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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

かよいあう家 かよわれる一方の家

2010年08月02日(Mon) 06:22:32

院長夫人のところへは。還暦すぎのやもめ男が。
教頭の娘のところへは。同級生の父親が。
その娘の母親のところへは。回診と称する院長が・・・
想い想いに、かよってゆく。
家どうしで、かよいあっていたり。
かよわれている男が、べつのところにかよっていたて。
食物連鎖のような輪廻の末が、からまりあっていたり。
はたまた一方的に、かよわれていたり。

都会から移り住んできたばかりのわたしのところは。
もちろん、一方的にかよわれる側。
さいしょは取り乱していた妻も娘も。
このごろはおだやかに、お相手の男性を褥に迎えるようになっている。
妻と娘が、村の男衆全員の相手を勤めおえるまで。
わたしの出番は、やってこない。
わるく思いなさんな。
いたわりのことばはたぶん、口先だけのものではない。
けれどもわたしは、言ってやる。
どうぞごゆっくり、愉しんでいってくださいな。

出番などなくてもいいのかも。
日常生活の裏側で。
見慣れたよそ行きのワンピースや、セーラー服が。
透きとおる肌色ストッキングや通学用の黒タイツが。
男たちの猿臂を巻かれ、唇をすりつけられて。
われしらず、悶えに堕ちてゆくシーン。
覗き見することを許されたわたしにとっては。
むしろそれこそが、至福のときになってしまっているのだから。


あとがき
えっ?絶好調じゃないですか。ですって?
いえいえ。さすがに2,3分であげることなんて、できません。
きのう描きかけたやつに、けりをつけてみたのです。^^;
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