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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

女房の血を吸ってみたら・・・

2007年12月28日(Fri) 07:39:20

うっ。
喉を衝く、どす黒い衝動のまま。
俺は女のうなじを噛んでいた。
きつく抱きすくめた腕のなか、女は力のかぎりもがいていたが。
ぎゅうぎゅうとむしり奪られてゆく血の多さに目を回して。
すぐに、おとなしくなっていた。

かたわらでほくそ笑んでいるのは、しわくちゃな老婆。
いかにも意地悪げな、人のわるい笑みを、しわだらけの顔に滲ませて。
俺が人妻の血をむさぼるありさまに、見とれている。
ふびんじゃの。
女房の体しか知らんで、わらわに血を吸い尽くされるとは。
さいごの一滴を、俺の体から吸い上げるとき。
老婆はたしかに、そう呟いた。
血を吸うものは、吸われるものの身持ちまでさとるという。
女の身持ちを確かめるため、
吸血鬼にされた俺が真っ先に選んだ相手は、十なん年か連れ添った女房だった。

うっ・・・
どうじゃえ?
人のわるいにやにや笑いが、耳元に迫ってきた。
また噛まれるのか・・・と思ったくらい、間近にきて。
俺の顔色をまじまじと、いやらしそうに窺っている。
応えを返しかねている俺から、ぐったりとなった女体を奪い取ると。
どれ。
って、俺のつけたのと反対側の首筋に、唇とべろを這わせていった。

ククク・・・
あざけるような笑いに、応えるすべもない。
浮気、しておるな。それも、ひとりや二人ではあるまいて。
俺は頭のてっぺんから脚のつま先まで火照るような気分になって、
黙って老婆から女房を奪い返している。
この女。この女。
ごくごく・・・ごくごく・・・
もう、見境なく、喫っていた。
手加減しやれ。
揶揄する声が、ぴりぴり逆立った俺の神経をさらに逆撫でする。

うふぅ・・・
ひと息に、飲んで、呑んで。
女房は相手の正体を知ることもなく、眠りほうけている。
どうやら朝の陽を、生きて目にすることができそうじゃの。
老婆はまだ、にやにや笑いを消さない。
まだ、飲み足りないかや?
薄汚れた着物のたもとを振り上げるように、老婆が指し示すのは。
娘の勉強部屋。

ふふふ・・・ふふ。
くすぐったそうなくすくす笑いを、しいたげるように。
布団の上、転げまわる娘を抑えつけて。
ぎゅうぎゅうと、生き血を吸い取ってゆく。
おイタの罰だ。
嫁入りまえのくせに、もう六人も相手してやがる。
闇のなか、ツヤツヤ光る柔肌に、
何度も何度も、牙を突き立て、引き抜いて。
そのたびに娘は、きゃあきゃあとはしゃぎ声を立てている。

もう・・・だってぇ。
ママが誘うんだよ。あたしの彼氏と寝てみない?って。
ふと、気がつくと。
娘が着ているのは、ネグリジェではない。
胸元に輝く、漆黒のリボン。
ひざの周りを重たげに流れるのは、濃紺のプリーツ。
パパ、セーラー服好きなんでしょう?
だからこうして、待っていたのよ♪
長い黒髪を解き放った娘は、挑発するようにしなをつくる。

罰だ。罰だ。
俺はひたすらそううめきながら。
それでもどういうわけか、
わけのわからないほど、昂ぶってしまって・・・
淫らな母娘に、罰を与えつづけてゆく。
妖しく染まった血潮の味に、いつか酔いしれてゆきながら。
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コメント

おやおや・・・
 淫らなのは本当は・・・。w
柏木さんにもお仕置きをね♪
今年もいっぱいお世話になりました。
いろんな出会いがあり
たくさんの物思いがあり・・・
そして頂いた言葉があり・・・
ほんとに幸せな一年でした。
来年もよろしくお願いします
by さやか
URL
2007-12-29 土 02:31:34
編集
>さやか様
もぅ~~~(^_^;)
久しぶりにお逢いできたと思ったら、年のさいごまでおしおきですか~?(笑)
さやか様ならではの最高の儀礼としてありがたくお受け取り・・・しちゃうとっ。。。危っ!
(((^_^;)

年の暮れまで落ち着かない柏木ですみませぬ。^^;
来年もいい年でありますように。
by 柏木
URL
2007-12-29 土 16:38:08
編集

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