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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

きょう、オッケーな女子は、黒のストッキング履いて集合っ!(^^)/

2010年12月29日(Wed) 14:24:31

きょう、オッケーな女子は、黒のストッキング履いて体育館裏に集合っ!(^^)/
そんなふうに、言われたって。
そうそう決心をつけて、体育館裏になんか、行けたものではない。
まず婚約者がいなければいけないことだし、
婚約者の彼氏が、オッケーじゃない子はいけないし、
彼氏が相手を択んでくれていて、なによりも自分の気持ちがかんじんだから。
その村では、娘が初体験を遂げる相手を、未来の花婿が人選して、
日取りは当の本人が、きめることになっていた。

当日黒のストッキングを履いてきた子は、えみり、美奈恵、それに眉子の三人。
だれもが制服のスカートの下、黒のストッキングに足許を染めていた。
いつも冬になると履いてくるような、タイツではなくて。
脛が白く透けるほど薄いやつだった。
出がけに二足、破っちゃったんだよ~。
いつもより丈の短いスカートを履いてきたえみりは、気合い満点のようだった。

三々五々、男の子たちも集まってきた。
そして、男の子が選んだ大人の男性たちも。
えみりの彼氏は自分の兄貴に「頼む」って手を合わせたし。
美奈恵の婚約者は叔父を連れて来ていた。
眉子の恋人、ミチオが招んだのは。
眉子じしんの叔父で独身のカズヤだった。
以前から姪に執心だったカズヤの本心を、ミチオは気づいていたのだろうか?

九人の大所帯だと、カラオケボックスの個室も満員になる。
えみりはさっきからはしゃぎ切っていて、自分目あての叔父とデュエットしたり、
座席をお立ち台にして、独りで歌いまくっていた。
騒がしい歌声をBGMに、美奈恵は両耳を抑えながら。
彼氏の兄貴がスカートの奥に手を突っ込んでくるのを、上から抑えようとしていたし。
えみりの脚も、さっきから。許嫁の叔父の卑猥な唇をなんども受けて、ストッキングを伝線させてしまっている。
三足めだー!えみりは黄色い声を、張り上げた。

眉子のばあいも、ほかのふたりとそう大差はなかった。
叔父のカズヤは、さっきから。
黒のストッキングの脚に執着していて。
テーブルとソファとの狭い空間に身をうずめ、「どれどれ」とばかり、点検に入っている。
機械の修理工をやっている本業さながら、ひどく仔細げな目つきに下肢をさらして。
眉子はなんだか悲しくなって、しくしくと泣き出してしまった。

あ~。
いちばん騒いでいたはずのえみりが、じつは意外に敏感で。
真っ先に眉子を、ケアにかかった。
いいからいいから。
眉子の左右の男ふたりが、手を振って。
左右から引き立てるようにして、部屋から出ていった。
取り残されたふたりの女の子は、さっきまでのノリもどこへやら。
ぎらぎらとした男どもの、好色な目線のなか。
ひどく心細げに、顔見合せる。

弱ったなぁ。
叔父のカズヤは頭を掻くし、婚約者のミチオは途方に暮れる。
けれども眉子の啜り泣きは、止まらない。
散々なだめすかして、ふたりは村はずれの納屋へと、眉子をひきたてていった。
永遠の愛を、誓いますから。
少女を叱りつけるように、宣言したのは。婚約者のミチオだった。
だから、しきたり通り。叔父さんに抱かれてくれよな。
眉子はそぶりでいやいやをしたけれど。
ギュッと握り締めてくる恋人の手が心地よかったのか、しずかに握り返してきた。
綺麗に犯してもらえよな。オレも見ていてやるから。
みっちゃん、もしかして、愉しんでる・・・?
図星を刺された少年は一瞬口ごもり、
それを見た少女は、初めて笑い声をたてた。

ほんとうはするのが、いちばんいいんだけれど。
視るのも悪くないよな。
だって、恋人が初めてされるのを視るなんて。
はじめてするのと同じくらい、貴重なことだから。
はたしてそうなのか・・・?眉子の頭から、まだ疑問は去らない。
けれども納屋のなかのむせ返るような熱気のなか。
叔父のカズヤは息荒く、眉子のセーラー服姿にのしかかってきた。

破けた薄黒のストッキングが、少女の足許にまだたるまっていた。
記念にもらっていくぜ。
カズヤはわざとのように、少女の脚から抜き取ったストッキングをくんくんと嗅ぐふりをして。
もうっ。いやらしいっ。
眉子にひっぱたかれていた。
少女がいつもの気強さを取り戻したとき。
こんどはミチオが、彼本来の立場を取り戻す番だった。
幸運な叔父が立ち去った後。
納屋の中の息遣いは、明け方まで絶えることがなかった。

さいしょに堕ちたのは、意外にも眉子だった。
あのあとねー。ふたりいるとねー。どっちも遠慮しちゃってさあ。
尻ごみする女の子たちを、各々の恋人は引っさらうようにして部屋を出て。
えみりは自宅の勉強部屋で。
美奈恵は彼氏の兄貴の車の車庫で。
制服のスカートの下、黒のストッキングをむしり取られていったという。
オッケーな子は三人とも、首尾よくその晩のうちに、女になっていた。

叔父さんの薬、効き過ぎだよ。
ミチオはイタズラっぽく、通りがかりのカズヤに笑いかける。
あれから毎日・・・だもんね?
彼氏に媚びるような甘い笑いを浮かべる眉子を、カズヤは眩しそうに盗み見た。
適度な嫉妬はときに、愛情を深めることがあるらしい。
目の前でカズヤのものになった未来の花嫁の姿は、トラウマのようにミチオにつきまとって。
もう彼女を手放すまいと、彼女を抱きしめる腕に、力をいっそう込めるのだろう。
けれどもすべてが、彼の思い通りにすすむとは限らない。
婚約者の傍らに控える少女は、純潔を捧げた男にニッと笑いかけて。
叔父さまに犯してもらいたくなったら、訪ねていくね。
黒のストッキングが、目印だから。
そういえば。
あの日以来、眉子は黒のストッキングを毎日身に着けている。
黒のストッキングが、目印よ。
うそぶく少女が、週に二日は。叔父のアパートの玄関の前に立ち、
開かれた扉の向こう、脛の透けるほど薄い黒ストッキングの脚を踏み入れてゆくのを。
未来の花婿は、遠目に覗く羽目に遭う。
しきたりはどうやら、その場限りのものではなかったらしい。
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