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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

ストッキングを脱がせる男

2009年06月29日(Mon) 07:25:19

面食らってしまった。
ちょっと、のっぴきならないことをお願いした見返りに。
なにか、ほしいものはないかい?って訊いてみたら。
やつが欲しがったのは、妻の穿いているストッキングだった。
奥さんのストッキングを、脱がさせてくれないか?
くぐもるような声色で、探るような上目遣いで、やつがそう囁いたとき。
わたしはまがまがしいものを、想像せざるを得なかった。
夫のいないところで、ストッキングを脱がされる。
それはつまり、そうとう危ないことを意味してはいないのか?
危険な想像に、先回りするように。
やつはちょっと照れ笑いしながら、弁解した。
ああ…それ以上やらしいことを、お願いするつもりはないのだから。
だいいち、そこまでの手助けをしたわけじゃ、ないからね。
たしかに彼に頼んだことは、そこまでのことではない…

子どもたちが学校に行ってしまったあとで、家に来て。
リビングで妻と、ふたりだけにして。
スカートのなか、手を突っ込んで、自分の手で妻の穿いているストッキングを脱がさせてやる。
脚以外のどこの部位にも、失礼な触れかたはいっさいしない。
そんな条件を、妻もわたしものまざるを得なかった。
いよいよというときに。
廊下の陰から、こっそりのぞいてしまったわたし。
やつは妻のすねや太ももにキスを繰り返しながら。
ゆっくり、ゆっくりと、肌色のストッキングを脱がせてゆく。
透きとおるほど薄地のナイロンは、くしゃくしゃにゆるめられ、たるんでいった。
ずり降ろされたストッキングがしわくちゃにされてゆくありさまが。
ひどくふしだらに、わたしの脳裏を染めていたが。
しょせん、そこまでのことだった。
へんなの。
拍子抜けしたらしい妻は、安堵もしたし、あきれもしたらしい。
ちょっと気の抜けたまなざしを、やつに投げただけだった。

ストッキングを脱がせるだけ。
罰ゲームみたいなものだと、とられるんだろうな。
どこのご主人も、奥さんも。案外抵抗なく、許可してくれるんだよな。
おおごとじゃないけど、かなり困っているところを助けてやると。
まぁ…それくらいのことならしょうがないか、って。みんな思うんだろう。
脱がせたストッキングなんか、どうするんだ?って?
あんただけには、特別に教えてやるよ。
奥さん、大柄だろう?俺にも穿けるサイズなんだよな。
そう。奥さんの脱いだパンストを、自分の脚に穿いて。
思いっきり、おなねたにしちゃうのさ。
耳たぶの奥に吹きこまれた囁きは、毒液のようにわたしのなかにしみ込んでいって。
胸を焦がし下腹部をたぎらせた。
その晩久しぶりに妻を誘って、熱い抱擁を交わしたことは、いうまでもない。

案外ね。ご主人のほうが、断らないんだよ。
どういうわけだろうね…
軽い揶揄を含んだ彼のおもざしに、きょうもわたしは頷いてしまっている。
妻がストッキングを脱がされたのは、もう何足目になるだろうか。
どこのご主人も。
わたしが抱き始めたたぐいの妄想に、心震わせ脳裏を染めてしまっているのだろうか。
今夜。
やつが妻の脚から抜き取ったストッキングが、汚れた体液に濡らされる。
妻はどこまで、感づいているのだろう?

貴重だね。というか、初めてだな。お嬢さんの初ストッキングなんて。
娘が中学にあがって、通学用の黒のストッキングを初めて履いたとき。
入学式帰りに、おねだりをされて。
よろしいですよ、って。妻はこともなげに答えていた。
妻と娘は、わたしを残して娘の勉強部屋に入っていって。
まず妻が、お手本を示して。
彼好みにてかてか光る白のストッキングを脱がせてやると。
制服姿の娘の両肩を、あやすように軽く抑えてやっていた。
はじめのうちは、涙ぐんでいた娘も。
さいごはなぁ~んだって、呟いていた。
お小遣いくれるなら、小父さんのうちに寄り道してもいいかな?って、言い出すまでに。
さすがにそれは危ないわよ、って。
妻は真顔になって止めていたっけ。
わたしはそんなふたりをそっちのけに、
マガマガしい妄想を、脳裏に渦巻かせている。
今夜は妻のストッキングと、娘のものと。
どちらがやつの、体液に濡らされてしまうのだろう?

娘が初ストッキングを、脱がされてから。
妻も好んで、黒のストッキングを脚に通すようになっている。
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