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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

援けを呼ぶ声

2010年10月13日(Wed) 08:04:49

どうしても。だんなに後ろめたい、っていうのなら。
声だけで、抗うといい。
それでも立派に、操を立てたことになるのだから。

男にいわれるままに。
妻は今夜も、声を出す。
さいしょのうちは。
いけません。いけません。主人がいるんです。
とか、
やめてくださいっ!いやっ。
とか、
控えめに囁くだけだったのに。

ああっ!羞ずかしいっ。
ひと声そう洩らして、その場にしゃがみ込むと。
ひい~っ!やらしいっ!やらしいですっ!
とか、
やめて!やめて!ああッ、いやぁん・・・
とか、
しまいには。
あなた!あなた!助けてえっ!
とか、
大きな声で、開けっ広げに。
わたしが隣室で耳をそばだてていると知りながら。
むしろ、それがゆえに。
そそるほどの文句を、恥を忘れて並べ立てる。

ああ。。。
至福の時だなんて、思っちゃうのは。
わたしがたんに、ヘンだから?
それとも心の奥底から、妻を愛しているから?
そのどちらもが、正しいのだと。
妻はおそらく、察している。

今夜も・・・ね♪
表向き親しい知人ということになっている、彼女の情夫のもとに。
夫婦連れだっての訪問をいざなうのは、むしろ妻のほう。
そうだね。出るのは、真夜中ごろでいいかな?
うふふふふふっ。
(それまで待てないわ)
表向き神妙な人妻の横顔には、そんな色が滲んでいた。


あとがき
声って、そそられますよね・・・? ^^;
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