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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

田舎の女学校 2

2008年12月29日(Mon) 08:29:36

制服が、濃紺一色の季節になっても。
柔らかになった陽だまりのなか。
少女たちのはしゃいだ声には、変わりがなかった。
長めのプリーツスカートを、重たそうにさばきながら。
歩みを進める少女たちの足もとは。
ひざ下ぴっちりの白のハイソックス。もっさりとした黒タイツ。
なかには、肌の透ける薄さの黒のストッキングの子までいる。
濃淡まちまちな靴下に覆われた初々しい脛に、欲情するなというほうが無理な話だろう。

やだー。
さいしょに迫ったその子は、その場に尻もちをついちゃって。
黒のストッキングの脚を、おもうさまいたぶり尽くされてしまっている。
大人びた薄い靴下が、びりびりと他愛なく破けていく。
オレは面白がって、脛がまる見えになるまで、いたぶりつづけてしまっていた。
そうだ。きょうは、黒のストッキングの子だけ、襲ってみよう。

えへへへへ・・・
夏にきたとき。さいしょに襲ったあの少女は。
オレ好みに肩まで髪を伸ばしていて。
長いスカートをひるがえして、思わせぶりに逃げ足をする。
陽射しの下、つやつやと微妙に輝く薄いナイロンのふくらはぎを、さらけ出しながら。
へたり込んでしまったさいしょの子を、その場に置き去りにしたまんま。
オレはあとを追いかけていって。
すぐさま追い付いて、肩をつかまえて。
はぁはぁと荒い息遣いが、濃紺の制服の肩先を揺らしていた。
そのまま首筋を、仰のけて。
さぁ、観念するんだぞ。
引導を渡すように、囁くと。
女は急に、甘えるように大人しくなって。
オレに噛まれるまま、首筋を侵されていった。
くたりと腕のなか、崩れ落ちた制服姿を。
そのまま枯れた芝生のうえ、まろばして。
ふくらはぎにあてがった唇の下、薄手のナイロンが頼りなげに、よじれていった。

やめてください。
うちのクラスの生徒を襲うのは、やめてください。
だれだろう?
なん人めかの女の子を、組み伏せて。
ようやくその気にさせたとき。
背中越しに投げられたのは、大人の女性の声。
処女以外には、用はないぜ・・・って、言い返そうとしたオレは。
ふっと、口をつぐんでいた。
冬空の下。
黒のスーツに、純白のブラウス。
黒のパンプスに、透きとおるように薄い黒のストッキング。
キリッとしたいでたちに、背筋を伸ばして。
氷を含んだように冷たい微風をまともに受けて。
口許をキッと引き締めたその女は、長い黒髪を、静かに揺らしていた。

まぁ、ちょっと待て。
せめてこの子は、やらせてもらうぜ。
やめなさい・・・という声を、オレはまるっきり無視して。
腕のなかでうっとりとしていた女の子の首筋を、軽く噛んでやる。
だめっ!
ヒステリックな声といっしょに、平手打ちが飛んできた。
おい。ずいぶんじゃねぇか。
オレを怒らせると、あとが怖いぜ~。
居直ろうとしたオレのまえ。
どうやら担任の先生らしいその若い女は。
ひなびた校舎の風景とはまるでミスマッチな都会ふうの身なりを、そっとすくめて。
わたしが、身代りになりますから・・・
ほとんど棒読み口調で、嬉しいことを言ってくれた。

そう来なくっちゃ。
先生に促されて立ち去りだした教え子たちを尻目にして。
オレはさっそく先生の、黒のストッキングの足許にかがみ込んでゆく。
きょうは、黒のストッキングの日。
そう決めたオレのために、わざわざ黒を穿いてきたとしか、思えなかった。
そんなはずは、ないはずなのに。
渋々ベンチに腰をおろした先生は。
お行儀悪く、意地汚くねぶりつけられてくる唇を、
まるでヘビでも見るように厭わしい視線で耐えている。
さすがに大人の女性の穿くストッキングは。
素朴な女学生のそれと比べて、段違いにお品がよろしい。
ぬるりと這わせたべろに、応えるように。
しなやかでなまめかしい舐め心地が、悪戯心をよけいにそそる。
ぬるり・・・ぬるり・・・くしゅっ。
ねじれて大きくしわを波打たせたストッキングは。
女のスキを見せつけるようで。
オレはつい夢中になって、女の脚に欲情してしまう。
都会女のスキひとつない装いは、たあいもなく乱れていって。
薄々のストッキングは、みるもむざんに、破けていった。

先生、まじめなんだな。処女なんだね。
オレはあたりに聞えよがしなおおっぴらな声で。
まだ背筋をしゃんと伸ばして、首筋からの吸血に耐えている先生を、ついからかってしまっている。
唇を引き締めて。身体をかたくなに、こわばらせて。
裂き散らされてしまったストッキングを、太ももの上を吹き過ぎる冬風にひらひらさせながら。
オレが遠慮会釈なくしみ込ませてゆく、悪魔のような疼きをガマンしつづけている。
もう。頼むよ、先生。もうちょっと、ノリノリでいこうや。
オレがいくら促しても、先生はノッてこなかった。
校舎の影から送られてくる、女生徒たちの視線―――
オレはちょっぴり、ひやりとなって。
手近な倉庫の裏手に、先生を引きずりこんで。
そのまたさらに向こうの、生垣の影。
そこまで連れていくと、ようやく先生は堕ちてくれた。
悩ましくのたうち、蛇のようにくねる白い生身に、しょうしょうへきえきしながらも。
きょうのところは、ショーツのうえから濡らすだけでガマンしておいた。

ずっと彼方から見つめる、少女たちの眼。
そのなかに、きょうもとうとう襲いそこねた、あのお目当ての少女もいた。
待っていろよ。こんどこそ、かならずつかまえてやるからな。


あとがき
くろす様にちょっとおだてられたら。
なんだか少し、調子が戻りましたですよ。^^
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あー、びっくりした。

コメント

ゴクッ
真打登場ですね。

そそってやまない
上品な姿の下におとなの色気

はやく先生を
のたうちまわらせて下さい

私にもちょうだい
(笑)
by くろす
URL
2008-12-29 月 20:20:30
編集
>くろす様
ツボにはまりました?^^
何よりでございます・・・って、
自分自身がどこかでそんなこと言われたような。
(^^ゞ
地味めでいいから、こんな清楚な色気にあふれた女性を目にしてみたい。
画像でもいいから。(笑)

さいごの一行、秀逸です♪
さすが、くろす様。(^^)
今夜はまるで、チャットみたいですね。
by 柏木
URL
2008-12-29 月 20:46:21
編集

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