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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

姉弟。

2010年05月06日(Thu) 06:25:25

姉貴は眩しい白のセーラー服に、重たそうな紺色のプリーツスカート。
ボクはしましまもようのTシャツに、デニムの半ズボン。
小麦色に陽焼けした太ももの下、白いリブタイプのハイソックスが眩しくて。
それ、おニュー?って、訊いてみたら。
もう、なに言ってんのよ、って。にらまれた。

ボクが穿いている紺の薄々のハイソックスは。
パパの箪笥の引き出しから、黙って借りてきたもの。
ビジネス用なんだって、いいながら。会社に履いて行くことはめったになくて。
ママとふたりで、お出かけするとき。
透けた足首が、なんともへんなかんじだった。
そういうときの、お出かけは。しばしば朝帰りになるくらい、盛り上がっちゃって。
ママはワンピースに泥つけてるし。ストッキングは伝線させてるし。
パパは腫れぼったい眼で、出迎えに出るボクたちを、照れくさそうに見やるだけ。

ストッキング地のハイソックスは、いがいなくらいにツヤツヤと輝いていて。
色っぽいね。
いつも姉貴に、冷やかされる。
空家のはずの、この家は。
彼らたちとの、かっこうの待ち合わせ場所。
けっこう予約が、目白押しになっていて。
抑えるのがたいへんだった。
ほんとうはみんなもう、学校についていて、教科書を広げている時分。
けれどもボクたち姉弟は、ふたりして。
こうして畳に、寝そべっている。
手をつなぎ合っちゃったりなんかして。

数刻後。
おおいかぶさってくる黒い影は。
パパやママの血にも、よくなじんでいて。
ついでにボクたちの身体の急所も、心得ているらしくって。
胸や太ももをまさぐられながら。
姉貴はもう、鼻声をたてていた。
ボクはボクで、ハイソックスのうえから舌を這わされながら。
ちょっとだけだよ。破いたらばれちゃうよって。
さいごにはお約束通り、薄々のハイソックスを咬み破らせちゃうつもりなのに。
だめだ・・・だめだよって。わざとのように困った声を作っている。
目のまえで姉貴のふくらはぎに吸いつけられた唇が。
白のハイソックスのまっすぐなリブを、ねじ曲げるほどしつこく這いまわって。
さいごにキュッと、力を込めて。
真新しい生地に、紅いシミを滲ませていった。
足許でぱりぱり・・・っと。かすかな音がして。
薄手のナイロンの張りつめた束縛が、ゆるゆるとほどけていったのは。
そのあとすぐのことだった。

セクシー、だね。
伝線してずり落ちたハイソックスをみて、姉さんは笑った。
そっちこそ。
太ももからしたたり落ちる赤黒い血のひとすじに、ボクも笑っていた。


あとがき
献血が趣味な姉と弟の、ちょっぴりハイソックス・フェチなお話でした。(^^ゞ
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献血だと思えば、いいんじゃない? ~差し出された都会妻の黒ストッキング~
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