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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

魔性の遊戯 怪人に犯された夜

2008年02月08日(Fri) 06:42:53

少ーし、こあかも。^^;

おしゃれなワンピースに、鮮血の帯をよぎらせて。
純白のブラウスの肩先に、血のりを輝かせて。
婚約者とその母は、並べられたじゅうたんの上。
知性も、気品も、世間体までも、かなぐり捨てて。
くすぐったそうにへらへら笑いこけながら、転げまわっている。
女たちにのしかかっている怪人どもは。
ひどく醜悪で、グロテスクで。
それでもうら若い母娘は、そんなことおかまいなしに、じゃれ合ってしまっている。

未来の花婿である、ボクのまえ。
深夜呼び出された婚約者とその母親は。
あっという間に怪人どもに、たぶらかされて。
ワンピースやブラウスの胸元深く、残忍な吸血管を刺し込まれていった。
柔肌を奥深くえぐった兇悪な牙は、貪婪な食欲を発揮して。
めまいがするほど多量の血を、あっという間に抜き出してゆく。
身体の変化に、理性はついていくことができないで。
突然娘のほうがけたたましい笑い声を上げたとたん、
母親のほうも、慎み深さを忘れて。
ころころと笑いほうけてしまっていた。

見て見て。綺麗・・・
妹のリサが、指さしたのは。
母娘の胸元にぐさりと突き刺さった、吸血管。
ルビー色をした吸血管の中身は、女ふたりの若さを魅せつけるように。
官能的なまでの艶と輝きを秘めている。
女たちの熱情が込められた血液は。
ひたすら、怪人どもの喉をうるおしていって。
それでも女たちは、じぶんの魅力と若さとを愉しまれることを誇るように。
この遊戯が生命を落とす危険と隣り合わせだということさえ、忘れ果てて。
きゃあきゃあとはしゃぎながら、相手をつづけてゆく。
血の奴隷と呼ばれる、娼婦たち。
良家の子女は、鮮血に染まる通過儀礼とともに、
今宵、そのなかの仲間入りを遂げる。

平和な夜のリビングに、怪人どもを招きよせた悪友のレイジは。
とうに、本性をさらけ出していて。
ボクのまえ、婚約者と腰をひとつにしていた。
処女の生き血が、好物なんだぜ。
だいじにいただこうぜ。
たしか、そんなふうに言っていたはずなのに・・・

母は、黒のスーツを着崩れさせて。
妹のリサは、真っ赤なチェック柄のスカートの奥まで、
怪人のひとりの腰をすり寄せられて。
ふたりながら、犯されている。
グロテスクな仮面のなかにあるのは、生身の人間。
いや、もと生身の人間だった魔性のもの。
血に飢えた男どもは。
男の子を介して、こんなふうに夜のお宅にお邪魔して。
貴婦人たちの貞操を盗み取ってゆく。

今宵は、宴。
妹と婚約者の純潔と。母の貞操までもが堕とされた、忘れがたい喪失の記念日。
娼婦になり果てた女たちは。
ただひたすらに、じゅうたんの上。
小娘にかえって、笑い転げている。
姦られちゃったね。
傍らで呟くのは。
未亡人になった母の孤閨を慰めていた、情夫。
こんどはわたしの家内も、仲間に入れていただこうかな?
うっそりとした呟きが。
深く深く、胸を侵してくる。
母の情夫。嫁と姑。婚約者を寝取った悪友。
ほんとうなら、言葉を交えることさえ忌むほどの関係が。
信じられないほど、打ち解けていて。
吸血という魔性の遊戯に、ただひたすらに、耽り合う。
いつか、血を吸われすぎて、肌を蒼ざめさせていたボクも。
仰のけられただれかの胸の谷間に、生え初めた牙を心地よく突き立てていった。
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