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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

孝行息子 ~逢いに行く~

2008年02月28日(Thu) 07:21:30

脱いだジーンズが、部屋のすみでぐしゃぐしゃになっていた。
脱ぎ捨てたとき、ストッキング一枚の太ももが寒々とした外気に触れて。
初めて・・・異常なことをしている。そんな気分になった。
ジーンズを脱ぎ捨てたミノルは、男の子。
相手をしているのは、吸血鬼となった父親。
ママのストッキングを履いてきたよ・・・って、囁いたら。
ズボンを脱いでみろ、って、迫られて。
ためらいもなくズボンを脱ぎ捨てて、女みたいな脚をさらけ出したとき。
理性の壁が、崩れ落ちたような気がした。
パパなんだから・・・それ以上のことはしないよね?
声がすこし、震えたのは。恐怖からだったか。期待もかくれていたのか。
血に飢えた男は、なまめかしい薄黒に染まった少年の脚を、くまなく舐めまわした。
ぬめくる舌が、薄手のないろんごし。くすぐったい疼きをしみこませてきて、
少年は思わずぞくり!と、感じてしまっている。
勃っている。
ひんやりとした指のあいだに、はさまれて。
じゅじゅじゅ・・・っ、と、噴いてしまっていた。

ママのストッキングを、汚したね?
お仕置きだ。
父親はふふっとほくそ笑んで。
つやつやとしたナイロンが薄っすらとしみとおる太ももに。
ちくり・・・と牙を縫いつける。
じわ・・・っ、と滲んだ血。
ちゅるちゅると啜られていった。
あとはもう、勢い。
飢えた唇は、ヒルのようにぴったりと密着して。
生温かい生き血を、勢いよく吸い上げてゆく。
ちゅう、ちゅう、ちゅう・・・
あ・・・もうそこまでで、許して。
許して、許して、といいながら。
なおも血を求める牙と唇に。
だまって持ち出してきたママのストッキングを、いいようにいたぶられてしまっている。
明日は多分、ボクもお誘いをうけるから。
蒼ざめた頬で、そう呟くと。
パパはほんの少しだけ、吸い取った血を身体に戻してくれた。

ほんとうに、いいの?
ウン。
繊細な横顔に、つよい意思を秘めた少女は。
ためらう兄の先にたって。
ふたりの父親が待つという村はずれの納屋に歩みを進めた。
学校に履いていく黒のストッキングは。
ママのそれにくらべたら、てかてか光もしなかったし、そんなに透けてもいなかったけれど。
いつまでも子どもだと思っていた妹にしては、かなり気張ったシルエット。
びっくりするほど、大人びてみえた。

さいしょにボクが、お手本示すから。
兄のほうこそ、声上ずらせていて。
半ズボンの下、ひざまで引き伸ばした紺のソックスに、飢えた唇を吸いつけられてゆく。
失血のせいで息せき切っている兄がうつぶしているかたわらで。
こんどは少女が、父親の腕に抱きすくめられてゆく。
ダメだ・・・ダメだよ・・・
嫉妬とためらいと。その裏に秘められた一抹の媚薬とが。
少年の胸を妖しく焦がす。
首筋に、さくりと降りた牙が、根元まで・・・埋め込まれたとき。
あぁ。
少女は初めて怯えたように、一瞬眉をそらせて。
身体を支える両腕が、キュッと筋肉を引きつらせるのを。
半そでのセーラー服から覗かせた。

夏服に黒のストッキングなんて、ヘンだよね?
娘はとっくに、落ち着いた声色を取り戻している。
けれども男は応えるゆとりさえ忘れて、少女の足元の装いをいたぶり続けていた。
わらにまみれた少年は。
血を抜かれてかえってスッとなった身体を、だらりとふやけさせながら。
いま目のまえで妹がされているのとおんなじように、ママが吸血鬼のおじさんに飼いならされてしまったのを。
薄ぼんやりと思い出している。

いるかい?パパ。
ママを連れてきたよ。
吸血鬼のおじさんが、別のおうちを見つけて。
そこの家の若い奥さんをたぶらかせにかかったとき。
ミノルはおじさんの許しをもらって、ママを納屋へと連れ出した。
ひさびさの、夫婦の交歓に。
われを忘れた男女を、納屋の外からのぞき見て。
妹のときのような淡い嫉妬よりも、誇らしさと安堵とが、少年の胸を染めていた。

つぎは・・・ハルコさんの番だよね?
ママも妹も、白い顔を並べて愉しげに口にするのは、ミノルの恋人の名前。
セーラー服の夏、ハルコさんは今年がさいごなんだよね?
9月30日の晩のこと。
もう着なくなる夏服を、処女の血潮で濡らしてもいい・・・
ハルコさんは、「お義父さんのためになら」って、付け加えてくれたけれど。
あのじんじんとした嫉妬の疼きは。
妹の時よりも、濃密だった。
三つ編みにした髪を、かきのけられて。
薄っすらと陽焼けした小麦色のうなじに。
あのときとおなじように、象牙色をした鋭い牙がもぐり込んでゆく。
予防接種だと、思うんだね。
浮気よけの、予防接種。
お嫁さんの浮気を封じるために、パパにしてもらうんだね?
半分は、わかったようで。半分は、納得できない・・・
でもそんな想いなど、踏みしだくようにして。
彼女はうなじから血を流して。
純白のセーラー服に、バラ色を散らしてゆく。

こんどくるときは。スカートの裏も紅くするんだよね?
口にした言葉の濃さとは裏腹に。
少女が投げてくるのは、イタズラっぽい上目遣い。
ウン。そうだね。
ストッキングは、太ももまでのやつがいいかな。
さいごまで、脱がないで。
履いたまま犯されているところ、覗いてみたいから。
少年の身体には。
いつか父親と同じ色の血が、ひそかにめぐりはじめている。
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