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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

屍鬼となった少年 3 ~同類の友人と母~

2006年04月06日(Thu) 06:46:17

母さんをあてにして家に帰ったんだけど・・・
マサオの声はすこし、震えていた。
怒り、というよりは、心もとない頼りなさで。
いっしょに血を吸われ、生命もろともすべてを吸い出されてしまった幼馴染み。
必要に迫られて。血を獲るために目指したのは、やはり自分の家だった。
母ひとり、子ひとりの家族。
あてにしていたのはもちろん、母親の血だったのに。
母さん、もうほかの男に摂られちゃってたんだ。
戻った彼が目にしたものは、勤め帰りのスーツ姿のうえにおおいかぶさっている年配の吸血鬼の姿だった。
彼の口許は母親の血潮に濡れていた。
ふたたび咬みついてきた男の下から喜悦に満ちた呻き声が洩れるのを耳にして。
かれはそそくさと、家を出てきたというのだった。

ママはエッチな服を着ているんだね。
はぎ取ったブラウスの下、レエス柄の黒スリップをまさぐりながら。
少年はきょうも自宅のなかで、熟れた血潮に酔い痴れていた。
ストッキングも、とてもイヤラシイ感じがするね。
こんなイヤラシイ服をつけて、誰と逢っているの?
責めつづける息子に対して、
ゴメンね。ママも寂しかったのよ・・・
じゃあ、さびしくないようにしてあげる。
もの問いたげなママに、少年は言っていた。
マサオにも、血を吸わせてやって欲しいんだ。

母さんの服を借りてくれたの?
懐かしい緑のスーツを着て現われた貴美香を目にすると。
マサオの声はもう甘く上ずってしまっている。
少年は実の妹を。マサトは少年の母親を。
そういうことで、話がついていた。
妹はもう、セーラー服の襟首に紅いものを散らしながら、
母親のことなどお構いなくうっとりと兄に抱きすくめられてしまっている。
妹の血を飲み耽りながら。
目はいつか、傍らで同類に血を吸われはじめた母のほうへと向いていた。
マサオはもう我が物顔に、ママに迫ってゆく。
自分の母がいつも着ていた洋服を身に着けたそのひとはもう、彼に取っては友人の母親ではなかったのだ。
母さん、今日こそ血をたっぷりいただくよ。
そういうと。
少年の目のまえで、キスまで奪ってしまっている。
キュン!と胸がひきつるとき。
そのなかにチカリチカリと閃いたものは、ひどく心地よく少年を痺れさせていた。
さぁ、もうボクのものだからね・・・
そういって迫ってくるマサオに、ママはまったく無抵抗に身体をあずけていって。
ブラウスの上から胸をまさぐられながら、うなじに唇を這わされていった。
くちゅう、・・・きゅうっ・・・
じぶんのときよりもはるかにナマナマしく響いた、吸い初めの音。
ブラウスは胸のうえでもみくちゃにされている。

はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・
ふたりの女たちはじゅうたんの上、隣り合わせにまろばされて。
競い合うようにあがる吸血の音の下、うっとりとなって白目を剥いている。
ママはもうマサオの母になりきっていて、
いい子ね、いい子・・・
あやすように両腕をマサオの背中に巻きつけている。
もっと、わたくしを辱めて・・・
ママの声がいちだんと、上ずっている。
え・・・?
ただならぬことを口走った横顔は、別人のような華やぎをみせていた。
乱されたの衣裳。
たくし上げられたスカートからむき出しにされた太ももの周りを、
いたぶり尽くされた黒のストッキングがよじれていた。
マサオの腰はスカートの奥深くまで探りいれられていて。
ママの太ももは、ぬらぬらとした粘液をうっすらと光らせていた。
えっ?えっ?
たくまぬ放射だったに違いない。
マサオはすっかり酔い痴れたように、母さん、母さんといいながら、少年の母にすがりついてしまっている。
そう。ママはいつもこんなふうにして、男のひとと逢っているんだね。
むらむらとせりあがってくるどす黒い衝動。
嫉妬は昂ぶりを呼び、昂ぶりは充実を招いた。
すぐ下にあるのは、やはり着衣を乱している妹。
じつの妹なのに。
そそりたった先端の疼きをもうこらえきれなくなって、
開かれた太ももの奥にさぐり入れてしまっていた。
硬かったけれど。あっさりと突き破ってしまっていて。
意思を喪った身体の奥に、びゅうびゅうと沸騰したものを注ぎ込んでしまっていた。
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