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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

妻を伴って、吸血鬼の邸に行く。

2009年06月10日(Wed) 07:37:08

妻を伴って、吸血鬼の邸に行く。
献血に伺いました。
笑みながら執事にそう告げる妻は、
夫の目にもピチピチとしていて、若々しい。
妻が襲われているあいだ。
同伴の亭主は廊下で待っていても、覗いていてもかまわない。
やっぱり、覗いてしまうよね。^^

さいしょのころは。
ストッキングを穿いた脚を噛ませてほしい。
そんな申し出にすら、羞じらって。
薄いナイロン生地ごしに圧しつけられる、なまの唇を厭わしそうに見おろして。
肌色のストッキングのかすかな裂け目すら気にしていたのに。
そのうち、ストッキングに凝るようになって。
色も肌色から、濃紺や黒に。
薄い生地の、てかてか光るやつに。
みるみる変わっていった。

スリップに凝るようになったのは。
吸血鬼さんに、見せびらかすためよ。
イタズラっぽく、そう笑んで。
覗いた部屋の隅っこには、真っ赤なショーツが脱ぎ捨てられていた。

なにごとも、なかったわ。あなたの心配するようなことは。
妻のしらじらしい嘘に、もっともらしく頷いて。
貞淑な奥さまに、キスを。
吸血鬼は妻の手の甲に、そして夫であるわたしの前。ディープ・キッスを交わしてゆく。
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