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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

身に着けたスリップ

2010年03月08日(Mon) 06:09:08

狭くて薄暗い小部屋のなかで。
荒くなった息、抑えかね。
ボクが戯れ合っているのは、仲良くなった吸血鬼の小父さん。
男どうしなのに。
いつもくり返してきた、子犬のようなじゃれ合いが。
にわかに熱気を、帯びてきて。
男どうしなのに。
唇を重ね合わせてしまっている。

ボクが身に着けているのは、母さんのスリップただ一枚。
せめぎ合う胸と胸のあいだ。
擦れ合う薄い生地は、くしゃくしゃに波立っていて。
ぷつり。
にわかに音を立てて肩ひもが切れると。
小父さんは嬉しげに、あらわになったボクの乳首を舐めはじめた。
それは上手に、うっとりするくらい。
咥え込まれた小さな乳首を、目いっぱい逆立てて。
皮膚をぴちゃぴちゃ濡らす唾液といっしょに、身震いするほどの疼きが。くすぐったさが。
じわじわと、まるで毒がまわるみたいに、しみ込んでくる。
母さんが小父さんに襲われたのは、その晩のことだった。

姉さんのスリップを身に着けたとき。
小父さんはくすぐったそうに笑みかけてきて。
花嫁のスリップだ。
ひと声そう洩らしていた。
気丈な姉さんは、さいごまで小父さんに、嫁入り前の肌に指一本触れさせずに、嫁いでいった。
真夜中の新居の寝室で。
昼の装いを解いた長い黒髪振りみだしながら。
一生恨んでやるっ。
姉さんは呪いの言葉を口にしながら、小父さんに抱きすくめられていった。
血を抜かれて腑抜けのようになった義兄さんは。
新妻が生き血を吸われうっとりとなって、さいごに犯されてゆくありさまを。
がたがた昂りながら、見守るばかりだった。
ボクと同じ血を、持っているんだね。義兄さん。
いけない囁きに頷くかわり。
義兄さんはそっと、ボクの手を握り締めてきた。

なにも知らない都会育ちの彼女のスリップをまとったとき。
小父さんの目は、だれのときにも増して輝いていた。
獣じみた輝きって、どこか眩しい。
居心地良く小父さんの猿臂にくるまれて。
いつものようにスリップの肩ひもが切れるまで、抱きすくめられていきながら。
ボクはウットリとなって、乳首を舐めさせていった。
きゃあーっ!
絹を裂くような悲鳴が、ボクの新居の暗闇に、溶けるように、吸い込まれていって。
薄闇に浮かぶ白い太もも。
振りみだされた黒髪。
喘ぎを浮かべる朱の唇。
逞しい背中に巻きついてゆく、白蛇のようなかいな。
それらがぬるりとした輝きを秘めて。
熱いパントマイムを、演じはじめていくのだった。
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黒を穿いていくときは、特別なのよ。。。
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2,000ですって。(・_・;)

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