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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

スクールストッキングを履いた姪 2

2007年12月30日(Sun) 01:08:04

おっ、薄い靴下履いて来たな?
多佳子が通学用の黒のストッキングを履いてくると、叔父さまはいつも機嫌がいい。
夏服の白セーラーの下、濃紺のプリーツスカートに黒のストッキング。
ボトムばかり、濃いなあ・・・って思うけど。
年上の、それも大人の男性がご機嫌になるのは。
そう、悪い気のするものではない。
多佳子はほらほら・・・っておどけながら、おてんば娘よろしく脚を突き出して。
薄黒く染まった脛を見せびらかす。

高校にあがって、ストッキングを履くようになったら。
叔父様のところに遊びに行って、血を吸わせてあげてちょうだい。
首筋だと、目だつから。さいしょは脚を噛んでもらいなさい。
合格発表をもらったとき、ママはそういって、叔父様の正体を教えてくれた。
貧血になっちゃうよ。貧血になっちゃうよ・・・
初めて襲われて、ブラウスをびしょ濡れにしてしまったとき。
怖がってべそをかいていたのが、いまは遠い昔に思えてくる。
さっ、噛んで・・・
じゅうたんのうえ、腹ばいに寝そべって。
ピンと突き出したふくらはぎの周り、薄手のナイロンのゆるい束縛感が、じわり・・・と改めて滲んでくる。

うふふふふっ。
叔父様はくすぐったそうに、いやらしい含み笑いをしながら。
多佳子の足許に、かがみ込んでくる。
フッ・・・と走る呼気のなま温かさがオトナの男を意識させる、いけない瞬間。
やぁだ、多佳子、まだ処女なんだよ?って、口を尖らせたら。
夢中になってとびついてきたことがあったっけ。

強そうな脚だな。
叔父様は、いい気なことを言う。
だってー。
かけっこ、速いんだろ?
そうよ。叔父様があんまりいやらしいと、走って逃げちゃうわよ。
そうはいかない。
叔父様は、黒く染まった多佳子の足首をギュッとつかまえて。
すかさずぬるり・・・と、べろを這わせてきた。

ナイロンごし、ゆっくりとよぎってゆく、なまなましいぬめり。
うぅん。いやだぁ・・・
半分、おどけて。半分、本気で。
多佳子はうっとうしそうに、かぶりを振ってみせる。
そう、邪慳にするなよ。って。
叔父様はもういちど、上塗りするように。
ぬるり・・・ぬるり・・・
オトナっぽい装いのうえから、べろをぬらぬらと、よぎらせてくる。
なぞるように。くすぐるように。
なんども、なんども、舐めてきて。
そのたびに薄手のナイロンは頼りなげに、波うちいびつによじれてゆく。
あん・・・だめぇ。
かすかな吐息が、甘さを帯びているのを。
叔父様、きっと気づいているはず。
けれども、まだまだ子供あつかい。
ほら、ほら、ほ~ら。濡れてくる・・・
濡れてしまうのは、ふくらはぎだけじゃなくって・・・
もう・・・

振り返ると、叔父様の顔が目のまえにあった。
眼の色を変えて、多佳子のうなじを狙っている。
いいよ。明日は学校、お休みだし。
まぶたを閉じて、もういちど、うつ伏せて。
セーラーの肩におおいかぶさってくる両腕に、されるがままになって。
熱い息、うなじに降りかかる。
あっ・・・
かりり・・・
首のつけ根のあたり、鈍い疼きをうずめ込まれて。
多佳子はギュッと、こぶしを握る。
そうでもしないと、くすぐったくって。
笑いこけてしまいそうだから。
こんなとき、笑っちゃダメ。
また子供だって、バカにされちゃう。
グッと食いしばる歯茎のすき間から、いつか妖しく洩れる吐息はなに?

あー。
身体の力が、抜けてゆく・・・
多佳子の身体は、いつか裏返されて。
古びた天井の木目模様は、間近に滲んだ男の唇にさえぎられる。
うっ・・・
唇のうえ、重なり合ってくる唇は。
獣のように熱い息を吹き込んでくる。

いやだ。うっとうしい・・・生臭いっ。
身をすくめる多佳子を、叔父様はあやすように撫であげながら。
ぐいぐい・・・ぐいぐいと。
男の匂いを吹き込んでくる。
う・・・う・・・うう・・っ
うめきつづけるうち。ふと気がつくと。
叔父様は多佳子のことをギュッと抱きすくめている。
すがりつくような、心細さで。
叔父様が血を吸いたがるのは、喉が渇いているせいではない。
きっと、さびしいから。ぬくもりが欲しいから。
多佳子が血を吸われるのを怖がらないのは。
黒のストッキングのまま、すすんで脚を差し出すのは。
そんな想いに、気づいたから。

少女は男にみちびかれて女になり、
女は、いつまでも甘ったれな男を、甘えさせてゆく。
どれほど歳が、へだたっていても。
女はいつも、母か姉のよう。
男はいつも、幼な児のよう。
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