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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

あっぷ。あっぷ。あっぷ。・・・。

2007年12月26日(Wed) 07:11:30

あっ、これは・・・
女房の目を盗んで開く、エッチな画面。
とあるサイトの片隅の。
「着衣のエロス 秘められた人妻の柔肌!」
とかいう、陳腐なタイトルのページ。
タイトルはともかくとして。
ダークグリーンのスーツに身を固めて、小首を思わせぶりにちょいと傾げた女の画像。
よく輝く大きな瞳。彫りの深く、それでいて奥ゆかしさをよぎらせた目鼻だち。
頭の後ろにきりりとひっ詰めて、ポニーテールを背中に垂らした黒い髪。
それになによりも、新調したばかりの深緑のスーツ。
どれひとつとっても、女房じしんではないか。
いったいどうしてこんな・・・っ。
自分の妻がエロサイトの画像のひとつになっていたら。
どんな亭主だって、動転するだろう。
けれどもじっさい、よく撮れている。
楚々とした風情は、いつも見慣れた妻ばなれしているし、
きもちほつれた黒髪は、きっとわざとの演出だろう。
ふだん滲ませるよどんだ疲れの色さえもが、どこか悩ましげなフェロモンを漂わせていた。

写真はどれも、着衣姿。
どれも、これも、一枚の例外もなく、しわひとつ見せない着衣姿。
いったいこんな写真のどこに欲情するというのだろう?

そう思い込んでいるあなた。まだまだ、シロウトですね・・・

撮ったやつのそんな呟きさえ、聞えてくるようで。
なんの変哲もない画像の数々に、オレは却って視線を浮わつかせて。
狂おしい妄想を、ぐるぐるめまぐるしく、かけめぐらしはじめている。
オレは画像の一枚一枚を、隠しフォルダに保存してからサイトを閉じた。
右クリックで落としてゆく手がかすかに震えたのを、笑えるものはいないはず。

翌日のこと。
オレは女房が寝入るのを待ち構えて、あのサイトを開いていた。
「着衣のエロス 秘められた人妻の柔肌!」
陳腐なタイトルは、そのままで。
けれども早くもパート2が、できあがっている。
画像なかの女房は、ゆったりと思わせぶりに笑んでいて。
熟女のゆとりを、婉然とただよわせていた。
その笑みの下、ほっそりとした指たちがまさぐるのは、ブラウスの襟首。
あっ。
胸をはだけている。それも、自分から・・・
画像は別の機会に撮られたらしい。
純白のブラウスは、きのうといっしょだったけれど。
ジャケットはなく、腰に着けた紺のスカートは、すそをしどけなく乱していて。
フローリングにぺたりとしりもちをついたまま、
脛を一対、見るものの面前にさらけ出している。
ふだんは脚に通すのを見たこともない薄い黒のストッキングが。
見慣れたむっちり脚を、じわりと淫らな色に染めあげている。
オレはまたしても、画像の一枚一枚を落としてゆく。
震える手に、昂ぶりを込めながら。

そのまたつぎの晩。
女房は頭が痛いといって、久しぶりの夜の誘いを振り切って、寝てしまった。
オレは昂ぶるものを抑えかね、独りパソコンのまえに向かっている。
ひらいたページは、一新されていて。
淡いブルーのブライトな背景が一転して、毒々しい濃い紫に変えられている。
目指すところは、そのページのほんの片隅。ごく目だたない小さな画像のバナー。
小首を傾げたポーズに、はっとして。
あわててクリックしたのは、ついおとといの晩のこと。
けれどもそのページは、どこにも見つからない。
「着衣のエロス 秘められた人妻の柔肌!」
どこだ?どこだ?どこだ・・・?
ページのあちこちをクリックして。それらすべてが徒労となって。
ふととあるページを開いてみると。
ムードたっぷりな字体が、すべてを物語っていた。
「人妻 開花」
ああ・・・
まぶたを羞ずかしげに、キュッと閉じて。
そむけた横顔に、さりげない愉悦を滲ませて。
スリップ一枚の女房は。
見たこともないガーター・ストッキングの脚を、おおまたにひらいていて。
薄墨色になまめかしく染めあげられた脛と。
あらわに輝く太ももと。
鮮やかなコントラストを横切るガーターの、ツヤを帯びたてかりと。
包み込んだ貞操を、あらわな輪郭にかたどるタイトなパンティは。
ぎらぎらとした紫色を、誇示するように輝いていた。

つぎの夜も。またつぎの夜も。
日替わりになってゆく女房を。
日を追うごとに大胆に肢体をさらけ出す女房を。
オレは狂おしく、追いかけていた。
アップしているヤツは、いったいどんなやつなんだろう?
まるでオレが見ていることを知っているかのように。
見ているオレを、あざけるかのように。
これ見よがしに、女房の挑発画像を新調してゆく。
決定的な数葉が載ったのは。
週末の夜のことだった。
「人妻 堕ちる」
そんなバナーを、震える手でクリックすると。
そこは見慣れた、リビング・ルーム。
ペルシャ風のじゅうたんに、こげ茶のソファー。
木目もようのテーブルの上には、アンチークなランプ。
まさに、この部屋ではないか・・・
オレは慄として、あたりを見回した。
間違えようもない。
テーブルの木目さえ、ぴったりと一致している。
その木目もようのうえ、女房はだれかに組み敷かれていて、
黒一色のフォーマルウェアから、おっぱいをまる見えにされている。
悩ましい面差し。キュッと閉じられたまぶた。
かすかな震えさえ伝わってくるような、ナーバスな長いまつ毛。
静脈の透けるほど白い肌は、漆黒の衣装に映えて、エロチックなコントラスト。
ああ、そう。二枚目があった・・・

二枚目こそ。見ものだった。
揉みくちゃにされたブラウスと。
腰までたくし上げられたスカートと。
ガーターに区切られた上と下。
なまめかしい気品漂わせる薄手のナイロンと。
眩しいほどに目を吸いつける白い臀部と。
黒のレエスのパンティから、かすかにはみ出た体毛と。
ああ・・・もうこのへんで、やめておこう。
けれども、クリックする指は、もうさいごの一枚を求めていた。

ああ。
決定的だった。
ここは我が家の、台所。
裸体をじかにおおっているエプロンは、妻好みのストライプもよう。
エプロン一枚に、黒のガーター・ストッキング一枚。
身に着けているのは、ただそれだけで。
あくまで貴婦人らしさを主張するナイロン・ストッキングの下肢は、それでも本能のおもむくまま、。
裸エプロンの奔放さそのままに、放恣に開かれていて。
はっきりと沈み込んだ男の腰は、きっと女房の奥の奥までまさぐり抜いてしまっているはず。
ある一定の深度と角度とが、あらぬ想像をたしかなものにした。
びゅうびゅうと・・・注がれてしまっているのだろうか。
女房のやつ、あんなにキモチよさそうに、口許ゆるませちまって・・・
気がつくと、オレの手はズボンのなかをさぐっていた。

御覧になったわね?
部屋のすみから投げかけられる声に。
ぎくりとして、振り向くと。
ブラックフォーマルに、黒のストッキング姿の妻は、薄っすらとほほ笑みながら、歩みをこちらへ進めてくる。
しずしずと、楚々とした透明感をたたえた脛を進ませてきて。
娼婦に、堕ちてしまいました。
深々と、頭をたれる。
いつもきりりと結い上げている黒髪は、すこしすさんだほつれを見せていて。
つややかな輝きが、かえってふしだらなものを増幅させているようだった。
思わず飛びかかって、剥ぎ取る衣装の下。
画像そのままのレエスのスリップと、ガーター・ストッキングに。
理屈ぬきで、欲情している。
びゅうびゅうとほとばしらせたのは、ほんとうに久しぶりのことだったけれども。
この女はどれほど頻繁に、おなじ色をした液体をそそがれつづけているのだろう?
つづきが、見たいね・・・
囁くオレに。
うん。見てね♪
女房は初めて安堵したように、こんどこそ淫靡な娼婦となって挑みかかってきた。
あのひととは、別れない。こっそり盗んでさらすのが、好きなんだって。
そんな勝手な言い草に、憤慨よりも劣情のほうがまさった夜。
顔だけは、隠せよな。アブナイだろ・・・
だから、愉しいのよ。
女房のほつれ髪を震わせてへらへらと笑う女房が、むしょうにいとおしくって。
あいつとどっちが、いいんだ?
いっそうの力をこめて、抱いている・・・


あとがき
やっぱ顔出しだけは、やばいと思いますけど・・・。(^^;)
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奥さんの写真、撮らせてもらえますか?

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