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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

父親の本音。

2011年01月27日(Thu) 07:49:10

妻を息子に抱かせるのって、どう思います?
まがまがしいと、お感じでしょう?
けれどもね。
息子が吸血鬼になって、吸い取る血にこと欠いたとき。
家内はすすんで、息子の相手をしたんです。
わたしもそれを、赦しました。
だって、肉親ですからね・・・
人と吸血鬼とに、分かれてしまったからといって。
ひとり息子を、見捨てることはできないじゃないですか。
息子の食料確保と、寂しさを紛らわせるために。
わたしは結婚して初めて、ほかの男に夫婦の寝室を譲り渡したのです。

けれどもね。
一人許してしまいますと、
前例は二つになり、三つに増えていくものなんです。
垣根の破れた後を、とりつくろうことはできませんでした。
いま、家内がベッドをともにしている男は。
ストッキング好きな変態で。
週にいちどは、やってきて。
さんざん妻の血を愉しんだ挙句、ストッキングを剥ぎ堕としていくんです。
もう・・・なん足破られてしまったでしょうか?
息子のときから感じ始めた、あの妖しいドキドキは。
いまはっきりと、わたしの理性を侵蝕してしまっているんです。


あとがき
前作で気になった、リョウタくんのお父さんの述懐・・・でしょうか?
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