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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

家を抜け出す少女たち

2011年08月04日(Thu) 04:55:58

夏場といっても、寒冷地になるこの村では。
明け方ともなると、肌寒い。
家から抜け出してきた少女たちは、セーラー服の夏服だったが、
真っ白な上衣と濃紺のプリーツスカートの下は、
防寒のためか、申し合わせたように黒のストッキングを履いている。

あっ、さよりっ。おはよう~。
一人の子が仲良しに手を振れば、
脱けてこれたのー?
手を振られた少女も、抱き合うばかりに両手を広げて歩み寄って来る。
白い脛がなまめかしく透けた黒ストッキングの脚を、見せ合いっこしたりして。
くすぐったそうな忍び笑いを、交わし合って。
行こ。
行こ。
顔見合せて、つま先を向けるのは。
村はずれの、雑木林―――

サイテーね。パパったらっ。
いきなり娘の首すじに噛みついて血を吸おうとしたお父さんに、
さよりはプンと膨れてそっぽを向いて。
叔父さま、こっち♪
背伸びをして三つ編みのおさげを揺らす加奈子は、母の弟を呼んでいた。
三人娘のなかでいちばん地味な孝枝まで。
生真面目そうなそばかす顔を、赤らめて。
オイ、ストッキングの脚吸ってもかまわねぇか?
お父さんよりも年配なごま塩頭のおじ様に、こくりと頷き返している。
くすぐったいのは、やぁよ。
って、お願いしたのに。
おじ様のまさぐる掌と、よだれごと這わされるべろに。
きゃっ、くすぐったいよっ。
少女ははしゃいだ声を、はじけさせている。

パパに襲われているさよりは、時おりばたつかせる黒ストッキングの脚だけを覗かせて。
叔父の相手をしている加奈子も、さっきから身を淪(しず)めた草むらを、がさがさいわせていて。
手近なベンチにお行儀よく腰かけた孝枝は、
まさぐる掌がよじれさせてゆくストッキングの、ふしだらな皺に戸惑いながら。
懸命に声を、抑えている。
ね。ね。おじ様?これね。大人用のやつなんだよ。
ほら、見て。灯りに当てるとちょっぴりだけど、いやらしく光るんだよ。
少女の囁きの下。
静かに輝く街灯の下、照らし出された黒のストッキングは、
清楚な制服のスカートには不似合いな、妖しい光沢をよぎらせている。

一人は、脱がされたストッキングをぶら下げて。
ひとりは、派手に裂け目を走らせたストッキングを、履いたまま。
もうひとりは、破けたストッキングを、気前よくあげちゃって。
なまのふくらはぎを、朝陽に堂々と、さらけ出していた。

差し伸べる加工070827 053 2
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