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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

五年後。

2010年05月24日(Mon) 06:27:26

今年も村○の家、来るだか?
あぁ、くるはずだ。娘がよい年ごろじゃからの。
なん年まえの、夏のことだったろう?
法事に参列するため訪れた、都会育ちの母子が。
狭い離れで寝起きするうちに、初めて身体をひとつにしてしまったのは。

なんども訪れているはずの父親の実家の風景が。
まるではじめてくる土地のように思えたのも、無理はない。
夏に行われる法事のとき。
十五歳を迎えたその少年は、毎年迎え入れられる母屋のかわり、
母子で泊まり込むにはやや手狭な離れをあれがわれて。
一週間の滞在のうち、大人の身体になっていた。
黒のストッキングに欲情を覚えた、都会育ちの息子は。
脱いだズボンのなか、逆立ちするほどに昂ぶった一物で。
母親の礼服のスカートを、濡らしていった。

来年は、娘さんの番だね。
都会に帰る日の朝。
おやじさんに、冷やかされて。
少年は耳たぶまで真っ赤にしながら、頷いていた。
翌年父親は、やはり用事を構えて実家には戻らずに。
まだ小さかった下の娘と、都会の自宅に残った。
なにも知らずに村を訪れた、都会育ちの少女は。
制服のプリーツスカートのあちこちに、草の切れ端をつけたまま。
黒のストッキングを剥ぎ取られた足許が覚束なくなるほどの暗がりになってしまった帰り道を。
父親よりも年配の伯父に促されて、母屋に戻っていった。
母屋で顔を合わせた母は、いそいそとお赤飯を炊いていて。
娘の寝所を訪ねる刻を待ちかねた義兄のようすを察すると。
息子とふたり、そうそうに。
あの手狭な離れへと、引き取っていった。

それからさらに、年が過ぎて。
下の娘の番を、迎えていた。
制服着るのも、今年が最後だね。
姪っこの制服姿を目を細めて見つめる伯父に。
来年も着て来てあげてもいいよ・・・って。
姉娘はイタズラっぽく、笑い返している。
いまではすっかり板についた、黒ストッキングの脚を。
草むらのうえ、大胆に投げ出しながら。

誘い出した、真夜中に。
姉娘は涼しげな、浴衣姿。
おっかちゃん、いまごろお兄ちゃんと乳繰り合うておるのじゃろ?
襟足をはだけていって、
なかを露骨に覗き込んでくるごま塩頭を、押しやりながら。
やらしい・・・なぁ。
少女はけだるげに、応えるばかり。
月明かりの下。
ぷりんとしたおっぱいが、滲み出る。
いいじゃね?減るもんじゃなし。
だめ!減るんだってっ。
押し問答は、いつか押し合いへしあいになって。
やがてふたつの人影は、手近な草むらに身を沈めていった。

だしぬけに。
きゃー!
叫び声がした。
母屋のほうからだった。
もうひとりの伯父が、妹娘を組み伏せて。
寝巻の奥を、濡らした瞬間だったのだろうか?
姉娘は考え深げな顔つきをして。
しばらくのあいだ、じいっと耳を澄ませていたが。
すすり泣きが少しずつ、色香を交えはじめるのを察すると。
なん年かまえのことを、思い出したのだろう。
襟首に迷い込んでくる掌を、浴衣のうえからギュッと握りしめて。
こんどはじぶんのほうから、誘い込ませていった。
お兄ちゃんはママといっしょ なんだよね?
きいたふうな口を、聞きながら。
浴衣の下前を、割られるままに割られていった。
お前ぇも息子と抵抗なく姦れるよう、身うちの身体に慣れないとな。
やだ。エッチ・・・
ひそかな交わし合いは、すぐに言葉にならない喘ぎ声に変わって行く。

あくる日は、法事だった。
母親と、年ごろの娘ふたり。
女三人は、三人ながら。
母親は、黒の礼装姿。
娘ふたりは、学校の制服姿。
そろいもそろって、薄黒いストッキングに、脛を染めていた。
法事のあとの愉しい刻を、予想しながら。
大人の男どもは、なまめかしく装われた女たちの足許を、品評するように見比べ合っている。

きゃあっ。ダメっ!だめだったらっ!
鬼ごっこをするみたいに。
ふたりの少女は母屋のなかを、逃げまどう。
さいしょに妹娘が。
それから姉娘が。
従兄たちに、掴まえられて。引き倒されて。
黒のストッキングの脚を、ばたつかせながら。
きゃあっ。きゃあっ。
はしゃいだ声をはじけさせながら。
お嫁入りまえに愉しんではならない愉しみに。
いつしか、耽り始めていった。

大人びた姉と、まだ稚なさののこる妹は。
お互いイタズラっぽく、顔見合わせながら。
狭い離れのようすを、窺っている。
ごくり。
生唾を、呑み込むとき。
二対のおさげ髪が、ゆらりと揺れた。
することしてるんだよね?ママとお兄ちゃん。
やらしいよね・・・
やらしいよ・・・
淫らな床に身を沈めてゆく兄と母とを指したのか。
いつの間にか自分たちの背後に回り込んで、
黒のストッキングのふくらはぎにべろをなすりつけてくる男どものことを指したのか。
まだ高い陽は、すべてをあからさまに照らし出してしまうのだろうけど。
あたりが暗がりになるまで、だれもが待ちきれなくなっている。


あとがき
たいとるの意味ですが。(^^ゞ
いつから「五年後」かと、いいますと。
↓このお話の五年後 ということなのです。

http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2079.html
「村がえり」
父の実家の法事のために村を訪れた母と息子が、手狭な母屋に入れられて。
母子ながら、契ってしまうというお話です。

そのつぎの年には、上の妹が。
さらにそのなん年か後には、下の妹まで。
手慣れた年配男たちの手で、初穂を摘まれていくのです。
初穂を摘まれた娘たちは。
やがて同年代の従兄たちを相手に、愉しみを深めるようになります。
将来訪れるであろう、彼女たちの母子相姦の場のお膳立てとして。
近親との関係に、慣れ切ってしまうために。

前回のエンディングでは、主人公の少年が父親になって、時代がまたくり返す。
そんなふうにしてみたのですが。
そのあいだに、こんな処女喪失譚があったのですね。^^
お話のねたをご提供くださった○○さん、デフォルメのし過ぎでごめんなさい。(^^ゞ

え?
肝心の?○○夫人の新婚当時のお話 ですか?
それもそれで、よさげなのかも・・・。^^

追記
これはさらにその後のお話です。
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2095.html
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田舎から来た兄たち。
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