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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

記念すべき♪十人め!

2008年02月04日(Mon) 07:27:15

すまないね。
でも十人目はマサヤの彼女って、決めていたんだ。
処女ゲットの、十人め♪
レイジは勝手なことを口走りながら、それでも夢中に目を輝かせている。
ふた間つづきの畳部屋。
ボクは荒縄でぐるぐる巻きにされていて、
ひらかれたふすまの向こう側に敷かれたせんべい布団をイマイマしそうに見つめている。
あのシーツのうえで・・・
かよちゃんは処女を散らすのだ。
おまえ・・・ずっと狙っていたな?
もういちど、イマイマしそうにレイジを睨みつけると。
あいつは照れくさそうに、罪のない無邪気さで笑い返してきた。

ボクの村では、女の子は女学生のうちに結納をすませてしまう。
結婚が早いから、っていうよりは。
女学生のうちに、いいなずけ、って立場をつくるため。
だってボクの村では、許婚をほかの男子に捧げる風習があったから。
パパは今朝、勤めに出かけるまえに。
見事やり遂げるんだぞ、って、にやりと笑って出かけていった。
ママは出がけに、しっかりね♪って、笑っていた。
そう。
この村の男子なら、だれでも経験すること。

おまえのために取っといたんだ。十人め♪
あいつは得意になっている。
そういえば。
マアくんの彼女が犯されてから、もうかるく半年は経っている。
ガマン、したんだぜ~。
ふつうなら許せないはずの揶揄を、許せてしまうのはなぜ?

結納を済ませた二日後の金曜日。
レイジは悪友仲間とボクとを引き連れて。
かよちゃんの家に夜更け、夜這いをかけた。
お目当ては、かよちゃんのお母さんとお姉さん。
じたばた暴れるふたりを横抱きにして、かわるがわる首筋に唇を吸いつけていった。
ボクいがいのみんなは、吸血鬼。
たがいに血を滴らせた頬をつつき合いながら。
大人しくなったエモノを、分け合っていった。
ヤスジはお母さんの、タカオはお姉さんの、ストッキングの脚にかぶりついていった。
じゃあオレは、かよちゃんね♪
あいつははじめから、そのつもりだったんだ。
おびえるかよちゃんの脚をつかまえて、制服のスカートから伸びたふくらはぎに、
白いハイソックスのうえから唇を吸いつけていった。

せんべい布団のうえ、かよちゃんは泣きべそをかきながら。
それでもじいっとこっちを見ている。
ゴメンね。マサヤくん、ゴメンね。
いいんだ。いいんだ。
この村では、だれもがすませる通過儀礼。
その相手が、たまたま幼馴染だっただけ。
見ず知らずの大人に犯されるより、まだいいような気がする。
レイジに言われるままに着てきた夏もののセーラー服の下。
ぷりんとしたおっぱいが、レイジの掌のなかで揉まれている。
アイロンのきいたプリーツスカートをくしゃくしゃにして、
手馴れたまさぐりに、かよちゃんはたちまち頬っぺを真っ赤にして。
キュッとすぼめていたひざ小僧を、あっけなく割られていった。

はい。おみやげ。
あいつがくれたのは、真っ赤に染まったシーツ。
ボクがそれを受け取ったとき、かよちゃんはとても羞ずかしそうに目をそらしつづけていた。
じゃあね、バイバイ。夫婦仲良くね♪
能天気に手を振るあいつは、
かよちゃんがべそかきながら身づくろいしているとき、ボクを物陰に呼んでいた。
かよちゃんのことも、もちろん好きだけど・・・
お前のことが好きだから・・・きっと彼女に手を出したんだとおもう。
一生忘れないぜ。きみのフィアンセをいただいた今夜のこと。
そのときだけ、あいつはしんみりとした瞳を、月の灯りに輝かせていた。

ふたり、無口になってしまった帰り道。
犯された婚約者とのふたり歩きで、いったいなにを話題にすればいいんだろう?
かよちゃんは、黙って手を差し伸べて。
ボクの手をギュッと握り締めてくる。
掌のなか、かよちゃんの熱した指がなにかを訴えている。
汚れちゃった。
いいんだよ。
ボクはそう応えるように、かよちゃんの手を力をこめて握り返していた。
じゃあね。
おやすみ。
仲良く・・・ね。
誰かに言われた言葉をそのまま繰り返して。
セーラー服姿が、おうちの玄関に消えていった。

十人目としてゲットされてしまった夜。
ボクはこの夜の透きとおった月の輝きを、一生忘れない。


あとがき
婚約者の処女を、だれか別の男に捧げなければならない風習。
幼馴染たちに訪れた、妖しい夜。
そんなテーマのつもりだったんですが、やっぱりゆがんでますなあ。^^;
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