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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

アジサイだけが視ていた

2008年07月15日(Tue) 07:20:30

咲き乱れるアジサイのかなたにたたずむふたつの人影は。
最近優しくなった妻と、見知らぬ男。
互いにひたと、見つめあって。
交し合うまなざしに込められた熱情のまま、ふたつの影をひとつにしてゆく。
接吻―――とみえた情愛の表現は。
彼女の唇を通り越して。
雨上がりの陽射しのなか、柔らかに輝くうなじに降りた。
這わされた朱の唇が、ちょっとだけ妻のうなじをねぶり抜いたとき。
じわり・・・と覚えた昂ぶりは、何?
抱き寄せた肩に、そのまま力をグッと込めて。
男は妻の柔肌を、静かに侵してゆく。
ひととき。数刻―――。
時間の流れがとまったような数分間。
放された唇からしたたるバラ色のしずくがブラウスに散らされるのを。
魔法にかけられた女は、うっとりとした含み笑いで、にらみ返す。
男は妻の唇を激しく奪い、妻はそれに応えての熱っぽいもだえをのぞかせる。
あてがわれる唇は。
ブラウスのうえから、胸を。
スカートごしに、お尻を。
ストッキングの周りから、脚を。
順ぐりに、なぶり抜いていって。
身に着けた礼装もろとも、堕としてゆく。
草地にまろばされたフェミニンな装いは。
白い素肌を、じょじょににじませていって・・・
さらけ出された太ももは、破れ堕ちたストッキングを脛までたるませながら。
沈み込まされた逞しい臀部に支配されるがまま、
淫らな舞踏に耽ってゆく。
白昼の密会―――。
彼女がさいきんみせる優しさは、おそらくしんからのものなのだろう。
その裏側の秘密まで詮索するのは・・・
わたしだけに許された、禁断の愉悦。


あとがき
どなたかこのお話に似合うようなアジサイの画像などお持ちではいらっしゃいませんか?^^
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