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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

お誕生祝い。

2010年12月01日(Wed) 08:23:04

お誕生日、おめでとう~♪
姪っこの瑠美が、めいっぱい両手を伸ばして。
派手派手なリボンのついたプレゼントを、手渡してくれた。
いかにも子供っぽい趣向の凝らしかたが、どういうわけか気恥かしくて。
頭を掻いて、照れ笑いをしていると。
あの・・・じつはうちの瑠美が。
口ごもりながら切りだしてきたのは、姉だった。
タケヒコさんが、先に帰ったの。
あなたに遠慮したからなのよ。
なんのこと?
にぶいわね。
キッとした目で睨んできたのは、姉ではなくて姪のほうだった。
尖った視線をすぐに引っ込めて。
素直な羞じらいをみせる少女。
貴方へのお誕生プレゼント、もうひとつあるの。

いつ、俺が吸血鬼だってばらしたの?
ずっとまえから、知ってるよ~。お父さんにきいたもの。
姪の瑠美は白のハイソックスの脚を目いっぱい拡げて、つま先までもピンと伸ばした。
長い靴下、好きなんだよね?
受け流すことを許さない、容赦のない目。
プレゼントの箱の中身は、少女の愛用のハイソックスだった。

ブラウスを汚すまいと、慎重に掻き除けた黒髪の下。
少女のうなじは、男の子みたいに生硬だった。
吸いつけられる唇に、さすがにビクッと身を震わせて。
怯えたようすに、つい本能をむき出しにして。
まろばせたじゅうたんの上。
両肩を抑えつけたまま、かぶりついていった。
少女の母親は、お手本に噛み破かせたストッキングの脚を撫でながら、
弟が娘を気に入っているようすを、横顔で見守っている。

ちゅう・・・ちゅう・・・ちゅう・・・
欲望をむき出しにして、つい吸い過ぎてしまっていた。
少女ははぁはぁと、肩で息をしながら。
もっと吸わせてあげる・・・って、強がりをいっていた。
噛んで。
いじらしく差し伸べられる、一対の脚。
少女のふくらはぎを覆う、真っ白なハイソックスが、じゅうたんのうえに眩しかった。
ご馳走になるよ。
吸いつけた唇の下。
リブの走った厚手のナイロンが、くすぐったいほどしなやかだった。

よかったね。
真っ赤になるまで、愉しんでもらえたね。
叔父様と、おなじ誕生日で、よかったね。
さすがにべそを、かきながら。
瑠美はお母さんに頭を撫でられて、照れ笑いしながらしなだれかかる。
血に染まったハイソックスを、脱がせてしまおうか?
思わず衝動にかられたけれど。
母親はおだやかに、遮りの手を差し伸べた。
あなたのものになったことを、ご町内にも知ってもらいますからね。
母親に伴なわれて。血の撥ねたハイソックスのまま、街を歩く。
それがなにを意味するのか、この街のひとたちは容易に推察するだろう。
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紅い柄のハイソックス。
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入学式まで、待てないの?^^;

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