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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

単身赴任者が昇給する場合。

2010年11月27日(Sat) 19:39:02

うちの人事は、行き届いている。
ある日とつぜん、給料があがるのだ。
給与計算が違うのでは―――?
そういう照会をしたとしよう。
返事は直接、社内メールでかえってくる。
説明抜きの、画像だけ。
たいがいは、数枚の組み写真になっていて。
どれもが、自分の妻や娘の痴態だったりする。
相手の男は、在宅していたころの上司だったり。同僚だったり。
社員慰労の見返りとしての昇給なのだと、夫は悟る羽目になる。
血液検査。心理テスト。その他もろもろのメンタルケアと称する福利厚生は。
社員ひとりひとりの属性を、悪魔的なまでに把握しているらしかった。

顔見知りの方が信用も置けるし、秘密厳守でいけますからね。
隣席の後輩は、したり顔で。
新婚三か月の奥さんに、婚約時代から上司との交際を勧めていた・・・って打ち明けてきた。
なにしろわたしのPCの画面見ちゃったから。
自分だけナイショにするのは悪い・・・とおもったのだろう。
彼ともどこかで行き違うと。
わたしが彼の留守宅に通うか。
彼がわたしの娘の家庭教師を勤めるか。
きっとそういう関係に、なるのだろう。

妻がひそかに、加入しているのは。
社員限定の、交際クラブ。
赴任直後に、人事からの斡旋を受けて。
いまでは姑の目を盗み、毎日のように通い詰めている。
具体的には、会員制風俗店でのアルバイトだった。
もちろんわたしは、なにも知らないことになっている。
送られてきたメールのいくつかは。
きっとそういう機会に撮られたのだろう。
ことが露顕し咎めようとした姑が、自分も嫁と連れだっていそいそとよそ行きの服の袖を通すようになったとは。
まさか・・・うちのことではないだろう?

隣の課の同期の彼は、頭を掻き掻きこっ恥ずかしそうに。
どうやら、交際成立みたいです・・・ってこっそり伝えにきてくれた。
男性会員は、やもめ暮らしの長い重役クラス。
グレードの高い男性との交際をもとめる、お見合いサロンに参加していた。
気が合えば、お食事はもちろん、個人秘書として雇用されたり。
その秘書業務のなかに、お触りOKやらパンスト破りのオプションが入っていたり。
だんなのサインがあれば、ベッド・インだってありだという。
同期の彼。ミス××年入社だった奥さんを、きっとあのころから見初められていたに違いない。
赴任中だけの、割り切ったつきあいは。
時として夫の諒解のもと、単身赴任解消後も継続することがあるという。

昇給の件は、ことわった。
女房の操を、まるで売春のようにお金に換える気にならなかったから。
近くに住まう、単身赴任者の留守宅も、何軒か紹介されたけれど。
わたしはそれさえも、ことわりつづけている。
代わりに手にしたのは、平日でも行使可能な、帰宅の権利。
犯される妻を覗いている瞬間、どういうストレスも吹っ飛んでしまうのだから。
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奥さん、いまシャワーだよ。^^

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