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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

連れ込み宿 六 ユウヤのママ

2008年02月25日(Mon) 07:08:17

まだママのことを、差し出していないんだね?
マコトは支配者ぶった声色で。
仲良しのユウヤを責めていた。
三人、寝そべった畳のうえで脚を伸ばして。
半ズボンの下に履いてきた、おそろいの紺のハイソックスのふくらはぎを、小父さんに差し出しながら。
あっ、あっ、う・・・うぅん。
どうしてこんなに、昂ぶってしまうのだろう?
すべすべとしたナイロンごしに、舌を這わされるだけで。
おなじ昂ぶりを、ともにしながら。
ボクたち三人は、それぞれの密会の共犯者。
古びたシミの浮いた天井の下。
黄ばんだたたみの上に転がされたボクたちは。
若いアユのようにピチピチとした膚をさらして。
小父さんの奇妙な欲望を、充たしていく。
ひそかな昂ぶりを抑えた吐息を、洩らしながら・・・

マコトのハイソックスは、いつもよりグッと薄くて。
まるでストッキングみたいに、脛を蒼白く透かしていた。
どお?パパがお勤めのときに履いていくやつなんだけど。
足裏の補強だけが、ちょっとツヤけし。
でも、紳士用とは思えないほどのツヤツヤ光る光沢が、すべてを圧倒していた。
すごい・・・
ユウヤもこういうの、穿きたいだろう?
マコトの声も、じつは昂ぶりに寸詰まっていた。

さあ、さあ。
ふたりして。
ウブなユウヤを、悪の道に引きずり込もう。
ボクたちは、ためらうユウヤの肩を両方から抱きかかえるようにして。
お宿からまっすぐ、ユウヤの家をめざしていた。
ママ、あしたの午後ってあいている?
お友だちに逢ってもらいたいんだけど・・・
いがいに落ち着いているユウヤの態度に。
ボクたちは意外そうに、顔を見合わせていた。

ほんとうは、ユウヤはママを逢わせてしまっている。
それを知らないのは、マコトだけ。
けれども。
善良な少年を悪の道に堕とす。
そんなマコトのシナリオが、捨てがたくて。
ボクはユウヤと彼のママと、三人で語らって。
堕とされる善良な母子の役を演じてもらう。

やられキャラ・・・って、愉しいね。
いよいよママを連れ出そうというとき。
ユウヤはこっそりと、囁いてきたものだった。
ボクたちは始めて、大人の前で半ズボンの脚をさらして。
おそろいの紺のハイソックスで、肌色のストッキングを穿いたユウヤのママの脚を取り囲むようにして、道を急いだ。

ああっ・・・うっ・・・あっあっ・・・
ふすまの奥から洩れる声に。
ボクたち三人は、失禁しそうなくらい、昂ぶって。
たがいにたがいのズボンのうえから、股間に手をあてがって。
パンツを濡らしあってしまっていた。
ユウヤだけは、ママを救い出すチャンスを、あきらめさせるため、
ボクたちの手で、ぐるぐる巻きに縛られていたけれど。
稚拙な結びかたをした縄は、すぐにほどけてしまっていて。
けれどもユウヤは家庭崩壊を救うチャンスを、わざと無にして。
ふすまの向こうで家庭が崩壊するのを、嬉しそうに覗き込んでいる。

堕ちちゃったね。三人とも。
羞ずかしそうな、照れ笑いを。
お互いの頬に、認め合って。
こんどは誰を、引き込もうか?
どこまでもワルなボクたちは。つぎの獲物を物色する。
気をつけてね・・・ボクたちみたいな男の子が、油断なく目配せしあうとき。
狙われているのは、キミなのかもしれないのだから。


あとがき
愉しい密会の場に、薄いハイソックスを履いてきたマコトくん。
もしかすると、パパに相談して、親子で示し合わせてママを堕としたのかも。
その事実を、見せつけたくって。
さりげなくパパの靴下を黙って借りてきたのかも。
主人公のボクは、もうなんども経験している道のようですが。^^
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