FC2ブログ

妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

侵蝕される家庭 ~古屋家の場合~ 3 初吸血

2011年06月12日(Sun) 07:59:31

前作はこちらです↓
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2504.html

洋祐は、ワクワクとした昂ぶりに、小刻みに肩を震わせている。
両親のまぐわいは、終わろうとしない。
父はずうっと、母の身体を抑えつけて。
飼い慣らされた女体となり果てた母は、切なげなため息を洩らしながら、腰のうごきをひとつにしていった。
少年の両肩を抑えつけるように、節くれだった掌がおかれたのにも。
洋祐はうかつにもしばらくのあいだ、気づかなかった。
どうやら男のものらしい、節くれだった掌と。
額に刻みつけられた、深々とした皺は。
男がなん百年もまえから、人の生き血で食いつないできたことを物語っていたし、
なによりも・・・男が自らを干からびさせ、渇いていることの証しでもあった。

夫婦がオーガズムの頂点に達して、ふた色の呼吸が切迫した息遣いを交わし合い始めたそのときに。
洋祐の首すじに、飢えた唇がヒルのように吸いつけられた。
え・・・っ?
ぬるりと這わされたなま温かく柔らかな感触に、洋祐はびくりとしたけれど。
すでに両肩をつかまれた彼は、そのまま身動きひとつ、できなくなっていた。
背中越し、力強く巻きつけられた猿臂のなかで。
欲情にふくれあがった赤黒い唇には、ひときわ力が込められる。
ちゅう・・・っ。
じゅる・・・っ
生き血を吸いあげる、かすかな音も。
ヒ・・・っ。
引きつるような、かすかな叫び声も。
お互いをむさぼり合う夫婦の耳には、届かなかった。

その場に倒れ伏した洋祐の身体に、男の影が影絵のように、折り重なった。
下になった人影は、ちょっとだけ抗いの姿をみせたものの。
すぐに静かになって、あとは押し殺すような、吸血の音―――

つづきはこちら↓
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2528.html
前の記事
桜色のストッキングを穿く女
次の記事
純愛

コメント

こんにちは
「まぐわい」妙にこの言葉に反応してしまいました(・・*)ゞ

柏木様  血の味で血液型がわかるようなら素晴らしき吸血鬼ですわ。

酸っぱいとか甘いとか苦いとか辛いとか・・・そんな単純な味ではないのかもしれないけれど。

若い人妻は甘くて熟女は苦いなんて決め付けてはいけませんわよ。
熟女は芳醇な赤ワインの味・・・おっとワインは危険だったわ。

さて・・・何色のストッキングにしましょうか。
柏木様はブラックをお望みなのかしら。
桜草は桜色・・・真っ白ではないほのかな桜色でお伺いしたいわ。

いかが? 触手が伸びます?
by 桜草
URL
2011-06-12 日 14:02:12
編集
>桜草さま
おはようございます。
詳細はすぐ↑の、描きおろしでどうぞ。^^
桜色のストッキング、ついそそられてしまいました。(^^ゞ
by 柏木
URL
2011-06-13 月 07:28:40
編集
>桜草さま
&衝動的に、もうひとつ♪

http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2529.html
by 柏木
URL
2011-06-13 月 08:17:46
編集

コメントの投稿

(N)
(B)
(M)
(U)
(T)
(P)
(C)
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
http://aoi18.blog37.fc2.com/tb.php/2526-1162ed24