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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

母さん、レイジのことどう思う?

2011年07月11日(Mon) 07:10:21

狙っているだろ。
え?
だから、狙っているだろ?
母さんのことを・・・そういいかけてさすがに、コウタは息を呑み込んだ。
幼馴染が自分の母を狙う なんて。
やっぱり口にするのは、ためらわれたから。

ああ・・・まあな。
いっしょに歩いているレイジは、ちょっと照れくさそうに下を向いた。
まるで、好きな女の子を友だちに言いあてられて冷やかされたような雰囲気で。
ちっ。
コウタはわざと聞こえるように舌打ちをすると。
幼馴染の耳もとに唇を近づけて、信じられないようなことを口にした。
―――取り持ってやろうか・・・?

いいの?
思わずふり返ったレイジの、しんけんそうな顔つきに。
こいつ・・・飢えている。
とっさにそう感じた。
吸い殺したりしないって、約束してくれよ。
指きり、げんまん。
レイジは吸血鬼だった。
でもこうやって約束してしまえば、だいじょうぶ。
仲良しのユリカちゃんを紹介した時だって、そうだった。
さいしょはべそをかいていた彼の稚ない恋人は。
お気に入りのハイソックスの脚をじぶんから差し出して、
バラ色のシミがみるみるひろがるようすに、無邪気にはしゃいでいたのだった。

母さん、レイジのことどう思う?
え?
だから、レイジのことどう思う?
どう思うって、どういうことよ。
だから・・・
決まり悪そうに言い淀んだコウタは、
母に気づかれないように、自分の足許をちらと見おろす。
スラックスの下に隠れた、薄いナイロン地のハイソックスは、びりびりに裂けていた。
いつものさ、あのふらっとした感覚があれば・・・うまくしゃべれるかな。
そういう彼の足許に、幼馴染はもの欲しげな唇を、ためらいなく吸いつけたのだった。

ひとりでに。
唇がうごいている。
―――レイジのこと、母さんは女としてどう思う?
えっ。
―――抱かれて欲しいんだ。彼に。あいつ、母さんのこと好きだっていうんだもの。

数時間後のことだった。
―――レイジくんを、ここに連れて来て頂戴。今、すぐに。
え・・・?
信じられないという顔になった息子に、母親はおっとりとほほ笑んでいる。
―――だいじょうぶよ、お説教してあげるんだから。
けれどもじっさいに、半開きになったふすま一枚向こうの居間でくり広げられているのは。
母の予告とは裏腹なことだった。

いけない、いけないわ。
でも・・・でも。いちどだけ。
そぅお?いちどだけでもいいの?
うん・・・まずはいちどだけ。コウタのやつも、悪い気はしないだろうから。
自分の名前を出されて赤面するコウタのことを、どこまで感づいているのだろう?
母子ほどの齢の差がある少年に迫られながら、その口から洩れた息子の名前は絶大な効果を持っていた。
母は目をつぶって、受け口になっている。

畳のうえに正座したまま、幼馴染の唇を。
男女の交わりのように受け容れていく母親に。
どうしてこんなに、ドキドキしてしまうんだろう?
父さんがいないあいだのこととはいえ、
母親を売るようなまがまがしい行為を咎めかけた良心が、どこかに溶けるように消えてゆく。
唇が、せめぎ合っている。応じ合っている。
そんな・・・しつけに厳しいあの母さんが。
うっとりと閉じられた瞼に女を感じて、
コウタはいつしか、ズボンのなかが勃ってくるのを覚えていた・・・

どうだい?母さんちょっとはゆるくなったかい?
ふり返るコウタの視線のかなた、レイジがいつもの親しげな顔で近寄って来る。
いいや、ダメだよ~。やっぱりしらふのときには、厳しいね。
しらふのときは、っていいながら。
そうじゃないときの母の痴態が、羞ずかしいほどあからさまに、想像力の視界をよぎる。
それでいいんじゃないのか?
お袋さんはどこでだって、厳しいものなのさ。。。
そううそぶくレイジはどうやら、母親にしかられたあとらしかった。
あんまり同級生の子に手を出すなって、言われちゃった。(^^ゞ
頭を掻くレイジを、コウタはどやしつけていた。
おまえ、またユリカの血を吸っただろ~!
呼び捨てにするようになった仲良しのユリカちゃんとは、結納を交わす間柄になっている。
けれども彼はきっと、評判の美人であるユリカに、手を出しつづけることだろう。
ちょうど・・・コウタの母のスカートの奥を、まさぐるように。
すっかり色気づいた幼馴染をどやしつづけながら。
コウタはふたたび、ズボンのなかに逆立って来るものをおぼえていた。
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