fc2ブログ

妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

密室の落花狼藉

2011年11月03日(Thu) 11:09:11

戸惑いながら抑えつけられていった、床のうえ。
誘い込まれた小部屋には、甘美な誘惑が待っていた。
こんな世界に、足を踏み入れてはならない・・・
理性は胸の奥、あきらかにそう叫んでいたけれど。
ハイヒールの脱げたつま先は、陶酔に引きつって。
拒み姿勢もあらわな足許は、薄墨色のナイロンの淫靡な輝きに彩られていた。
惑いながら。吐息しながら。悶えながら・・・
女はどこまでも、堕ちてゆく。
蜜のように甘い、アリ地獄のるつぼへと。 110428 (2) web
前の記事
解き放たれた少女
次の記事
あずま屋

コメント

コメントの投稿

(N)
(B)
(M)
(U)
(T)
(P)
(C)
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
http://aoi18.blog37.fc2.com/tb.php/2687-3e6edcaa