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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

賢婦人のもてなし。

2011年09月20日(Tue) 07:55:12

漆黒の喪服に、手をかけて。
掴まえた両肩、よじる身を。
力まかせに、抱きかかえて。
喪服の襟首から覗く、白い首すじに。
容赦なく埋めてゆく、鋭い牙。

ああああっ。
苦悶の呻きに、しかめ面。
未亡人は、夫の仇敵の夜伽を強要されて。
一滴余さず吸い取られる恐怖を味わわされる。
けれどもやがて、
痛がる叫びは甘美な喘ぎにすり替えられて。
夫の仇敵は、愛する情夫へと姿を変える。

こんな齢で・・・恥を見せられて。。。
女は戸惑い、羞じらうが。
男は喪服の胸をまさぐり、すそをたくし上げてゆく。
夫を弔うために脚に通した、清楚な黒のストッキングは。
みるみるうちに、淫靡な輝きをよぎらせてゆく。

惜しげもなく破らせてしまった、黒のストッキングを身に着けたまま。
脛の白さをあらわにした裂け目を、いとおしむようになぞっていって。
ためらいもみせずに、それを脱ぎ捨てると。
女はイタズラっぽく笑みながら、黒の網タイツに穿き替えていく。
楚々とした白い脛を、娼婦にふさわしい淫猥な彩りで染めるため。

さいごの一線は、取っておきましょ。
あのひと、あとなん日かで家に戻ってくるのでしょう?
妾の血を、ひと口だけ愉しませて。
そのあと貴男に、抱かれていくの。
悔しがるかなー。愉しんじゃうかなー。
たぶん後者だろう。賢察はきっと、はずれない。

未亡人となったその日から。
夫の身代りになって、その悪友の飢えを満たしていった女。
賢夫人のほまれも高かった、そのひとは。
たぶんその評判どおりに、振る舞っていた。
われとわが血潮を、過不足なく客人の渇きに供して。
棲む世界を変えた夫にさえも、新たな歓びを与えてゆく。
破倫の床と蔑(なみ)されるはずの、貞操破りの夜。
夫はそれを祝福されるべき新床と呼んでいた。
ふたりの男を、癒す女は。
きょうはどちらの男のために、脚に通すのだろうか。
清楚に映える、黒のストッキング?
淫靡に輝く、網タイツ?
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