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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

堕とされてゆく。堕とされてゆく。

2007年12月23日(Sun) 07:34:43

堕とされてゆく。堕とされてゆく。
キリッと装われた礼装に。
およそ不似合いな荒縄を、ぐるぐる巻きにされていって。
白いうなじにあてがわれるのは、血に飢えた唇。
たんねんに。たんねんに。
笑みを含んだ唇は。
触れて、吸いついて、這い回って。
妻の素肌を、狂わせてゆく。
思惑どおりに、悩ましい色に染まった人妻を。
やつはむさぼるように、啖ってゆく。
生き血を吸い取り、衣装を乱して、引き裂いて。
己の奴隷として、支配してゆく。
妻はきりりと眉を逆立てて。
形ばかりの抵抗を試みるけれど。
プロのまさぐりのまえにはなすすべもなく、
堕ちてしまう。堕ちてしまう。
すべては、一場の夢―――
そう割り切るのだよ・・・と、ヤツは囁いた。
囁きながら。
きみの奥さん、いい体しているよね。
そんなふうに、わたしを挑発することも忘れない。
堕ちてゆく。堕ちてゆく。
そんな妻を見るのが。
専業主婦の日常とはかけ離れた妻を、ふすまのあいだからのぞき見るのが。
いつか、ヤツを迎えるときの慣わしとなっていた。
便利な奥さんだぜ。もの分かりのいいダンナだぜ。
ヤツがそんなふうに、うそぶいたとしても。
軽いあざけりにさえ、巧みに親しみをこめてゆく、にくい男。
きみとは、奥さんをとおしてつながっているんだよ。
きっと、ウマが合うんだろうね・・・
そう、きっと。そう・・・
踏みしだくように妻を辱め抜いてゆくきみは、絶好のパートナー。


あとがき
またまたなんだか・・・ですなぁ。(^^;)
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奥さんの写真、撮らせてもらえますか?
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夕べのかたは、大きかったですね。

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