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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

好意的延長

2009年06月14日(Sun) 16:19:56

事業に失敗した友だちが、俺から借りた少しばかりの金を返せなくなった。
俺は容赦なく、権利を主張した。
結局彼から得たのは、彼の妻を十三回抱く権利。
俺が吸血鬼だと知りながら、最愛の妻を送り出してきた。

うふふふふっ。
遠慮なく、ご馳走になるよ。
だいじょうぶ・・・吸い尽くしたりなど、しないから。
あんたの最愛の奥さんは、俺にとっても魅力的なのだから。

さいしょのときは、三日三晩犯し抜いていた。
それからも。
彼のいるとき、いないとき。見境なく。
女を抱きに、家にあがり込んでいった。
家に来られるのが、嫌ならば。
俺が渇くまえに、奥さんを着飾らせて送り出してくれればいいのだよ。

十三回目が迫って来たとき。
俺は厚かましいおねだりを、彼にしていた。
ねぇ・・・約束では、十三回なんだけど。
あんたと奥さんの好意ということで、延長してくれないかな?
そう。好意的延長ということさ。
金・・・まだ返せないんだろう?

咥え込んだものは、放さない。
なに。咥えこんでいるのは、俺ばかりじゃない。
彼の奥さんにしたって、俺の宝物を毎晩のように、咥えこんでいるじゃないか。
金は急がないで、いいからな。
俺はたっぷりと、あんたの奥さんを愉しみたいのだ。

好意的延長が、さらに十三回を超え、そのつぎの十三回を超えたころ。
彼の奥さんはすっかり、俺好みに着飾るようになっていた。
身に着ける上着は、いままでとおなじくノーブルだが。
なかの下着は、派手派手。^^
地味で濃いめのパンストは、薄々、スケスケのガーターストッキングに変わっていた。
その下着を着けたまま。
嫉妬に昂った夫さえも、愉しませているのだと。
夫婦の寝室のことも、すっかり筒抜けになっていた。

そのまたつぎの十三回を超えたころ。
もう少し・・・好意的延長をつづけてみたいな。
先に切り出してきたのは、彼のほうからだった。
運の舞い戻って来た彼の事業は、ふたたび息を吹き返していて。
貸した金はもう、とっくに返してもらっていたのだが。
彼は、貸した妻を気前よく、ずっと貸しつづけてくれていた。
そうか。借金はもう、返していたんだよな?
ふふ・・・っと笑う、妻と夫。
それでもお互いを試し合い探り合うように視線を交ぜると。
さいしょの一回目は、やっぱり三日三晩・・・ですよね?
妻を通して以前より仲良くなった彼。
すっかり頼もしいパートナーになっていた。
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コメント

外見は変わらずとも中身(下着)が派手派手は大好きです!

しかし友人。好意的すぎだな!!
そんなだから事業に失敗するんじゃ…
でも、最後は軌道に乗ったみたいでよかったよかった!
by アクノス所長
URL
2009-06-14 日 23:09:33
編集
>アクノス所長様
みんな満足のはっぴぃ・えんどが、うちの決まりでございます。(笑)
本来一番わりを食う人に、いちばん昂ってもらわないとね。^^
好意的すぎる人。
どうやらここにはなん人も棲みついているみたいです。
そういう人に出逢ったならば。
見ぃつけた・・・って、コメントしてくださいね。^^
by 柏木
URL
2009-06-15 月 04:19:44
編集

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