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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

都会の名門校 ~自ら咬ませる娘~

2012年02月06日(Mon) 07:43:21

おじ様、待ちました?
礼儀正しい感じのその娘は、
抜けるように白い頬に、かすかな血色をよぎらせて。
黒く大きな瞳で、俺を見た。

しつけの行き届いた娘らしい。
いまどき流行らない長めのスカートのまえ、お行儀よく手をそろえて、
きちんとしたお辞儀を、かえしてきた。
近づいてくる人の気配にあわてて立った座椅子を、
改めてすすめてやると。
俺が真向かいに座るのを見届けてから、
ゆっくりと腰をおろしてゆく。
スカートに手を添えるそのしぐさまでが、教えつけられた美しさを備えていた。

ハイソックス、履いてきましたよ。
娘は自慢そうに、脚を伸ばしてみせる。
チェック柄のスカートの下、真新しい白のハイソックスの生地が、眩しく輝かせていた。
ちょっぴりイタズラっぽく笑んだ頬が、含羞を秘めていた。
これから受け入れなければならない羞ずかしい遊戯を、意識の向こうに追いやるように。
娘はすでに、知っている。
校名の頭文字をあしらった、白のハイソックスに。
劣情に満ちたよだれを、たっぷりしみ込まされてしまうということを。

このあいだみたいに、薬はよしにしてくださいね。
あくまで無邪気に明るい口調を、心で支えているようだった。
あんまりかわいそうだから・・・と。
娘が恥辱にまみれることを、気遣って。
食卓においたお茶に、母親が混ぜたものだった。
なごやかなまどろみに気を失った少女がうつ伏せになる、じゅうたんのうえ。
俺はそろそろと、制服姿の足許に身をにじり寄らせていって。
ツヤツヤと輝く真新しいリブが、鮮やかなカーブを描くナイロン生地ごしに。
少女のふくらはぎを愉しむ特権を、行使していた。

きょうは、じぶんの意思で来ましたから。
古風な三つ編みに結った黒髪に挟まれた、
めいっぱいの笑みをつくった、いじらしい頬。
俺は目にもとまらぬ早業で、娘の頬に接吻をすると。
さすがにたじろいだ制服姿を、座椅子に抑えつけるようにして。
太ももに片腕を寝かせ、もう一方の掌で足首を片方、抑えつけて。
ぬるり・・・
飢えた唇を、吸いつけていった。
熱く這わせた唇の下。
ハイソックスのリブが、じょじょにふしだらなねじれに、歪んでいく。

娘の見おろしてくる視線が、痛い。
声をあげまいと、必至にこらえているらしい。
小刻みな震えが、抑えつけた太ももや足首から、伝わってきた。
けれども娘は、目いっぱい伸ばした脚を、みせびらかすようにして。
虚勢というにはいじらし過ぎるほどの従順さで、
通学用のハイソックスに、いやらしいよだれを、しみ込まされてゆく。
足許をキリリと引き締めている制服の一部に、劣情を帯びた粘液が。
ぐちゅぐちゅと下品にねばりつき、真新しいナイロン生地を、濡らしていった。

きみはまだ知らないのだろう。
あのあときみのお母さんが、娘を売り物にした謝罪のために、
白のハイソックスのままうつ伏したふくらはぎの、すぐ傍らに。
肌色のストッキングに包まれた脚を、うつ伏せにして。
飢えた牙を根元まで埋め込まれ、淡い血しおをほとばせながら。
高価な薄手のナイロンを、咬み破られていったのを。
きょうは、きみの番――
俺はおもむろに、唇の裏側に隠した牙を、きみの目に触れないように、あらわにする。

べそをかいているね?
いいえ、平気です。
娘は意地を張るように、そう応えて。
ポケットに忍ばせていたハンカチで、さっとすばやく涙をぬぐっていた。
家まで送る。
先に座を起って、差し伸べた手を。
娘は優雅に、握り返した。
穿き替えないで、いいかしら?
すこし照れたように見おろす足許は、
いちどずり落ちたハイソックスが、ふたたびきっちりと、ひざ小僧のすぐ下まで引き伸ばされていたけれど。
あちこちつけられた穴ぼこの周り、赤黒いシミは、隠しようがなかった。
だいじょうぶ。俺が何も言わせないから。
白昼堂々と、白のハイソックスに咬み痕を滲ませた制服姿を、エスコートする。
赤黒く染まったハイソックスを履いたまま、独りで家路をたどらせるのは、かわいそうだから。
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