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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

まりあのお部屋~白衣な彼女を汚したい

2005年09月19日(Mon) 23:11:00

なんと!「夢のひと雫」のまりあさんのご好意で、ヒロインのまりあが当ブログに登場することになりました。
まりあさん、ありがとうございます!


秋風がひんやりと足許を吹きぬけるようになった夕暮れどき。
看護婦のまりあは病院が引けると黒いミニのワンピースに着替えて家路を急いでいた。
この公園は吸血鬼が出るという。
きょうにかぎって、なんだかいやーな予感。
だって、さいごに初診の受付にあらわれた顔色の悪い患者さん、なんだかようすがヘンだった。
待合室で、まりあのことをじろじろ見つめて。
目だたないようにいちばん隅にうずくまるように腰かけて。
でも、見られることに慣れているまりあには、ちらちらこっちを盗み見るとてもやらしい視線がすごく気になっていた。

看護婦仲間のリョウちゃんと別れると、公園はひとりで通り抜けなければならない。
誰にも会いませんように・・・ヘンな人に声かけられたりしませんように・・・
ちょっと高めのヒールをカツカツとアスファルトに響かせて。
目線を落としてまっすぐ通りすぎるメインストリート。

と――― 。
突然、空模様があやしくなった。
さっきまでよく晴れたきれいな夕焼けがみるみるかげをひそめて、
あたり一面、真っ暗になってしまった。
えっ?どうしたの?
まりあは急に変わりすぎた風景に息を呑んで立ちすくむ。
ふと肩に置かれた手に振り返ったら、そこには・・・
「アアッ!」
ちいさな叫びをあげて、縮みあがってしまった。


痩せ身の体を黒マントにおおいかくすようにして。
初めてあなたはあたしの前にたちはだかった。
こっ、怖い・・・・・・っ!
悲鳴をあげようとしたが、声が出ない。
とっさに飛びのこうとしたけれど、脚がすくんで身動きもできない。
高校のバレー部でならした素早いはずの身のこなしを完全に封じ込まれて。
まりあはうつけたようにフラフラと、黒マントの腕の中にじぶんのほうから身をまかせていく。

怖い・・・怖い・・・っ
こんなはずじゃないのに。どうしてあたしが・・・
恐怖に身を揉みながら、かろうじて仰のけた顔。
強い眼差しがじいいっと、まりあの白い肌に注がれている。
「はじめまして。お嬢さん」
病的なくらいに蒼白い頬をゆったりとゆるめつつ、彼はまりあに迫ってくる。
「あの・・・あの・・・」
見逃して・・・
そう哀願したいのに、言葉が口から出てこない。
あたかも彼にその文句を禁じられてしまったように。
「お医者様から、きいたね?私の病名を」
「え・・・?なんのことでしょう」
しらばっくれるまりあ。
あのとき診察を終えた先生はちょっと顔色をあらためて、
「帰り道に気をつけてね」
そういったのだけはよく憶えている。
病名こそ教えてくれなかったけれど。
さっきの初診の患者さん、ただならぬ病状なのだと、先生の引きつった顔つきにそう書いてあったはず。
「どうしても気分が悪くて伺ったのだが。私のことが広まっては困るのですよ。わかって、いただけますね・・・?」
冷たく笑んだ口許からのぞいた、人間離れした鋭い歯をみせつけられて。
まりあは思わず、うなずいてしまった。
そうした反応は、彼にとって満足だったみたい。
「よろしい。聞き分けのいいお嬢さんだ。とても満足だよ」
彼はほくそ笑みながらそうつぶやくと。
「それでは、どうしたらいいのかも、お察しになっているね?」
「え・・・?」
「きみの口から、秘密が洩れてはならない。そして、人の口に、戸は立てられない・・・お利口なまりあさんなら、もうおわかりだね?」

ひっ・・・
まりあを、どうするっていうの?
血を吸い尽して、死なせちゃうつもり?
そんな。そんな。
まだまだ、やりたいことがたくさんあるのに!
彼氏だって欲しいし。結婚だってしたいし・・・子供も生んでみたい・・・
そんなまりあの命を、こんなところで終わりにしろとおっしゃるの?
そうこうしているあいだに、吸血鬼のおじさまはまりあの両肩をつかまえて、にじり寄ってくる。
「そう・・・病院に行った本当のわけはね。治療のためじゃあないんだ。きみのような、若くて可愛い看護婦さんを物色にきたのだよ。気分をよくするためには、生き血がたんと要るのでね・・・」
そういうとおじさまはまりあを抱きすくめ、うなじに唇を吸いつけてくる。
冷たい唇・・・
そう思った瞬間、
くちゅっ。
唾液のはじけるかすかな音に、まりあは震えた。
ずぶり・・・
優しい物腰とはうらはらに、思い切り力任せに刺し込まれてくる二本の牙。
痺れるような痛みに、まりあはとうとう、気を失った。



そよそよと流れる風が頬をくすぐる感覚に、まりあは目ざめた。
雑草の青臭い香りが鼻腔に充ちてくる。
気がつくとまりあは講演の草むらに仰向けにされていた。
さっきまでおおいかぶさっていたらしい吸血鬼のおじさまは、
「よしよし。気がついたね」
そういってまりあの頭を撫でてくれる。
なんだか、お子様になったみたい。
軽い眩暈。
ひじや背中に滲んだ、倒れたときの疼痛。
でも、思ったよりは悪くない気分。
「ご馳走様。いい子だね」
そういわれると、うなじにつけられた傷口がにわかにズキズキ疼いてきた。
おじさまは、まりあのことを見通すように、
「傷はとうぶん、疼くよ。治す方法はただひとつ」
そういうとおじさまはもういちど、まりあにのしかかってきて。
長くてしなやかな舌を、うなじの傷をぬるぬるとぬめらせてくる。
「あっ・・・」
思わず身をすくめるまりあ。
でも、ジンジン疼く傷口はみるみるうちにほてりをおさめて、しっとりと落ち着いた身体のようすに安らぎさえも感じはじめる。
「さぁ、もうわかったね。あんまりきみがかわいいので、生命を取るのはやめにした・・・そのかわり、きみは血の奴隷として、しばらく私に仕えてもらうことになるよ」
いたずらっぽい笑いに、まりあはひと思いに死ぬよりも悪い運命を予感した。



「さぁてと。すこしイタズラさせていただこうかな」
病院で、白のストッキングを履いたまりあの脚を、舐めるように観察していたあなた。
ミニのワンピースをつまんで、あっという間に腰までたくし上げてしまう。
「あ、あっ・・・」
「きみ、彼氏はいるの?」
「い、いません・・・」
「じゃあ、ガマンできるね?」
彼はそういうと、あらわになったまりあの太ももに、おもむろに唇を這わせてきた。
「やだ・・・」
戸惑って身をすくめるまりあが愉快だったらしくって。
ストッキングごしににゅるにゅると這わされる、よだれまじりの唇。
蹂躙。
そんな表現がふさわしい仕打ちに、まりあは思わず涙をうかべる。
「や、やめて・・・やめて・・・」
「ほほぅ。まりあさんはこういうおイタは、初めてのようだね。いまのうちにようく、心得ておくがいい。慣れるとなかなか、楽しいものだよ」
ストッキングを履いた若い娘の脚がお気に入りなのだと。
街の人は眉をひそめて、かれのことをそう、噂していた。
まさに、噂どおりの彼。
どうしよう。どうしよう。
涙に濡れた頬を夕風にさらしながら、くすぐったいようなべろのいたぶりに耐えるまりあ。

チリチリになったストッキングを得意気にもてあそびながら。
「ベージュのストッキングも、なかなかお似合いのようだね」
病院で履いている白のストッキングは、更衣室で履き替えてきていた。
オフのときのお気に入りは、アーモンドブラウンか、すこし濃い目のベージュ。
白は、ふだんはあまり履かない。
見かけよりずっとハードなお仕事を、オフのときくらいは忘れていたいから。
「なかなかいい舌触りだったよ、まりあさん」
いやらしい。
整った顔は若く見えたけど、案外人並みにイヤラシイ中年のおやじなのかも・・・
いとわしさにいっぱいになりながらも、恐怖に震えてあらがうこともできないでいる。
更衣室でおろしたばかりの、おニューのストッキング。
べつに彼を愉しませるために身に着けてきたわけじゃないのに・・・
「イヤッ!」
理不尽なあしらいに、若い娘らしい潔癖さから、嫌悪をむき出しにしてしまう。
「ほほぅ。お嬢さん、なかなかてごわいね」
不埒な唇から我が身を隔てようとした腕をなんなくつかまえてねじ伏せると、吸血鬼はまりあの太ももに牙を突き立てる。
ずぶり。ぶちぶちっ。
ストッキングが裂けて、太ももの周りからゆるやかな束縛がほぐれていく。
ああ・・・
ふたたび血潮を吸い上げられながら、まりあはかぶりを振って、いやいやをくり返していた。



牙よりは柔らかいから、まりあにも受け入れやすいよ。
あなたはたしかに、そういった。
まりあが気になる入院患者さんの、あちらの面倒までみているの、いったい誰からきいたんだろう?
でも。
ミニのワンピースを着たまますそをまくられて。
まるで交尾するようにぐいぐいとむさぼるように抉られて。
これが大人のセックス・・・?
まりあはまだまだ、幼なかった。
いっぺんにイカされて。
しんそこ、マイッてしまっている。
舞い上がっちゃってる。
侵入する肉と、包み込む肉。
そのふたつがしっくりと、溶けあうように交じり合って。
あなたは私の奥深く、熱く濁った液体を注ぎ込んだ。
私から奪い取った血液を償うように。
それはそれは、たっぷりと。



ちぃ。ちぃ。ちぃ。
熱狂の刻がどれほどつづいたのだろう。
虫の音がかすかに、耳もとにしみ込むのを感じた。
やだ、もうこんなに暗くなって。
なん時間、まぐわったのだろう?
凄い。こんな経験、初めて・・・
まりあのなかにはもはや恐怖は消え去って、
吸血鬼のおじさまへの感謝と賞賛に満ちていた。
若々しい肉のすみずみにまで、淫らな血潮がかけめぐるのを実感する。
あんなに吸い取られちゃったあとなのに。
そう、あたしは吸血鬼の娼婦に生まれ変わっていた。
「おろして肩に流すんだ。そのほうが、傷もめだたない」
きちんと結わえたまりあの長い髪の毛をむぞうさに解いて、かれはそう教えてくれた。
生き血を捧げる乙女の髪型になって。
まりあは素直に頷いている。

破れたストッキングをまりあの脚から引き抜いて。
戦利品をせしめるようにポケットに入れた彼。
「看護婦さんにふさわしく、こんどは真っ白なストッキングを履いていただこうか?」
そういう彼のリクエストに、当然ね、と答えてしまっている。
「更衣室に、新しいのがあるの。これから取りに戻ろうか?なんなら、白衣に着替えてあげようか?」
―――いいね、病院のほうが気分が出そうだな。
真夜中のナースステーション。
当直は婦長と、一番若い看護学校出たての子。
―――婦長を落とせば、ほかの看護婦のことも、もっとおおっぴらに狙えるね。
―――熟女の生き血も、好みなのだよ。
あくまでどん欲な彼。
でも気になるのはむしろ相棒の、まりあよりも若い看護婦さん。
―――だいじょうぶ。あの子はもうチェック済みだ。きみほどのことはない。
―――もう、襲っちゃったしね・・・
おじさまはそういって、イタズラっぽく笑う。
―――まりあはすこし、妬きもちやきだな。もっと自分の魅力に自信をもつことだよ。
もうっ!
まりあはおじさまの肩を、なかば本気でどやしつけている。


すこ~しだけ、まりあさんのタッチを生かそうと試みました。
でもまりあさんの柏木あえになっちゃったかな~?^^;
不出来だったら、お許しを。^^
あまり私の文体に染めすぎると、まりあさんがまりあさんではなくなるようで。
看護婦のまりあさんは、文中にもあるとおり、気になる患者さんにエッチな治療をしてしまう、ちょっと小悪魔なキャラクターです。
ぜひいちど、遊びに行って、本物のまりあさんと戯れてみてください。
http://rima0diary.blog13.fc2.com/blog-category-12.html
なお、黒いミニのワンピースは、「OLまりあの日常 痴漢電車 初めて「彼」とイッタ日」からレンタルしました。
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