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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

三十分後。

2012年02月17日(Fri) 05:55:01

飲み屋で意気投合した吸血鬼に。
家族の生き血を吸わせてやると、約束をして。
連れて帰った、真夜中の家。
おしゃれしておきなさいと妻に電話をかけたのは。
綺麗な服を汚したいって、仲良くなった彼にせがまれたから。

「ようこそ」
にこやかに出迎えた、スーツ姿の妻は。
三十分後。
妻はわたしと同じ咬み痕を首すじにつけられていて。
ストッキングを破るなんて、失礼ですよね?って、言いながら。
ツヤツヤ光る肌色のストッキングを穿いた、もう片方の脚も、自分から差し出していた。

「息子です」
週末の朝、夫婦の寝室から三人で出てくると。
息子は白い歯を見せて、爽やかな笑顔ではじめまして、とお辞儀をした。
デニムの半ズボンの下。
白地にグリーンのラインが二本入ったハイソックスの脚に、彼はまじまじと見入っていた。
三十分後。
ソファからすべり落ちてその場にへたり込んだ息子は、
赤黒いシミを撥ねかせたハイソックスを、けだるそうに引っ張り上げて。
せっかくだからもっと愉しんでよ・・・っていいながら。
もう片方のハイソックスに、じわじわよだれをしみ込まされていった。

「娘です」
ほら、はじめましてって仰い。
妻に促された娘は、はにかみながらお辞儀をして。
三十分後。
きゃ~。血を吸われちゃうっ。
はしゃぎながら、いやいやを繰り返しながら。
お気に入りの黒のオーバーニーソックスのふくらはぎに、
飢えた唇を、なすりつけられていった。
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