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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

後妻と三人の息子たち

2008年02月25日(Mon) 06:02:58

三人の子持ちの男やもめがいた。
子どもたちは男の子ばかりだった。
男はやがて再婚することになり、家に再婚相手を招いた。
部屋は散らかり、男の子たちは飾り気もなくがさつだったけれど。
女は終始にこやかに接していた。
いちばん下の洟垂れ息子は、寒そうな赤鼻にハンカチを当ててもらって、めずらしいくらいにはにかんでいた。
再婚してなんか月かたったとき。
十八になる上の子が、おずおずと義母の部屋にあらわれた。
夫のいない夜だった。
なにを言いたいのか、みなまで聞かずに。
優しい義母は、なさぬ仲の息子を、ねやに招きいれていた。
二番目の息子が義母のところに夜這いをしかけてきたのは、吹雪の晩のことだった。
眠れない・・・といいながら。
その子は義母よりも大きな身体で甘えかかってきた。
上の息子二人が嫁をもらって家を出て行くと。
夫が妻に語りかけた。
あいつもそろそろ、年頃だね・・・と。
そして、
どの子がいちばん、かわいかった?と。
なにもかも知り抜いている声だった。
妻は優しくほほ笑んで。
どの子もとっても、かわいいですよ。
いつも覗き見している誰かさんと、おなじくらいに・・・ね。
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