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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

侵される息子、その母。

2010年07月03日(Sat) 06:28:18

おそくなって、ごめんね。
おそるおそる近寄って来る少年の足許は。
半ズボンに、ひざ下までの真っ白なハイソックス。
同年代の子はあまり履かない革靴に、ソックスの白さがきわだっている。

ボクの血、欲しいんだろ?
おそるおそるにしても。
どうやらこういう逢瀬に慣れているらしく、少年の行動は大胆だった。
男が腰かけるベンチの傍ら、芝生のうえにうつ伏せになって。
ハイソックスのふくらはぎを、惜しげもなくさらけ出す。

掴まれた二の腕の周り。
しましまもようのTシャツが、ギュッとしわ寄せられて。
首筋にひっそりと食い込んでくる牙に、少年はけだるげに眉をひそめる。

ちゅうっ・・・
ごくん。
おいしそうな飲血の音に、整った目鼻立ちがじょじょに弛みと媚びを広げていった。

きょうは、喉が渇いているんだ。
立ち直るまでしんどいだろうけど、たっぷり頂戴するよ。
男の囁きに、うっとりと頷きながら。
ウン。いっぱい飲んで・・・
少年の声は、昂りにかすれていた。

くすぐったいっ。
ハイソックスのふくらはぎに、這うように吸いつけられた唇に。
小娘みたいに羞じらい脚をすくめてながら。
しなやかなナイロン生地に、じわっと滲んでくるなま温かい感触を。
愉しみはじめていた。
発育の好いふくらはぎを包む真っ白なハイソックスを、
バラ色のシミに、惜しげもなく浸していった。

少年が眠りに就いたころ。
あたりを窺うようにして、年配の婦人が近づいてきた。
ベーズリ柄のワンピースの下。
薄茶色のパンプスにくるまれた足首に、肌色のストッキングがなまめかしく映えている。

眠ってしまいましたの?
気遣わしげに息子を見やる母親に。
安心しなさい。30分もすればしぜんと、目ざめるだろう。
医師のように冷静な口ぶりに。
婦人はベンチに腰かけて、足許をくつろげる。

さっきまで腰かけてきたベンチのまえ、跪くようにして。
男は女のふくらはぎを、なぞっていって。
しまいに耐えかねたように、彼女の息子の血を吸った唇を。
肌色ストッキングのふくらはぎに、ひと思いに吸いつけていた。

傍らに倒れ臥した少年が、ハイソックスを真っ赤に彩った唇に。
少年の母親は、ストッキングをチリチリにむしり取られていった。
ほろ苦い笑みを、たたえながら。
おいしいですか・・・?
訊くゆとりさえ、漂わせていた。

すまないね。
いいえ・・・
芝生にくるまれるようにして。
息子のすぐ隣にあお向けになって。
女はのど笛に食いついてくる牙を、待ち受ける。
己を襲う災厄は、飲血だけではないと知りながら。

この子、目を覚まさないかしら・・・?
女はなおも、気にかけている。
ワンピースのすそをせり上げてゆく男の、意のままになりながら。
息子の傍らで犯す過ちを、しきりに恥じている。

ガーターストッキング、穿いてきたのだね?
お恥ずかしいわ。
穿いたまま、したいということだね?
もう・・・言わせないで。
最初に逢ったころは、いつもパンストだったっけ。
脱がせるまでには、だいぶお時間が要ったっけね。
羞じらう女を、からかうように。
いけない思い出話を囁いてゆく。
鼓膜を侵す毒液に、
女はくすぐったそうに、目を瞑る。

静かな声と、裏腹に。
男の息は、荒かった。
そそり立つ股間の一物を。
ショーツを剥ぎ取った女の陰部にあてがって。
ぐりぐりぐりっ・・・
めり込ませていった。

人どおりのたえた、真夜中の公園。照り渡る街頭の下で。
昼間よりも鮮やかな芝生のうえ。
ひっそりとした凌辱に身を淪(しず)める良家の母子。
よほどに気に入った血なのだろう。
しずかになった二体のからだに、代わる代わる。
ヒルのように貪欲な唇を。
盗み取るように、這わせつづける。
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