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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

紳士用の靴下を穿いて

2007年12月18日(Tue) 06:01:43

ぬるり・・・ぬるり・・・
男の舌が、唇が。
なぞるように、足許を濡らしてくる。
わたしは冷たいフローリングのうえ、うつ伏せになって。
ただひたすら、薄い靴下に彩ったふくらはぎを、ねぶりまわされてゆく。
主人の靴下なのよ。ストッキングみたいに薄いでしょ?
わたしの言い草に、男はすこし驚いたみたいだったけど。
きみの脚を、ご主人がガードしているみたいだね。
くすっ・・・と、人のわるそうな笑みが、ふくらはぎをよぎった。

ではこの肌を、ぞんぶんに愛でてやろう。
ご主人の靴下、もろともに・・・
ウフフ。
笑み崩れて吸いつく唇に。
うふふ・・・
わたしも笑って、応えてしまっている。
主人の愛用している、ストッキング地のハイソックスは。
まるで、女もののストッキングみたいになまめかしい。
どぎつい光沢を、妖しいほどに滲ませていて。
薄いナイロンのなめらかな舌触りを、よけいにつのらせているよう。
主人もろとも、たぶらかされてしまうのね・・・
そう。
彼と逢いに出かけるわたしに、この靴下を穿かせたのは。
ほかでもない、主人だった。

わたしの気持ち。
自分の靴下を、取りだして、わたしのまえ、差し出しながら。
主人はたったひと言、つぶやいて。あとの想いは、言外に滲ませて。
あたりの冷気に寒そうに肩をすくめながら、送り出してくれた。
ミニスカートの下、わたしの肌を染めて妖しく輝く靴下は。
主人の目には、どんなふうに映ったことだろう?
さあ、堕として。
とろけるほど、舐め尽くして。
くしゃくしゃに、引きずりおろして。
ちりちりに、噛み破って。

思うさま辱められた薄手のナイロンを、ぼうぜんと脚に着けたままのわたしに。
私の気持ちだ。
どこかでつぶやかれたのとおなじことばを、彼は囁く。
スカートの奥深く隠されたまま、身体の芯が、ズキズキと滾っていた。
破けた靴下を穿いたまま。
わたしは素肌を寒々と滲ませた脚で、真夜中の家路をたどる。
そんなわたしを、主人は待ち望んでいるはず。

がたり。
子供たちに気づかれまいと、音を潜めたはずのドアは。
思い切り耳障りな音を響かせた。
玄関先まで迎えてくれた主人は
彼に歯を当てられた自分の靴下を目の当たりにして。
ひと言みじかく、つぶやいた。
やられてきたね・・・?って。
その声色は、ちょっと震えていて、とても嬉しそうだった。
そうよ。やられてきたのよ。
ほかの男の、奴隷になってきたの。
そのひとは、わたしの生き血を、たっぷり吸い取って。
わたしをひと晩、酔わせてくれるの。
あなた、いいわね?いいわよね?
彼と・・・乱れてしまっても。
激しい名残りを、服に残して、家に帰ってきても。
この家と、あなたの名誉を汚してしまっても。
あなた・・・わたしのことを、咎めないで。
精液をぬらぬらさせたスカートのすそに、
引き破かれたストッキングに、
振り乱したままの黒髪に、
昂ぶって・・・
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