばしば先生の家で読書会を開いていた。
先生の奥さんはおしゃれな人で、紅茶を淹れたお盆を持ってきてくれる時にちょっとだけ顔を出すだけだったけれど、
ボクたちはいちように、奥さんの大人の色気に生唾を吞み込んでいたものだった。
とくに奥さんがいつものように穿いている、濃紺のストッキングは――
白い脛をそれは艶めかしく妖しく染めあげていて、
ボクの狂った網膜には、まるで――娼婦のようにさえ映るのだった。

あのパンストを脱がしてやりたい。
夫である先生の前で、引き裂いてやりたい。
そんなけしからぬ欲求に、毎日股間が疼くようになったのは、ごくしぜんななりゆきだった。

妹の紗代とは、もう半年前から関係ができていた。
学校帰りのセーラー服姿にむらむらッと来て――
「お兄ちゃんやめて」と言われながら、前開きのセーラー服をはだけて乳首を吸い、
ひざ下までもある丈の重たいプリーツスカートをユサユサと掻きあげて、
まだ童くさい唇に、むしろ強く劣情しながら、
ショーツを脱がした太ももの奥へと、たけり狂った一物を圧しつけていったのだった。
足摺りをくり返すうち。
履いていた真っ白なハイソックスが初めての血に浸るのを、
さいごのほうでは、「しょうがないなー」と照れ笑いしながら、
「もっと・・・」とおねだりしてくるまでになったのは。
きっと母さんの淫乱な血を、受け継いだからに違いない。

紗代のことは、兄さんとも共有していた。
ボクがさいしょに犯し、母さんには黙っていてくれるのと交換条件で、
家の外に連れ出して、草むらに埋もれながら、代わる代わるやりまくってしまったのだ。
だから、奥原教師夫人攻略作戦を実行するにあたっては、まず兄さんの許可を取った。
許可はあっさり下りた。
それよりも、「紗代の気持ちを大事にしろよ」――と、そのときはさすがに兄さんだと思ったものだ。

「いいわよ~♪」
紗代は意外にあっさりと、承諾した。
「まだ大人の人としてないもんね」
淑徳を示すとされたセーラー服の白のリボンをもてあそびながら、
紗代は悪びれもせず、学校の先生とヤるなんて痛快!と、むしろ乗り気なところをみせた。
ボクたちの自分勝手なセックスにうんざりしていたのか、それともたんに新しい刺激が欲しかったのか。
きっとその両方だったんだろう。


「やあ、いらっしゃい」
先生はいつもの謹厳な態度で、ボクたち兄妹を迎え入れた。
背後には珍しく奥さんの昌枝さんまでも顔を出して、にこやかに会釈を投げてくれた。
奥さんは白のタイつきブラウスに、濃い紫のロングスカート。
半ばしか見えない脛は、例の濃紺のストッキングに妖しく染めあげられていた。
きょうの濃紺のストッキングは、ボクのために穿いてくれている――
そんな妄想が黒雲のように、むくむくと沸き上がった。
表向きは礼儀正しい笑みをうかべて応対していたけれど。
ズボンのなかで窮屈そうに、ボクの一物が鎌首をもたげるのを、必死にこらえていた。

紗代が、(このひとね?)と言わんばかりに、ボクを見かえる。
ボクは素知らぬ顔をして、奥さんにも礼儀正しくご挨拶をして、さっそく先生の書斎にお邪魔した。

先生の書斎は、畳部屋で、ボクたち「読書クラブ」の部員5人が詰めても平気なくらい、広かった。
先生には前もって、話をつけていた。
 ボクの妹を犯したいと思いませんか?
 いつも妹の黒のストッキングの脚を、じとーっと見つめていますよね?ボク知ってるんです。
 なんなら、ボクがチャンス作りますよ。
 先生になら、妹を犯されても許せるって思うんです。
 妹にはよく、言い含めておきます。家にもナイショにするように言います。
 それはそうですよ――ボクの家だって、健全な家族ですからね・・・
 目印は――先生の好きな妹の黒ストにしましょう。
 学校の制服で黒のストッキングなら、彼女もOK、とご理解くださいね――
そう。
先生の家にお邪魔するとき紗代は、通学用の黒のストッキングを脚に通していた。
奥さんの濃紺のストッキングと好一対。とても良い眺めだった。

書斎に入ったとたん、先生はボクの顔を見、「いいんだね?」と念を押すと、
ボクが頷くのも待てないように、紗代の手を強引に引っ張った。
肩を鷲づかみにされた、白のラインが三本走る濃紺のセーラー服の襟が、いびつに歪んだ。
紗代がなにか言おうとすると、その唇を強引なキッスがふさいだ。
紗代は声もあげずに、ふらふらと姿勢を崩していった。
ボクにはヤラセだと分かっていたけれど、初々しい戸惑いに満ちた導入だった。
紗代の示したかすかな抵抗にそそられたのか、
先生はいっそう鼻息荒く、紗代の着ている前開きのセーラー服をくつろげてゆく。
レエスのついた白のスリップが、濃紺の制服の合い間から、鮮やかに眩く覗いた。
いつも謹厳にみえた先生にして・・・教え子の目の前で、その妹を犯そうと目の色を変えるのだから。
先生というのは、油断がならない。ボクはそう思った。
なぜか――先日犯したばかりの路子先生のことを、ふと思い出した。
路子先生のほうがずっと、生真面目でいちずだと・・・思いたかった。

奥原先生のごつごつと節くれだった掌が、紗代のスカートの中にもぐり込んだ。
スカートのひだが、掌の盛り上がりを写して、その盛り上がりがずんずんと腰回りまでたどり着いて、
黒のパンストをずるずると引きずり降ろしにかかってゆく。
それは足許にまで反映されて、足許にぴったりと張りつめていた薄地のナイロン生地が皺くちゃになって、
ふくらはぎ周りから、ふしだらに浮きあがった。

兄とつるんで2対1ですることもあったから、いつも見慣れている光景のはずだったけれど。
相手が先生だと、どういうわけかひどく興奮してしまっているボクがいた。
そこへ――
奥さんがいつものように、お紅茶を淹れて部屋をノックした。
「お盆だけ受け取って・・・」
先生は、身勝手なことをいう。
ボクはもちろんそうするつもりはなかったから、ドアを大っぴらに、開け放ってしまっていた――
ドアの向こうには、お盆を抱えたまま絶句している昌枝さんがいた。

「どうしたのですか??」
声色は平静を取り繕ってはいるものの。
蒼ざめた顔色は、隠しようもない。
明らかに、狼狽していた。
そしてボクは、明らかに状況を愉しみ始めていた。

「見てください、先生、ボクの妹を襲っているんです。犯しているんです。わかりますよね?」
「エエ・・・エエ・・・わかります・・・」
奥さんは気の毒なほど、おろおろしていた。
「初めてなんですよ、まじめな子ですから。嫁入り前なんですよ。なのにこんなことされちゃって――」
手許がくるってお盆のうえの紅茶をこぼしそうになった奥さんからお盆を引き取ると、
ボクはそれを本棚のうえに落ち着けた。
「あ・・・ありがとうございます」
昌枝さんはかろうじて、そういった。
明らかに、おろおろしていた。
けれども先生は、紗代のうえにのしかかった勢いをどうすることもできなくなって、
なんと妻のまえで教え子の妹の股間に向けて、濁った精液をびゅうびゅうと放射してしまっていた。

紗代は唇を嚙んで、甘んじて凌辱を受け止めた。
折り目正しい制服のスカートは、プリーツをつづら折りに乱れて、
その丈長なすそからは、脛まで引きずり降ろされた黒のパンストが片方だけ、覗いている。
「あなた、あなた、若い娘さんにそんな――」
夫の乱行を制止しようとした昌枝さんの声が、途切れた。
背後にまわったボクが彼女を羽交い絞めにして、後ろ手にまわした掌が、ブラウスのうえから胸を激しく揉み始めたからだ。
「あ・・・な、なにをなさるんです!?」
昌枝さんの尖った声色が、ボクの嗜虐心をいっそうそそった。
ぼくは体重を思い切り昌枝さんの身体に乗せて、紗代のすぐ傍らに、華奢な身体を転がしていた。
先生ははっとなって身を起そうとしたが、紗代はしっかりと先生の背中に腕を巻きつけて、ぴったりと離れない。
そのすぐ傍らで、ボクは昌枝さんの――いや、昌枝のブラウスを引き剥いでいった。
昌枝の胸もとを気高く引き締めていた純白のボウタイを、花びらを散らすようにむぞうさにほどき、
白のブラジャーの胸をはだけると、羞恥して胸もとを覆おうとした両手を容赦なく払いのけ、
ついでに頬に平手打ちを一発お見舞いする。
思わず抵抗の手を止めた昌枝の首すじに強いキスを這わせながら、ブラジャーの吊り紐を両方とも、引きむしるようにして断ち切っていた。

「き、きみっ、昌枝になにをするというのだ!?」
先生の狼狽した声が耳をくすぐる。
そのくせ先生が、紗代の下肢との結合を止めようともせずに、
制服のスカートに包まれたお尻を鷲づかみにし続けているのを、
妹を犯された兄として、見とがめないわけにはいかなかった。
「一緒に愉しもうよ」と、紗代。
「そうですよ昌枝さん、一緒に楽しみましょうよ」と、ボク。
けんめいにいやいやをする昌枝さんの唇を、先生の目の前で奪うと、
こじ開けた唇のすき間から覗くしっかりと食いしばった歯を、舌を入れてなぞっていった。

ビチッ・・・ブチブチッ!
鋭い音を立てて、濃紺のストッキングを裂き取っていくと。
うろたえて涙ぐむ昌枝の顔をじっと見つめる。
先生は、自分の妻が虐げられる有様に欲情してしまったらしく、
いまは熱っぽく、妹との情事に耽り込んでしまっている。
たけり立った肉棒を、無防備になった股間に圧しつけて、あっという間にもぐり込ませると。
キュッと閉ざされた昌枝の瞼から、涙がしたたり落ちた。
けれども、ボクは知っている。
何度もこすり合わせ、突き込んでいくにつれ。
昌枝は下肢を弾ませて、応えはじめてしなったことを――


「妹さん、処女じゃなかったじゃないか」
先生は口を尖らせた。
「わかっちゃいましたか?」
ボクは照れ笑いで誤魔化した。
「家内を襲わせる約束をした覚えはないぞ」
先生はなおもボクのことを、咎めつづける。
「お互い様じゃないですか」
ボクは楽しそうに打って返した。
「昌枝はほかの男など識らなかったんだ」
憤懣やるかたない先生に、ボクはいった。
「昌枝をモノにできて嬉しいです。誘ったらきっと、逢ってくれると思います。
 そうしたらお礼に、いつも穿いている濃紺なストッキングを、
 舐めつけながらずり降ろして、ブチブチ引き裂いて楽しむことにしますね」
先生がグッと昂るのをつぶさに見て取ると、
「授業が始まりますよ」と、余裕たっぷりに促していた。


「こんどだけですよ?」
昌枝はおびえた上目遣いでボクを見る。
「さあ、それはどうかな」
ボクは昌枝の肩に腕を回して、わが物顔に横抱きに抱きすくめる。
「OKだったら穿いてきてくださいね」とおねだりをした濃紺のストッキングが、
きょうも昌枝の下肢を妖しく染めている。
「奥さんは、ボク専用の娼婦にしてあげるからね」
唇で唇をこじ開けると、昌枝は歯を食いしばって拒もうとして、そのかたくなな歯を、テロテロと舌で、舐め抜いてゆく。
ドアのすき間から注ぎ込まれる、嫉妬に満ちた視線がくすぐったい。
そう。
昌枝には密会をねだりながら、密会場所と時刻とは、先生に報告してあげているのだ。
絶対手を出さないと約束してくれるなら、昌枝を楽しむところを見せてあげますよ。
ボクの言い草に、先生は無抵抗に頷くばかりだった。
ボクに言われたとおりに着飾った昌枝が、ボクの家に現れたのを覗き見て、ドアの向こうの人が絶句するのを感じると。
華奢な身体を引き寄せて、強引に唇を奪っていた。
卑猥に迫るボクからわが身を隔てようと腕を突っ張るのを、平手打ちで黙らせると。
あとはかんたんだった。
嫉妬に狂う視線を自覚しながら、
無抵抗な首すじを舐め、
胸もとを護るこげ茶色のブラウスを、釦を飛ばしながら剥ぎ取って、
漆黒のブラジャーをよだれで濡らし抜いたあげく、釣り紐を断ち切ってゆく。
そうされるのを知りながら、この女は装ってきたのか。
きょうの清楚でセクシーな装いは、ボクを楽しませるためのもの。
決して、教諭夫人としての品位を保つためのものなんかじゃない――
お目当ての濃紺のストッキングのうえからふくらはぎに唇を這わせて、
薄々なナイロン生地の舌触りを愉しみ抜いて、舐め抜いて、
辱めを尽くして、くしゃくしゃにしながらずり降ろしてゆくと、
ドアの向こうから熱いため息が漏れた。
先生、興奮しすぎだよ――
自分の奥さんが情事に耽るのを視て興奮するなんて、好すぎる趣味だと思いますよ――


「住み込みのお手伝いで、置いていただけませんか?」
昌枝が三つ指ついて、ボクのまえで頭を垂れている。
日常的にボクとの情事が重ねる妻に憤慨した先生に、追い出されちゃったのだ。
実家に帰るという選択肢もあったのに、不始末があらわになることを恐れた昌枝は、
なにをおいてもまっすぐに、濃紺のストッキングに包んだ脚を、ボクの家へと向けたのだった。
「うん、それはいいネ。母さんに頼んでみるよ」
ボクは担任の妻を支配する日常を妄想して、うきうきとしながらこたえていた。

楽しい日常だった。
学校で先生の授業を受けると、ボクはまっすぐ家に帰って、昌枝を犯した。
昌枝はボクのために、いつも着飾って待ってくれていた。
母さんも兄さんも、昌枝をボクの囲い者として接してくれて、
日中は家事の手伝い、そして夜はボクの性欲のはけ口となるために、あきらめきった身体を投げ出していった。

読書クラブのほかのメンバーを家に招んで、
淑やかに装わせた昌枝を、よってたかって犯したこともあった。
「青春だ・・・」
「まさか先生の奥さんとやれるなんて・・・」
みんなとても悦んでくれたし、感動して涙を流すやつまでいた。
ボクたちの精液まみれになる日常を、昌枝は唯々諾々と受け容れた。
唇をこじ開けるたび、這い込まされる舌を拒もうとしてかたくなに閉ざしていた前歯は、もう何の妨げにもならなかった。
むしろ――這い込ませた舌に自分の舌を絡み合わせて、じゃれ合うようにもつれ合わせる。
そういう女になっていった。


「やっぱり――家内を返してくれないか」
先生はもじもじと、ボクに頼み込んできた。
「ずいぶん勝手なんですね」
ボクは焦らす愉しみに、くすぐったそうに片目を瞑る。
「妹さんを犯したのは一回こっきりで、きみは家内を奪っていった。不公平じゃないか」
先生はまたも、身勝手なことをいう。
「あとが続くかどうかは、男としての腕だと思うよ」
ボクはぬけぬけと、そうこたえた。
「昌枝はボクに逢いつづけた。ボクも昌枝を招びつづけた。
 ふたりの気持ちがひとつになったんだ。
 教え子の男としての成長を、むしろ歓んでほしいかな」
二人きりの時はもう、ため口になっていた。
「ほかの部員も、悦んでいるよ。
 教師の妻を抱けるなんて、こたえられないって。
 ボクは気前のよい男だから、昌枝を独り占めしようなんて思わない。
 もう――先生の奥さんじゃなくて、ボクの女なんだから、好きにやらせてもらうよ」
「ま・・・ま・・・待ってくれ!」
先生は見苦しくうろたえた。
「わかった、わかったから――昌枝を返してくれ。頼むから返してくれ。
 教え子のお手伝いをしているなんて人聞きが悪いし、
 それも犯されているなどとしれたら、ほんとうに困るから・・・」
どこまでも世間体ばかりを気にする先生に、さすがにあきれながらも、ボクはいった。
「じゃあ約束してよ。
 昌枝を先生の家に戻してあげる。
 だからその代わり、ボクが昌枝を楽しむ手引きをしてほしいんだ。
 ほかの部員もいっしょだぜ。
 先生の奥さんに戻るからって、昌枝がボクの女であることに変わりはないんだ。
 遠慮なく、権利を行使させてもらうからね。
 でもその代わり――
 ボクが昌枝を弄んでいるところ、先生には視る権利を認めてあげよう」
先生は泣き笑いで、応えてくれた。

制御しがたい性欲に苦しむボクたちのために、先生は自分の奥さんを紹介してくれて、
奥さんの貞操を、ボクたちの性欲のはけ口のために提供してくれた。
自分の愛妻に、教え子たちの恋の手ほどきをさせたのだ。
妻の不倫を叱ったふりをして、教え子の家のお手伝いとして住み込ませたのも、先生の配慮。
ボクやほかの部員たちへの応接の仕方をわきまえさせるための、先生の好意的な措置だった――
校内では今や、そういう解釈で通ってしまっている。
身勝手にも教え子の妹の純潔を汚そうとした先生は、生徒たちの情操教育のために妻を提供して、
独特な教育技法を身に着けた教諭として、不思議な高評価を得るようになっていた。


読書クラブの教材は、先生が選んできていたけれど。
いまのボクたちは、それでは飽き足らなくなっていた。
先週の教材は、昌枝に書かせた手記だった。
「悪い妻です。
 主人に隠れて、教え子たちと逢っているんです。
 オトナっぽい服装が良いという彼らのために、夫に買ってもらったスーツやワンピースを精液まみれにされて、
 黒や濃紺のストッキングを片脚だけ脱がされて、
 主人の名誉に泥を塗りながら、わたくし自身も楽しんじゃっているんです・・・」
真面目くさって朗読する部員たちに、先生は苦虫をかみつぶした顔をしながらも、
「この人妻の心理を考えてみようね」と、
夫の教え子たちの手に堕ちた蝶の心理を、「妖しく満ち足りた心境」なのだと解釈してくれた。
きょうの教材は、先生自身の手記だった。
「妻を教え子たちに支配されて、数か月が経ちました。
 中学にあがったばかりの娘さえ、入学祝いに犯されてしまったけれど。
 家族が教え子との懇親を深めることに熱心なのは、夫としては妖しい嬉しさを覚えます。
 教育者としてのわたしは、間違っているのでしょうか――」