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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

「時と場合によっては」

2007年11月29日(Thu) 06:53:27

もしも吸血鬼に友達がいて、
―――きみの奥さん(または彼女)の血が吸いたい。
そんなふうに申し込まれたら、どうしますか?
絶対イヤだ!そう思われる方は、ここから後は読む必要がないのかもしれません。
けれども。
相手と場合による。
そんなふうにお感じになった貴方。もしかすると、重症です。^^
吸血相手に、友だちのパートナーをわざわざのぞむ。
そんなときは、生き血の確保によほどせっぱ詰まっているのかもしれません。
相手が友だちの奥さんや恋人であれば、殺害目的で吸血するわけではないでしょう。
ほどほどに血を吸われて。
ほんの少々の貧血を覚えるていどで。
ぶじにご帰宅になるのは、ほぼ間違いありません。
けれども。
吸血行為というのは、たんなる輸血と決定的に違う要素があります。
素肌を直接咬ませ、ないしは吸わせてしまうこと。
怖いですね・・・。^^
時と場合による。
そんなお答えは。
相手によっては。場合によっては。
奥様や恋人の肌を吸わせてしまってもかまわない。
ちょっと変換すると、そういうことにもなりかねないわけです。
賢明な殿方であれば、ふつうは決してこういう答えかたをしません。^^

生き血の確保にせっぱ詰まっている。
そう、申し上げました。
けれども、ほんとうにそうなのでしょうか?
知り合いの吸血鬼に、訊いてみました。
友だちに、奥さんや恋人の生き血がほしい・・・っておねだりするときって、どんなとき?
愚問だね。
かれはフフフ・・・と、せせら笑います。
嘲りよりも、同情と気安さをこめた笑いで。
そうして、おもむろに答えたものです。
友だちの奥さんや彼女ほど、つまみ食いに適した関係はないのだよ。
とくに、パートナーの男性が善意の持ち主で、サポート役にまわってくれるときほどね。
おいおい。そうくるのかね?
咎めるように小突いてしまうと。
小突かれた彼はなされるがまま、くすくすと含み笑いをしています。
なにしろ、私じしんが。
彼に妻をねだられて、ねだり取られて苦笑している「善意の持ち主」だったから。

時と場合による。
そう答えた人の何割かは。
時と場合によって、こんなふうに。
奥さんや彼女を、彼のもとへと送り出しているのです。
あらかじめ、言い含めてか。
ナイショで・・・か。
それは・・・ともかくとして。
彼への友情のしるしに、そんなふうに応えてしまっているのです。

抱きすくめられて。
うなじを噛まれながら。
暖かい血を、吸い取られながら。
服一枚へだてて感じあう、肉体と肉体。
襲われる側は、どこまで許してしまうものでしょうか?
亭主がいいと、いってくれたんだ。
そんな甘美な囁きのまえに。
夫と同等の関係を許してしまう奥方。
おや、おイタをしてきたの?いけないねぇ。
迎え取った奥さんを、ご主人は苦笑交じりに優しく咎めるだけのようです。

ゆだねる女性が恋人である場合。
しばしば彼女の純潔も、危機にさらされます。
処女の生き血に格別の好みを持つ彼らなら。
すぐには・・・奪わないでしょう。
けれども、許された密会を重ねるうちに。
吸血鬼の友人に気を遣って、恋人を抱こうとしない彼氏の代わり。
友だちの未来の花嫁の純潔を、こっそりいただいてしまう。
そういうけしからぬ友人も、いないとはかぎらないようです。
よく、教え込んでおいたからね。
披露宴のとき。花婿にこっそり囁く悪友。
くすぐったそうに聞き耽る、いけない花婿。
そんなふたりを、横目で優しくにらむ花嫁。
病気です。(笑)

妻に、恋人に、こんなケシカラヌことをされながら。
時と場合によっては。
夫や彼氏は、なぜかウフフ・・・と肩すくめて笑っているのです。
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