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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

ソファを起った新妻

2010年12月27日(Mon) 08:05:06

叔父から妻にと、プレゼントが送られてきた。
中身は、白のガーターストッキング。
こういうの、持っていなかったわ。
新婚三か月の妻は、もの珍しそうに光沢入りの薄いナイロン生地に見入っていた。
初めて穿くときには、叔父さまにお見せしないとねっ♪
妻はどこまでも、無邪気な反応だった。

やあ、いらっしゃい。
迎え入れられた叔父の邸では、叔母は留守にしていた。
男に抱かれに行ったんだよ。
叔父が冗談とも本気ともつかない口調でそういうと、
あらー、危ないですねぇ。
妻はあでやかに笑って、叔父に調子を合わせておどけて見せる。

さ、あちらへどうぞ。
叔父にいざなわれるままに。
妻は黒革のハンドバックを手にソファから起ちあがり、
ピンクのスーツのすそをひるがえして、別室に向かう。
そこには道ならぬ恋を成就させる舞台が用意されていることを、
ほかならぬわたしから、言い含められているというのに。
妻の足取りにはびっくりするほど、ためらいがなかった。

しつらえられた、破倫の床に。
三か月前の花嫁は、初々しい吐息をはずませていた。
いけませんよ。いけませんよ。と、たしなめながら。
光沢入りの白のストッキングの脚に、舐りつけられる好色な唇を。
あえて避けようとは、しない妻。
しなやかな肢体に、齢に似ず逞しい身体が覆いかぶさって。
妻は着衣のまま、貫かれていった。
だめ・・・夫が来ますわ・・・
来てもいいじゃないか。
それは・・・そうですね・・・
いっそ三人で、愉しもうか?
それだけは、嫌。
はっきり口にする妻に、ジリジリと灼かれるような嫉妬を、はじめて覚えた。

あのあと、ご夫婦で激しかったようだね、
叔父がおいたグラスを飲み干しながら、
あのとき隠しカメラに収められた動画に、わたしは昂りを新たにする。
夫婦生活のスパイスは、まだ早かったかね?
早すぎることは、ないですよ…
この土地に馴染み始めた妻は、いまごろどこかの年配男を家にあげて、相手をしている時分のはず。
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