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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

女吸血鬼の唇

2011年10月26日(Wed) 08:09:25

白いうなじに吸いつけられた、赤黒くただれた唇は。
ひと晩じゅう、ヒルのようにうごめきつづけて。
彼女の生き血を、吸い尽くしていった―――

一週間後の夜。
恋人同士として愛し合ったあの肢体が、
ふたたびわたしの身体に、ツタのように絡みついてきて。
あのうっとりとする唇が、わたしの血を吸いはじめた。
彼女の干からびた血管を、自分の血で潤すことに、
わたしは夢中になっていた。

俺の血なんか、似合わないだろう・・・?
そういってふり返ると。
ジュースのストローを咥えた彼女は、夢見るような視線をさ迷わせて、こういった。
ピンクの口紅を刷いた唇で、謡うような声色で。

う~ん、ずうっと宿していたいな。
こんどはあなたの身体に、女のひとの血をめぐらす番ね。
妹さん、お呼びなさいよ。
手伝って・・・あげるから・・・
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なんにも浮かばないなぁ。(^^ゞ
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短文 ~同性愛~

コメント

ありがとうございます!
ピンクの唇が淫靡で素晴らしいですねぇ。
私の周囲にはあまりピンクを好む方が居ないのでより一層感じるものがありました。
リクエストに応えていただき、ありがとうございます!
by ghosx
URL
2012-01-02 月 20:13:32
編集
>ghosxさま
血を吸った男の身体を、べつの女の血で満たしておいて。
その血が男のものになり切ったとき、女はまた、男の首筋を噛むのでしょう。
ピンクを刷いた唇を、真紅に染めて・・・
by 柏木
URL
2012-01-03 火 09:13:54
編集

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