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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

ぶかつどう

2010年10月19日(Tue) 08:10:50

運動部のユニフォームの、白の短パンの下は。
赤地に白のラインが二本入った、ハイソックス。
それがどうやら、おじさんの目にとまってしまったらしい。
ボクは持っていたハイソックスにぜんぶ、噛み痕をつけられちゃって。
部活に出て来ないボクを叱りに来た仲良しの先輩は、事情を聴くと
部の恥だって、もっと怒られて、
でもその場に居合わせた小父さんに、やっぱりハイソックスの脚を噛まれちゃうと、大人しくなっちゃって。
けっきょく持っているハイソックスにぜんぶ、穴をあけられていた。

主将が仲間入りしてからは、すごく速かった。
だって、上下関係がきっちりしていたから。
ボクたちは三班に分けられて、
代わる代わる、交代に、ハイソックスの脚を噛ませに行った。
みんながみんな、持っているハイソックスぜんぶに穴をあけられて。
しまいに休部になりかけたけど。
部長は顧問の先生を口説き落として、ユニフォームの予算を増やしてもらっていた。

ほんとうのお目当ては、男の子のハイソックスだけじゃなくて。
部員たちの彼女が履いている白のハイソックスや、
母さんや姉さんの足許を彩る、色とりどりのストッキングだったりで。
顧問の先生は、お手本を見せるからって。
真っ先に、結婚したばかりの奥さんを連れてきて。
ボクたちも順繰りに、家に小父さんを招いていた。
彼女がいつも学校に履いていく、黒のストッキングを伝線させて。
廃屋のたたみの上にあおむけになっている傍らで。
ボクは真っ赤なハイソックスの脚を、みせびらかしてやる。
キミの靴下の、しっかりとした舌触りも捨てがたいな って
ぬけぬけとした言い草に、くすぐったい笑みを投げながら。
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