FC2ブログ

妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

妹のセーラー服。 ~献血家族~

2010年06月21日(Mon) 08:02:10

使用上の注意。
女装、同性愛、近親、寝取られのコラボです。御不快なかたは、ご遠慮ください。


家族全員が、吸血鬼の奴隷になっていた。
きのうきょうのことでは、ない。
すくなくとも、両親の結婚前には、さかのぼることらしい。
それをはじめて聞かされたのは、十四歳のころだった。
お前も数えで、十五だから。
一人前の大人として振舞わなければね。
母はそう言うと初めて、思い口を開いたのだった。

ずっとずっと昔からの、しきたりだった。
この村には、人間の血を吸って生きている人たちが棲んでいて。
そうした人たちを養うために、ふつうの人間たちが己の血を差し出してきたのだと。
母親は、娘を連れて。
姉妹は、齢の順に。
女の子がまだ幼い家は、兄たちが身代わりに。
女の子のいない家では、男の子が未来の花嫁を差し出して。
そういう齢ごろになるまでは、女装して。
処女の生き血を好むというのは、ほんとうなのですよ。
母は自分の過去までも、話してくれた。
小娘のように、顔赫らめて、羞じらいながら。

そのときのかたとは、いまでもつづいていて。
お父さんもよく、ご存知なのよ。
真由美姉さんは、もう済ませました。
母親は娘を、連れて行かなければならなかったから。
絢香も中学に上がったら、お相手をすることでしょう。
そして貴方も、そのかたのお相手をしなければなりません。
女の子の、服を着て。
絢香が年ごろになるまで。
絢香をお望みの、あのかたに、
身代わりに、犯されるのです。

真由美は、ボクの姉だった。
当時は高校生だった。
時折り制服のまま、夜遅くに出かけて行って。
明け方になるまで戻らないことがあった。
彼氏ができたのかな。
漠然とそんな誤解をしていたのは。
父も母も、姉の外出に気づいているようなのに、咎めだてするそぶりを見せなかったから。
そういえばたまに、姉は朝から顔色を悪くしていて、学校を休むことがあった。
そういうときにはなぜか決まって、首のあたりに絆創膏を貼っていた。
男の子が訊くものではないですよ。
むしろそんなふうに、やんわりとした咎めを受けたのは。
勉強部屋に引き取ってゆく真由美姉さんのあとを、もの問いたげに見遣るボクのほうだった。

妹の制服を、着せられて。
ボクが真夜中の外出を覚えるようになったのは。
それから一週間後のことだった。
まだ小学六年生だった妹は、赤いラインのセーラー服。
発育の早かったふたつ違いの女の子は、いつかボクの背丈に迫っていた。
ちょうど着れるわね。新調したばかりのあの子のセーラー服。
母はちょっと嬉しそうに、そして眩しげに上目づかいを送ってくる。
女の子の制服をぎこちなく身にまとった、ボクのことを。

初めて身に着けた、セーラー服は。
ごつごつとしていて、重ったるくて、
けれども独特の生地の匂いが、ツンと鼻を刺してきて。
なぜか舞い上がるような、昂ぶりさえ覚えていた。
ひざ下までぴっちり引き伸ばされた、真っ白なハイソックスが。
自分の目にも、眩しくて。
ひざ下に巻きつくゴムと、しなやかなナイロンの締めつけ感がそうさせるのか。
身体のなかに女の血が脈打つのような、そんな幻覚を。
たしかにはっきりと、感じたのだった。
歓びに似た、不思議な感情を波だてながら。
血を吸われに行くという、おぞましい体験をまえにして。
なぜかドキドキと、胸弾ませていたのだった。

初めての吸血は、真っ暗な部屋のなかで行われた。
妹はとっくに、隣室で寝静まっていた。
開けっ放しにした勉強部屋の窓から、その男は忍び込んできて。
年配の男だとわかったのは、月の明かりに照らし出された銀色の髪のせい。
それがまるで、若い男のような性急さで、
セーラー服の襟首を、掻き除けんばかりにして。
ボクの首筋に、唇吸いつけてきたのだった。

ご近所に棲むご隠居の、小父さんだとわかったのは。
気配と息遣いでそれとわかった。
いきなり唇を覆ってきた、ディープ・キッスに。
思わず息を、詰まらせて。
小父さん、男の子も好きなの?って訊いてしまっていた。
小父さんはなにも、応えずに。
ボクの髪をいとしげに撫でつけながら。
こんどは反対側の首筋にも、唇を這わせてくるのだった。
くら・・・っときたのは。たぶん失血のせいだけではない。

いいよ・・・もっと吸って。
いつかボクのほうにも、小父さんの昂ぶりが伝染(うつ)ってきて。
ボクは悶えながら、履き慣れないスカートのすそを、乱していった。
太ももになすりつけられた小父さんのペ○スを、灼けつくように熱く感じた。
どろり・・・どろり・・・
スカートのなか、ほとび散らされる粘液に。
ボクは本物の女の子みたいに、いやいやをしながら。
絢香の制服、汚しちゃうよ・・・
太ももを伝い落ちる粘液が、スカートの裏地を浸すのを、怖がっていた。
いちど浸して、浸かり抜いてしまうと。
むしろ却って、気が楽になって。
いけないいたずらを、いっしょになって愉しんでしまったけれど。

絢香の制服を着たまま、布団のうえ貧血になってぶっ倒れていたボクは。
みんな出かけちゃったわよ。
家族の出勤や登校を告げる母ののどやかな声色に。
共犯者の安堵を、覚えていた。
ずいぶん吸われちゃったのね。顔色よくないよ。
着乱れた制服姿は、女親の目に快いはずはなかったのに。
母はひと声、ボクを気遣って。
それからねぎらうような手つきで、ボクの身体から絢香の制服を脱がしていった。
汚しちゃったね。
あらかじめ予期していた、冷静な声色だった。
でもだいじょうぶ。あの子には新しい制服買っておいたから。
ちゃんときょうも、学校に行ったわよ。
気分がよくなったら、あなたこの服をクリーニングに出してきてちょうだいね。

同じクラスのりょう子は、近所のクリーニング屋の娘だった。
ボクが店に入っていくと、ちょうど先客の洗濯ものをたたんでいるところだった。
こちらを振り向いたエプロン姿が、まるで本職の商売人のように事務的に、いらっしゃい、と声かけてきて。
ボクは仕方なしに、おずおずと。
手にしていた絢香のセーラー服を、差し出していた。
細くて白い指先が、手早く事務的な手つきで、出された洗濯ものを点検してゆく。
スカートの裏地に手がいったとき、はっとしたように手を止めて。
じいっとボクのほうを、探るような目つきで見つめたけれど。
汚れがありますね。別料金ですよ。って。
やっぱり事務的な声で、電卓をたたいていた。

彼女はなにを、想像したのだろう?
そうだ。きっと絢香が侵されたのだと勘違いしたのだろう。
あるいは兄であるボクが、絢香を犯したと思っているのかもしれない。
だって、ふつうはこういうおつかいは、母親がするものだから。
たくましくなった憶測に、なぜか息がつかえるほど、昂奮してしまっていた。
まるで一家の秘密を、彼女にのぞき見されちゃったみたいな気分になって。

クリーニングが仕上がってきたのと、小父さんの来訪を母が告げるのとが、ほとんどいっしょだった。
いつもだいたい、そういうタイミングになっていて。
ボクは妹が寝静まった後、セーラー服に着替えていた。
シミーズやパンツ、それにハイソックスは、母がこっそりと届けてくれた。
今夜。
たったひと言、呟いて。
ボクの洗濯もののいちばん上に、妹の下着を載せた母は。
表情を消して、それを勉強部屋の隅に、置いていくのだった。

卒業式のとき、妹は。
赤いラインのセーラー服の下、初めて黒のストッキングを脚に通していた。
履き慣れないストッキングに、戸惑いを覚えたのか、
なんだかすーすーするねって、
薄く透けるふくらはぎを、しきりに気にしていた。
まだ、襲われる齢じゃないからね。
今夜は貴方が、絢香とおなじ黒のストッキングを履いて。
小父さまのお相手を、してあげて。
脛を薄っすらと染める淡い墨色のナイロンに、なぜか妖しい昂ぶりを覚えたボクは。
母のささやきに、無言で頷き返していた。

ボクがいつも履いてあげている、真っ白なハイソックスが気になるらしくて。
小父さんはいつも、ハイソックスを履いたままのふくらはぎに噛みついてきた。
最初の夜も。
失血でぼうっとしてしまい、身じろぎも緩慢になったボクにのしかかって。
避けようとする足首を、掴まえて。ベッドのうえ、抑えつけて。
しつように圧しつけてきた唇が、いやらしい滾りを秘めた唾液を、じんわりとしみ込ませてきたのだった。
その晩も。
絢香になりきったボクのまえ。
卒業おめでとう、って、囁いて。
もの欲しげな視線を、黒のストッキングを履いたボクの足許に、ねっとりと這わせてきたのだった。
どうぞ・・・
ボクは布団のうえ、うつ伏せになって。
やんわりと撫でるように包む薄手のナイロンにくるまれた脚を、小父さんの視線にさらしていった。
ぱりぱりと他愛なく破けて、太ももを包むゆるやかな束縛がほどけてゆくのを感じながら。
初めてスカートの裏地を汚してしまったときの奇妙な解放感を、思い出していた。
ときどき、履いてあげようか?
そう願いたいね。
だらりとさせた足許から、黒のストッキングを引き抜いていきながら。
小父さんは目を細めて、悦に入っていた。
こんどは白ラインのセーラー服、着るんだろう?絢香ちゃんとおそろいの。
小父さんの囁きに、こんどはボクが昂ぶる番だった。

だいじょうぶ。怖くないよ。教えてやるから。
ちょっと怯えを見せた絢香の白い顔が、可愛らしかった。
怖そうに顰めた眉が。
おどおどとさぐるように、こちらを見つめる切れ長の目が。
いつのまにかなまめかしい艶を帯びた、黒髪が。
なぜか網膜にしっとりと、灼きついてくる。
制服のせいだろうか?それとも古風な黒のストッキングのせい?
いや、たぶん。
ボクの目のまえで、識らないうちに成長していたひとりの娘が、目のまえにいた。
そう。
初々しく活き活きとした処女の生き血を、たっぷり宿した女の身体が。
入学式を終えたあと。
ボクは初めて、妹を連れ出す大役を、母から仰せつかっている。

お姉ちゃんのときには、わたしだったけど。
絢香の場合は仲良しのお兄ちゃんがいいだろうね。
母はいったい、なにを考えているのだろう。
決して拒絶を許さない確信に満ちた声色が、ボクの応えまで支配してしまっていた。
学校帰り、帰宅した妹を伴って、小父さまの家に招ばれていく。
ただ、それだけのこと。
あとは小父さんが、うまくやってくれる。
そうは聞かされていたものの。
そして必ずなるようになるって、わかってはいるものの。
・・・フクザツな気分だった。
だいじなものを、奪(と)られちゃう みたいな。

だれもいない家のなか、向い合せのソファで、さし向いになって。
妹はむぞうさに、黒のストッキングを履き替えてゆく。
視ないでよっ。いやらしいから、あっち行って。
憎ったらしいふくれ面に、往生したように、肩をすくめて。
ボクはリビングを、あとにする。
お兄ちゃんも着替えて出かけるんだよね?
絢香もそこまでは、母から聞かされているらしかったけど。
おそろいの白ラインのセーラー服を身に着けふたたび現れたボクを見て。
さすがに目をまん丸に、させていた。

いくら着慣れてしまったとはいえ。
妹の目のまえ初めてさらすセーラー服姿。
えー!?うそーっ。お兄ちゃんどうしたの?
あまりにも、びっくりしてしまって。
子供っぽい声をあげてしまった妹に。
母さんに聞いていないの?しきたりなんだよ。これも。
絢香とおなじ恰好をして、お手本を見せることになっているんだ。
ふぅーん。
意外にすんなりと納得した絢香の、それでも不思議そうに注がれてくる視線に。
スカートの中、勃ってくるものを感じてしまっていた。

お兄ちゃんのストッキング、薄いね。
気分を落ち着けた絢香のやつ、すぐに反撃をしかけてくる。
絢香の身に着けた黒のストッキングは、タイツみたいに厚めのやつで。
白い脛がかすかに透けてみえるだけ。
けれどもボクの履いているやつは、母からの借りもので。
淡い薄墨色に、透きとおっていて。
脚の輪郭だけがひきたつほどに、黒く浮き上がっていた。
スカートって、すーすーするんだよな。
透きとおった足許をわざとすくめてみせると、絢香は初めて少女らしく笑った。

いらっしゃい。よく来たね。
こんな恰好で。とても昼間なんか、羞ずかしくって歩けやしない。
けれども薄暗がりな刻限に、こんなことができてしまうのは。
小父さんの“しつけ”のたまものだろう。
妖しい関係を持つようになってから。
しばしば呼び出された、真夜中の公園。
夜風になびくスカートから忍び込む、冷ややかな外気が太ももをよぎるのを。
いまは心地よく感じてしまっている、変態なボク。

じゃあ、お兄ちゃんからお手本を見せないとね。
座敷のなか。
小父さんはやおら、ボクのほうへとにじり寄ってきた。
座布団一枚のうえ。
絢香はお行儀よく、制服のスカートのひざの上、重ね合わせた手をいつか握りしめていて。
目のまえで仰向けになったボクが、セーラー服の襟首を侵されるのを、じいっと見つめていた。
女の子は一人前になるとき、小父さまに血をあげなくちゃいけないのよ。
そんな母の訓えを、真に受けて。
ちゅう・・・っ。
ひそやかな吸血の音が、狭い和室に満ちた。

ちゅうっ、ちゅうっ、ちゅうっ・・・
きゅうっ、きゅうっ、きゅううっ。
性急な吸血の音。
だんだん鉛色を帯びてくるボクの顔色。
絢香はそれでも、息を詰めたまま見守っている。
少女らしい怯えを押し隠すことができたのは。
母の訓えの拘束力のおかげだろうか。
いまに。
清楚で真新しい濃紺の制服に包まれた、きみの身体から。
いまボクがされているのと、同じように。
きみの血潮も、吸い取られていくんだよ・・・

ふうっ。
ボクはうっとりとなって、部屋の隅に視線をさ迷わせ、初めて妹のほうを見た。
ひたと視線を合わせてくる絢香に、軽く微笑み返してやると。
慣れるとキモチいいんだぜ?
強がりね・・・って、言いたそうに。
絢香は肩をすくめてみせただけだった。
ストッキング破かれちゃうの、羞ずかしいんだけどな。
たくまぬボクの呟きに、
小父さんは得意げににんまりとして。
絢香はそうね・・・って、同意の視線を投げてくる。
差し伸ばした脚を包む、母から借りた黒のストッキング。
しなやかなナイロンの締めつけ感の周りを、ねっとりとした唾液が這いまわった。

ぼう然となっていた。
チリチリに引き剥かれた、黒のストッキング。
足許からたっぷりと抜き去られた血の量に、あやふやになりかけた意識が。
昂ぶりのあまり、元に戻りかけるほどだった。
首筋を吸われるのを、怖がって。
さいしょに脚を差し出してた絢香は。
濃いめのストッキングに滲んだ脛の白さを、羞じらいながら。
清楚に装ったふくらはぎを、吸われていった。

ァ・・・
かすかに痛そうに歪めた頬が、可愛らしかった。
ちゅうっ。
聞えよがしに洩らされる、吸血の音に。
ボクはドキドキと、胸わななかせる。
初めてつけた傷口から、顔を起して。
こちらを窺う小父さんの口許には、吸い取ったばかりの、絢香の血。
引き抜かれた牙から滴る血潮が、真下にあるふくらはぎに、たらたらと伝い落ちてゆく。
上下に鮮やかに走った、ストッキングの伝線が。
脛の白さを、きわだたせていたけれど。
少女は己の足許に加えられた凌辱に、気づくはずもなく。
ただ痛そうに、顔しかめているばかりだった。

くちゃ、くちゃ・・・
ぴちゃ、ぴちゃ・・・
ぬちょっ、ちゅるうっ。
わざとのように、いやらしい音をたてながら。
小父さんは絢香の血を、吸い取っていった。
始めのうちは、怯えた顔つきだった少女は、
じょじょに眉をくつろげ、頬をゆるめさせ、
眠り込むように、まえに組んだ濃紺の長袖のなか、突っ伏してゆく。
絢香を吸われちゃう。支配されちゃう。
おそろいの制服姿で、兄妹ながら、辱められちゃっている。
そして、なによりも。
おなじ血を、愉しまれちゃっている。
妖しい想いが、つぎつぎと交叉して。
いやらしい吸血の音が。
忌むべき淫らな儀式が。
ボクの理性を、奪い去っていった。

気がつくと。
絢香はボクの下にいた。
ふたりして、荒い息をはずませていた。
兄妹で、なにしているんだね?
ボクの耳元にかがみ込んで来て、毒液のような囁きを吹き込んできた小父さんは。
すべてが計算通り。
そう言わんばかりに、ほくそ笑んでいた。
おそろいの制服姿のまま。
ボクは絢香を、組み敷いていて。
互いにすそを乱した濃紺のプリーツスカートは。
淫らな粘液に、すそを浸している。
破けたストッキングのうえ、糸を引く粘液は。
ボクの体内から、吐き出されたものだった。

実の妹の純潔は・・・どんな味かね?
譲ってくれたの・・・?
もともとこうするように、頼まれていたのさ。
きみたちの母さんに。

絢香は、わたしの種なのだ
だからお前たちは、半分ずつの兄妹。
血を交わらせてやりたい・・・と。
以前から思っていたのだよ。
その代わり。
お前は未来の嫁を、わしに紹介してくれなければいけないよ。
ボクはこっくりと、頷いていた。

いらっしゃーい。
クリーニング屋の娘は、きょうも威勢よく声張り上げている。
長い黒髪をいなせにキリキリと巻きあげて。
わざと男っぽく、きびきびと立ち働いていた。
なによ、あなたったら。
絢香ちゃんとしていたの?
ただの同級生にしては過敏すぎるご機嫌の悪さ。
そう。
ふたりが婚約するということを、つい先週双方の親たちから聞かされたばかりだったから。
あたしだけなにも識らないなんて、ズルイよね?
活き活きと輝く黒い瞳が、意地悪そうに輝いたのは。
小父さんのことまで口にしてしまったときだった。
いっしょに行こ。あたしのこと小父さまに紹介するんでしょ?
あたしの予備の制服、貸してあげるから。
毎日見慣れていたジャンパースカートを身につけるのは、初めてだった。
胸元に結わえた紅い紐リボンを、揺らしながら。
少女は元気よく差し伸ばした白のハイソックスの脚を噛まれていって。
太めのリブが鮮やかに走るふくらはぎに、紅いしずくを滴らせていって。
じぶんだけ紐リボンを、ほどきながら。
いさぎよく差しのべた首筋まで、牙に侵されていったのだった。

いらっしゃーい。きょうは記念の値引きデーですよっ。
訪れた母が差し出したのは、きのう法事に着ていった黒の礼服。
スカートの裏地に付着した白いシミを目ざとく見つけると、
汚れがありますね。割増しですよっ。
女どうしは、イタズラっぽく目交ぜを交わして。
お釣りはいらないわ、
母は一万円札を、カウンターに置く。
あなたたちへの、お祝いよ。
処女喪失、おめでとう。いいお嫁さんになってね。
じぶんの制服までクリーニングに出すはめになった小娘は。
さすがに照れ笑いを洩らしながら。
ありがとう。小母さん。・・・まだ小母さんで、いいですよね?
祝言挙げるまで、愛する小父さまとたっぷり愉しんじゃおうかなっ!!
いけないお嫁さんねぇ。
ほんとうにいけない会話を、ボクのまえ愉しみながら。
いつものように、日は暮れていって。
愉しい夜は、もうすぐそこまでやって来ている。
前の記事
迫られて。 ~納屋で乱れる都会妻~
次の記事
和解。

コメント

コメントの投稿

(N)
(B)
(M)
(U)
(T)
(P)
(C)
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
http://aoi18.blog37.fc2.com/tb.php/2114-e9b97e27