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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

抵抗プレイ

2011年03月10日(Thu) 07:56:39

獣のように迫って来る、男を相手に。
わたしの妻として、三十分もがんばったけれど。
とうとう着衣を乱され、許してしまうと。
そのあと三時間も、彼の情婦としてがんばってしまった。

相性良かったのかしら?
本音がちらとかすめる頬に。
灼けつくような嫉妬に、下腹部がジリジリと焦げるような想いをして。
勝利を獲得した彼は、白い歯をみせてニッと笑って。
奥さん好い身体してるんだね。羨ましいよ。
そういって、握手の手を、差し伸べてきた。

ああいけない。縛っちゃっていたんだよね?
そうじゃなかったら後ろから、ぶんなぐられちまうところだもんな。
男は手ぎわよく、わたしを縛ったロープを解くと、
思わずくり出したパンチを、わざとよけずに顔に受けた。
好い男が、かたなしだね。
鼻血を拭き拭き、頭を抱える男のしぐさに、
妻はこらえ切れずに、噴き出していた。

さっそくつぎの日のことだった。
わたしが勤めに出た後の留守宅に、妻が男を迎え入れるようになったのは。
金曜の夜。
きょうで五回めだという彼を、初めて夫婦のベッドのうえに見出したとき。
パンチをくり出す代わりに、握手を交わし合っていた。
おめでとう。わたしの留守中、いつでも遊びにいらっしゃい。
かたわらで嬉しげにちいさな拍手を送ってくれた妻。
毎晩わたしが帰宅したあとの、あの濃厚な抱擁は。
かれとの情事の罪滅ぼしだったのか?

あの人、女ひでりらしいわよ。
台所で家事をしながら、世間話でもするように。
さりげなく彼のきんきょうを伝える妻。
つぎの日夫婦連れだって、彼の家を訪れて。
きみ専用の娼婦を、連れてきたよって、ふたりを笑わせていた。
あなたのまえで、するときは。
ちょっとは抵抗するからね。
凌辱を愉しむ妻は、夫への礼儀を尽くすように。
だめ!だめ!だめです!いけませんッ!って、
めいっぱい腕を突っ張って、男を拒む演技に熱中して。
それからそのなん倍もの時間、夫の前での情事に熱中する。
あのときよく三十分も、がんばってくれたね。
抵抗プレイを愉しむ妻がみせる、情夫への媚態。わたしへの誠意―――
ああ、やっぱり下っ腹が、ジリジリと焦げてくる・・・
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ありがとうございます。
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コメント

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by -
2011-03-13 日 16:26:53
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ご無事でしょうか?
心配です。
by 舞方雅人
URL
2011-03-16 水 09:52:59
編集

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