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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

一家供血。

2010年02月01日(Mon) 07:57:29

ボクのお家の日常に侵入してきた吸血鬼は、人の生き血を欲しがって。
真っ先に襲われたのは、ボク。
その時のボクは、青のTシャツにショートパンツ。それに、真っ白なハイソックス。
真新しいハイソックスは、太めのリブで。
赤のラインが二本、入っていた。
長い靴下が大好物だということを、ボクはまだ聞かされていなかった。
吸血鬼の小父さんは、首筋からボクの血をたっぷり吸って、ボクを床に転がすと。
嬉しそうに足許に、にじり寄ってきて。
ハイソックスのふくらはぎに、がぶりと噛みついた。
二本の赤いラインから、滲みでるように。
バラ色のシミが、広がっていった。

小父さんに促されて、起きあがって。
ソファに腰かけたボクは。
首筋から垂れてくる血を気にして、そのたびに指ですくい取って。
口の中に突っ込んで、チュッと吸う。
初めて味わった生き血は、ボク自身のものだった。
ツンと甘酸っぱくて、いい味がした。

つぎに襲われたのは、パパだった。
パパがいつも、スラックスの下に隠すようにして、
ストッキングみたいに薄い長靴下を履いているのを。
ボクも小父さんも、気づいていた。
しょうがないね・・・
パパは苦笑しながら、ソファに腰かけて。
お気に入りのハイソックスを見せびらかすように、スラックスをたくし上げた。
小父さんとかわるがわる吸いつけた、ストッキング地のハイソックスは。
すべすべとしなやかで、いい舌触りがした。

母さんのことは、わたしから紹介しよう。
姉さんはお前が、取り持つんだぜ?
パパはいっしょに悪戯を企む共犯者の顔つきをして、ボクににやりと笑いかける。
母さんのパンストも。お姉ちゃんのハイソックスも。きっとこのお方のお気に召すだろうから。

小娘みたいにうろたえて、怯えながらソファに腰かけて。
パパが気前よくスラックスをまくりあげたのとおなじ場所で。
ママはロングスカートを、パパにめくられながら、
肌色のストッキングのふくらはぎを、吸われていった。
這わされた唇の下。
ストッキングが裂けてゆくぱりぱりというかすかな音が、
ボクとパパの鼓膜を、焦がしていった。

姉さんは気丈にも、明るく振る舞って。
襲われる立場なのに、慣れないボクのことを、フォローしながら。
ケンちゃんも、姉さんの血を吸うんだよね?
確かめるように、そういうと。
仲良く片足ずつ、どうぞ・・・って。
腹ばいになったまま、白のハイソックスの脚を広げてくれた。
ママの履いていたストッキングは、たよりないほどなよやかで、すぐに破けちゃったけど。
姉さんのハイソックスは、ボクのやつよりも柔らかで。
しっかりとした生地ごしに、つねるように噛みつくたびに。
姉さんがくすぐったそうにきゃあきゃあはしゃぐのが、なんだかとても、愉しかった。

ボクの通う学校の子は。
半分くらいが、ボクみたいに。
うなじのつけ根に、赤黒い咬み痕を持っている。
だれもがそのことを、不思議がらずに。
きのうまできれいな首筋だった子が、吸い残された血を光らせたまま登校してくると。
周りの誰もが、ひっそりとお祝いのことばを投げるんだ。
キミのおうちも、そろそろこの土地に慣れただろう?
美人なキミの母さんを、吸血鬼の小父さんに逢わせるのは、キミの役目?それともパパがするのかな?
可愛い妹のさゆりちゃんが、毎日履いてくる緑のハイソックス。
こんどボクにも噛ませてもらえる?


あとがき
いいピッチです。
今月は、90作ペースです。 笑
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