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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

今夜も、セーラー服を着てくれないか?  ~お里帰り~

2009年06月25日(Thu) 07:35:37

今夜も、セーラー服を着てくれないか?
娘の背後から、忍び寄るようにして。
かすれかかった声で、誘いを投げると。
ぷすんと座り込んでいた娘は、急に生気を吹き込まれたように、
パパったら、やだぁ~。
すべてをわたしのせいにしている。
自分でもはしゃいでいるくせに。
折り目正しいプリーツスカートと白のハイソックスのはざま。
うら若い太ももを、ぴちぴちとはずませながら。

上の娘と妻は、妻の実家からまだ戻ってこない。
”初夜の祭り”という、古くから伝わるしきたりは。
ことし十四になった上の娘に、女の歓びを教え込む。
数えで十四の、下の娘を。
妻はわたしに託していった。

いまごろ姉さん、おじいちゃんとしているのかな。
それとももう、べつの男のひととも、しちゃっているのかな。
わたしの腕のなか、制服の着崩れを気にかけるふうもなく。
娘はぽつりと、ささやいて。
まるで導火線に火をつけられたように。
わたしは衝動を、はじけ散らしていた。

やっぱ姉さんのこと、気になるんだね。
パパが村に棲んでいたら。
姉さんもパパのものに、なったかも知れないんだものね。
ソンしちゃったね。
こんど・・・みんなでいっしょに村に帰ろうよ。
さいしょの夏は、いいことないかもしれないけれど。
あっちで仲良くなったアッちゃんに、パパの相手を頼んであげる。
村に帰る。
どこまで自覚しているのか。
都会育ちの娘は初めて、そんな表現を口走っている。

放恣に開いた脚に、ぴっちりと引き伸ばされた白のハイソックス。
内またにぬらぬらと、きょうの熱情のなごりを光らせている。


あとがき
これもやや間隔が開いてしまいましたが。
こちらのつづきです。
お里帰り
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お里帰り その後
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1681.html
お里帰り ~実家のこと~
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