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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

連れだって歩く、脚、脚、脚・・・

2011年01月11日(Tue) 05:35:25

連れだって歩く、三人の少年は。
思い思いの色のTシャツに、半ズボンやハーフパンツ。
むき出しになったすらりとした脚は、ラインの入ったハイソックス。
色ちがいだが、申し合わせたようにおそろいで。
ひとりは、黒。ひとりはグリーン。ひとりは鮮やかなブルー。
白のラインがくっきりと、映えている。
だれもがおよそスポーツとは縁のなさそうな、スリムな体格で。
むき出しの腕や太ももの筋肉も、女の子のようにしなやかで、
カラフルなハイソックスにきわだつふくらはぎを、競い合うようにすらりと伸ばしている。

とある古びた洋館の。
いちばん奥まった、畳部屋―――
少年たちの口許から洩らされるうめき声は、どこか悩ましげに語尾を震わせていて。
ひとりひとりに取りついた、老婆や年配の男衆は。
思い思いに喰いついた部位から、うら若い血潮を吸い取ってゆく。
ああっ・・・
痛っ・・・
やだ・・・っ
切れ切れな声は、どれもが苦痛や避難を含んでいたが。
決してしんそこ厭がっているわけではないのは、
色とりどりのハイソックスの脚を、吸いついてくる飢えた唇のまえ、
惜しげもなく差し出してゆくことで、それとわかった。

緑って、いいよな。
綺麗に血の痕が染みてるぜ?

そういうキミだって。
こんどは青いやつ、履いてこようかな。

黒は、油断ならないね。
もしかして、それって姉さんのやつ・・・?

う、ふ、ふ。
黙って借りてきちゃった。

足許に、手をやって。
ずり落ちたハイソックスを、時おり引きあげながら。
少年たちは血の気の失せかかった頬に、
愉悦の滲んだ笑みを、よぎらせ合って。
密室のなかでの献血行為に、ひたすら耽り込んでゆく―――


あとがき
あんまり意味が、ありませんよね・・・? (^^ゞ
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