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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

凌辱の森

2008年07月26日(Sat) 06:47:42

夜の闇が、しらじらと明けてきた。
夏場とはいえ、高原の森に漂う透明な空気は涼やかで。
日中の濁った蒸し暑さとは、同じ場所とは思えないほど。
朝霧にけぶる彼方から。
人影が足音もなく浮かび上がり、じょじょにこちらに近づいてくる。
二人、三人、・・・五人、六人・・・
ぜんぶで一ダースほどの人影の一番後ろから姿を現したのは、異形の怪人。
両腕から垂れ下がる触手をぶらぶらさせながら、
のしのしと無造作な足取りをこちらに向けてくる。
その時分には、前のほうの人の列は、ひとりひとり見分けがつくほど近まってきて。
先頭を歩くのは、妻。
半歩遅れて歩みを進めるのは、妹。
すこし遅れて母までもが、二列に並んだ黒い影に、付き添われるように、取り囲まれるように、
おなじ歩みを進めてくる。
怪人の尖った頭が、しなる触手が。
冷酷そうな口許が。
紅く生々しく濡れているのは、彼女たちの身体をめぐっていた血潮。

「コノアタリデヨカロウ」
葬列のように無言の一行を、機械的な声がひきとどめた。
怪人の発したものだった。
まず、先頭を歩いていた妻が。
無表情に、一同のほうへと向き直る。
紺と白のボーダー柄のシャツに、濃紺のスカート。
ほとんど暗い色調の装いに、白っぽいストッキングを穿いた脚が、鮮やかに浮き上がっている。
怪人は、死刑執行人が振り下ろす鎌のように、妻の胸元に吸血管を振りかざして。
ぶすり・・・
ものの見事に、突き刺していた。
ひっ・・・
ひと声、かすかなうめき声を発しただけで。
黒ずくめの連中に両肩を抑えられた妻は。
立ったまま硬直し、透明なチューブ状の吸血管を、赤黒く充たしていった。

紅く染まった吸血管のカーブが、うねうねとしなる以外、すべてのうごきが停止していた。
制止したシルエットからにじみ出るのは、むしり取るほどの荒々しい貪婪さ。
妻は力なく、ひざを折ると。
丈のある下草にくたくたと身を沈めていった。
つぎは、妹の番だった。
純白のセーラー服の下に着けている、濃紺のスカートに黒のストッキングが。
下肢の輪郭を重たげにしていたけれど。
セーラー服の胸に突き刺さった吸血管は、うら若い血を容赦なく吸い上げる。
触手の一端が、細い首に巻きついて、妹は稚なさの残った目鼻を苦しげに歪める。
首に巻きついた触手の先端は、白い線が三本走った襟首ごしに、ぬるりと這い込んで。
純白のセーラー服の内側から、不自然な隆起を見え隠れさせた。
控えめな胸に、貪婪なまさぐり。
妹はせめて、両腕を掴まれている母親のほうだけは見るまいと。
キュッと目を瞑り、顔を背けつづけている。
もういっぽうの触手は、黒のストッキングの足許に巻きついて。
肌の透けるほど薄いナイロンに、ぬらりと光る粘液を沁み込ませていきながら。
じわじわとゆがめ、しわ寄せてゆく。
ぶちち・・・っ。
とうとう耐えかねたように、ストッキングが裂けてしまうと。
ぐいいっ・・・
力を込めて引き抜かれた吸血管からは。
赤黒い血のりがぽたぽたと、草地に垂れてゆく。

濃紺のプリーツスカートを草地に埋めて尻もちをついた妹の向こう。
黒のブラックフォーマルに身を固めた母は。
軽く頬を引きつらせていたものの。
それでも気丈に、怪人の吸血管を、黒のブラウス越し深々と受け止めていた。
三人三様、熱情を秘めた血潮が、透明で無機質の吸血管を、かわるがわる充たしてゆく。
クククククククク・・・
獣じみた随喜の声をあげながら。
母の生き血を吸い終わった怪人は、娘や嫁の隣で尻もちをついた母の足許に、なおも執着して。
黒のストッキングごし、粘液にまみれた触手を、心地よげに巻きつけてゆく。

三人の背後に忍び寄る黒い影どもは。
てんでに、ブラウスやセーラー服に手をかけて。
びりびりっ・・・ブチブチッ・・・
おおっぴらな音をたてて、むぞうさに引き裂いてゆく。
ぁ・・・
女たちは、むき出しになった両肩を、心細げに二の腕で掻き抱いて。
あらわな胸を隠そうとする努力もむなしく、両手を引きはがれ、ブラジャーの吊り紐を断たれていった。

転がされた草地のうえ。
裂かれたストッキングを巻きつけたまま。
三対の下肢は、立てひざをし、ふくらはぎの筋肉をキュッと緊張させて。
しまいに太ももに、淫靡な血潮をめぐらせながら。
一人・・・ふたり・・・
のしかかってくる黒影どもと、夫婦どうぜんの契りを交し合ってゆく。
怪人は独りたたずみながら。
随喜にくねる女たちの脚に、時おり触手をからめていって。
脚の線から浮き上がり、ずるずるとずり落ちてゆく薄いストッキングを、
たくみに裂き取り、引き剥いでゆく。

さいごに、女たちをうつぶせに抑えつけた黒影どもの促すままに。
さいしょに、母。
それから、妻、
さいごに、妹。
順ぐりに、お尻のうえから、腰を合わせていって。
逞しい臀部を、沈み込ませて。
狂わせていった。

いい眺めだな。
しじまのかなたから、声がした。
女たちのきゃあきゃあという、はしゃぎ声に似た悲鳴が、一瞬遠のいた。
そうですね・・・
声のしたほうを、振り返りもせずに。
ぼそりと応えた声色が、昂ぶりを秘めている。
そっけなく抑えた声色からそれを聞き取ったらしい背後の声の主は。
母さん、いちばん長いね。
標的に選ばれただけでも、えらいと思ったんだがね。
おなじ種類の昂ぶりに、声色を震わせながら。
自分の妻が異形のものに征服され、ぶきっちょにしがみつきながら、じょじょに応えはじめてゆくのを。
ひどく満足げに、窺っている。
漆黒のスカートからはみ出した、純白のスリップ。
制服のプリーツスカートからあらわになった、むき出しの太もも。
似通った血の味は、怪人をひどく満足させたらしく。
母のときだけが、ひどく長かった。
佐恵子さんは、一番人気のようだね。
そう・・・新婚数ヶ月の若妻は、堕とされた草むらのうえ、大胆なポーズをとりながら。
黒影どもを相手に、腰を激しく振っていた。
あからさまで聞こえよがしな声を、あげながら。
美加はまだ、かわいそうだったかな。
だいじょうぶ・・・あいつらが濡らしているのは、太ももだけだから。
いまにしんそこ、思い知らされるだろうがね。
さて・・・そろそろ戻ろうか。
女たちに気づかれないように、寝たふりをしないとな。
わたしは声のするほうを、振り向きもしないで。
背後の声が去ってからも。
ただひたすら、静かに進行してゆく饗宴に、酔いしれていた。
堕とされてゆく日常―――。
妻はきっと、なに食わぬ顔で、朝餉の支度をするに違いない。
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