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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

まりあ?公園に来てくれる?セーラー服を着てきてくれる?

2008年02月28日(Thu) 07:48:13

どうしたの?
制服を着てきて・・・だなんて。
目のまえのまりあは、いつもとおなじ人なつこい笑みをうかべていて。
けれども昔からよく知っている、子どもっぽい少女ではなくなっていて。
白い肌は、まるでうわぐすりをかけたような艶を帯びていて、
薄いピンクの口紅を淡く刷いた口許には、コケティッシュな色香が漂うようになった。
けれどもそれとおなじくらい、ボクの胸をじんじんと疼かせているのは。
うら若い、活き活きとはずんだ生気。
そう、夕べ。
ボクはひと晩にして吸血鬼になってしまっていたのだ。
なによー。ひとのこと、じろじろ見ちゃって。
イタズラっぽく笑うまりあは。
長い髪を清楚な濃紺の襟首のあたりにさらさらさせて。
さっきから。
まるで誘うように、白いうなじを見せつけてくる。
淡い血色を秘めた、白い膚。
からからに渇いた喉には、とてもこたえられない液体を秘めた肉体。
ボクはもう、ジリジリと焦がれてしまって。
ガマンできなくなって。いたたまれなくなって。
思わずつい・・・と、手を伸ばしている。
純白のセーラー服の夏服の下。
豊かに実ったおっぱいが、意外に間近に感じられる。
あっ!なにするの・・・っ!?
半ば予期していた事態に、それでもまりあは本能的に、抗って。
その抗いが、かえって劣情の焔を昂ぶらせた。
ツタのように巻きつけた猿臂のなか。
うっ・・・ううっ・・・
きみはかすかに苦悶を浮かべて、眉をぴりぴり震わせたけど。
さらさら流れる髪の毛をかいくぐって、
ぴったりと唇寄せた首筋は、ひどくしんなりとしていて、人肌のぬくもりが心地よかった。
飢えた唇を、なだめるように。
ひとしきり。ぬめぬめと這わせゆく。
あん、だめっ。ダメッ!なにするのよぅ。
ボクの真の意図に気づいていないまりあは、本気で抗っているわけではない。
腕のなかではずむ、ピチピチトした肢体に。
ボクはもう、すっかりゾクゾクとなってしまって。
熱い唇の裏に秘めていた牙をむき出しにして。
ぐいっ。
しゃにむに、圧しつけてしまっていた。
きゃあっ・・・

ぐったりとなったセーラー服姿は。
ベンチに腰かけたボクのおひざの上。
さあ、まりあはきょうから、ボクのおもちゃになるんだよ。
なにをされても、じっとこらえているんだよ。
イヤそうな顔してもいいからね。
うん、そのほうがかえって、昂奮するかな。
熱に浮かされたようになって。
うわついた口からは、引っ込み思案だったボクからは想像もつかないような声が洩れてくる。
セーラー服の胸の谷間にしたたりおちてゆく、バラ色のしずく。
ボクはそれを指に絡めて。
まりあの目のまえ、見せつけるようにして。
チュッ!と下品に、わざと音を立てて吸っている。
血を、吸うの?まりあの血を、吸い尽くしちゃうの?
たったひと晩で・・・だなんて。
そんなもったいないこと、できるわけがないだろう?
でもこれからきみは、毎晩、学校帰りにこの公園に寄り道をして。
ボクに襲われなければいけないよ。
約束してくれるよね・・・?
う・・・うん。怖いけど。
怖い?そう?じゃあ・・・もっと怖がって。
わざと腕を解くと、まりあは跳びあがって。
ばたばたと逃げ足をたてたけれど。
それはほんの、数歩のことだった。
たちまち抱きすくめられて。
まえよりもっとつよく、うなじを吸われてしまったから。

草地に尻もちをついて。
はぁはぁと、息はずませて。
キミ、まりあよりも足遅いんだったよね?
ふふっ・・・と笑って、ボクの顔を覗き込む。
逃げちゃったら、かわいそうだと思って。
ね。脚、気になっているんでしょう?
まりあの均整のとれた脚は。
濃紺のプリーツスカートの下、真っ白なハイソックスに包まれている。
穿き替えたばっかりなんだよ。
練習で泥だらけになっちゃったから。
すっ・・・とさし寄せられる足許に。
ボクはためらいもなく、唇を吸いつけている。

ママにばれちゃうかなあ。
でもなんとなく、ばれても黙っているような気がするなあ。
長い髪を、じぶんでもてあそびながら。
いいよ。毎晩、逢ってあげる。
でも・・・死なせないでね?だいじにしてね?
ちょっとだけ翳りを帯びた横顔が、ひどくいとおしくて。
セーラー服に包まれた、か細い肩を抱き寄せて。
ふたり、初めて牙を交えないキスを交し合っている。
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